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続・ハンドサイン

「ついに明日かーライブ」

「ずっと楽しみにしていたぜ」

ライブが楽しみなのはもちろんだがなにより推しに会えるのがマジで楽しみ

「色々準備してと…」

「ライブ!ライブ!ライブ!」


バコーン

なんか外が騒がしいな

「ちょっと見てみるか」


ガチャ

「え?」

そこにはなんと…隕石があった

「気になるな」

「とりあえず能力で僕のクローン作って行かせてみるか」

「よいしょっと」

「あそこ行ってもらえる?」

「わかった」


トコトコ…

「うわっ熱!」

「俺じゃなきゃ死んでたよ」

「まあ多分さっき降ってきたから熱いのは当たり前か」

「でなんかあるな。それを持って帰っていくか」

「文字書いてあるけどわかんねーな」

「あとは…」

「ピッケル作って隕石の一部を取るか」

「よいしょ」


カンッ!カンッ!

隕石の欠片を手に入れた!


「よし帰るか」

トコトコ…


「戻ったぞー」

「早かったな」

「なんかあったのか?」

「ええと”なんか文字が書いてある”ものがあった」

「あと隕石の欠片も取ってきた」

「いいね」

「文字が書いてあるもの見せて」

「はいどうぞ」

「ええと」

「なに?!」

そこにはなんと…日本語が書いてあった

「どうした?」

「読めるかも…」

「嘘だろ?すげぇーな」

「隕石の欠片持ってていいからもう戻っていいよ」

「はいよ」

「じゃあ明日に向けて早く寝るか」


早く行きたいなー

推しに早く会いたい!

そう考えると寝れなくなってきた

「さっきの日本語が書いてあるものを読んでみるか」

「んーと…なるほどなるほど」

魔法の情報が書いてある!解読したら使えるかな?


30分後…

「よし解読できたぞー」

テッテレー!LEVEL UP

「うわーまただ」

レベルが上がったことにより魔法を覚えました

「おおじゃあ魔法使えるってこと?やったなぁ」

「なんかずっと解読してたら眠くなってきた」

「おやすみー」


zzz…


翌朝


おっしゃー今日はライブ!楽しむぞー

でも眠い…まあそのうち眠気も覚めるでしょ

さごはん作って食べよう


パンにサラダ、ハムを挟んで…

はいサンドウィッチの出来上がり!

「いただきます」


ハムハム…

「ごちそうさまでした」

「さーて時間も迫ってるし早く行くか」

今日のライブ楽しみすぎるだろ!まあ前回行ったとき推しができたからかなー

「よっしゃーテンション上がるなぁ!」


「おい」

「なんだよクローン」

「クローンっていうのより新しい名前付けてくれよ」

「え?」

「あーそうだなクローンっていうのもなー」

「うーんじゃあ…ルシファーとか?」

「いいじゃねーか!気に入った!」

「よかったよ」

「で僕は急いでるから」

「おう!」

「じゃあ俺は寝るか」


走る!走る!めっちゃ早く行ってグッズを買う!金は推しに貢ぐぜ!

「えっほ!えっほ!」

「マジで全然運動してなかったからめっちゃ疲れる」

「今度筋トレでも始めようかな」

「タイトルはドルオタ筋トレを始める編ってね」

メタいな


よし着いたな

「早く買おう!」

「ええとグッズ売り場はどこだろう?」

「地図見てみよう。ええと…ここか」

「ここを右に行って、真っすぐ行って、右に行けば着くか」

まあ歩いて行くか…


トコトコ…

で僕がなんでフブキちゃんを推しているかというと…

彼女がタイプなのがもちろんなんだが…彼女がストーカーされていてかわいそうだと思ったからだ。あのとき悲しそうな顔をしていた。きっと不安なんだろう。

だから僕が少しでも力になりたい!


