不明
あれから1年が経ち僕は入学する時期になった
そしてなにより儀式が行われる
自分の能力がわかるようになる!やったね!
「今日はブルーノの儀式だ!お父さん泣きそうだよ」
「大げさだよ」
お父さんはいつも通りだった
ただ僕はなんだかワクワクしてきた!
「よしこの洞窟のなかで儀式するんだぞ」
「へぇー」
「中に偉い人がいるから話をしっかりきくんだぞ」
「え?お父さん来ないの?」
「この儀式の掟でお父さんは行けないんだ」
「なるほど」
「じゃあ行ってくる」
トコトコ…
「こんにちはブルーノくん」
「こんにちは」
「私はロマンス神父です」
「今日は、よろしくお願いします」
「はい。よろしくお願いします」
このロマンス神父は城下町のシャーク教会の神父だ
城下町では有名らしいが僕は城下町に行ったことがないからわかんねーな
「この奥でやります」
「はい」
テンション上がってきた