「ここか」

「なにがあるのかな?」

「ええとサイリウムにタオル」

「色々あるな」

「一応フブキちゃんのやつグッズをそろえるか」

「これと、これと、これにするか」

「あとこれも」

「会計するか」

「合計10点で7000です」

「これで」

「ちょうどいたたきます」

「ありがとうございました」


「あと1時間で始まるのか」

「まあそれまでうろついていよう」

「なんかトイレ行きたくなったな」

「急ごう」

えっほえっほ


「あ痛て」

「ああすみません」

「いえこちらこそよそ見していたもので」

「急いでるので失礼します」

「ええ」

なんか焦ってたな…なんかあったのかな?

まあいいや

トイレに行かないと…やばい漏れるー


ジャラー

「あースッキリー」

「さてそこら辺うろうろしてよう」


トコトコ…

「あ痛て」

「ごめんなさい」

「ってさっきの人じゃないですか」

「すみません色々落としちゃいましたよね」

「手伝います」

「いえ大丈夫です」

「え?でも…」

「本当に大丈夫なんです」

「そうなら」

「すみませんでした」

「では」


さっきは荷物持ってなかったよな?気のせいか?

まあいいや


あやべっもうすぐ時間だ!早く行かないと…


タッタッタ…

「ふー間に合った」

「さてさてもうすぐで始まるのかな?」


「みんなー来てくれてありがとー」

おおおー-


そんなこんなで時間が過ぎ握手会の時間になった

握手するのはもちろん推しのフブキちゃんだ!まあ今のところ僕しかいないから握手し放題だな


「また来てくれたんですか?」

「まあ」

「うれしいです」

「僕、今長期休みなんで時間があって」

「もしかして学生さん?」

「はい」

「そうなんですか!実は私もなんです」

「え?もしかしてそこの学校ですか?」

「はいそこにあと2か月くらいで入学するんですよ」

「え?同じだ!僕も入学するんですよ」

「じゃあ同い年ってことですね」

「そうですね」

「クラス同じだといいですね」

「ええそうですね」


そんなこんなしてるうちに時間は過ぎ終了に近づいた

「次も来ていただけますか?」

「ええもちろん」

「今日はありがとうございました」

「こちらこそありがとうございました」


トコトコ…


「帰っちゃった」

まえも思ったがあの時間がずっと続けばいいのになぁ

彼と話すとなんだかずっと話してたくなる。きっとそれは彼と話しているときだけは不安がなくなるからだ。

それはつまりストーカーの不安だ。ストーカーはまだあるが彼がいることで彼が私にストーカーに立ち向かう勇気くれている気がする。

「彼に早く会いたいなぁ」


トコトコ…

「あー次も必ず行く」

推しに会えると僕はめっちゃ嬉しい!

僕が会うと嬉しいように彼女がストーカーの不安がなくなれるよう力になれたらと思う。彼女が安心できて幸せならいいのさ。僕はそれだけを望んでる


それから僕はライブに行きまくり2か月がたった

「あと1週間で入学か」

「色々準備しないといけないから面倒だな」


「おいお前少し時間はあるか?」

「まああるけど」

「こっち来いよ」

「うん」

「でなに?」

「これどうすればいい?」

「これは…ルシファーが持っていた隕石の欠片じゃないか?」

「それがどうしたんだ」

「いやさ…これなんか有効活用できないか?」

「あーなるほどね」

「なんかいい案あるか?」

「食べれば」

「は?何言ってんだこいつ」

「いやさ…隕石って未知のパワー持ってるからさ食べたらなんかパワーもらえないかなって」

まあ適当に考えた嘘なんだけどね

「ふーんそういうことか」

「じゃあ僕はあっち行ってるわ」

「おう」

「どうやって食べるか?」


よいしょと

で今からなにをするって?

「推し活だ☆」

よろしければ評価をおねがいします。




面白かったらブックマーク・感想をよろしくお願いいたします





応援等していただけると幸いです。




今後ともよろしくお願いいたします。

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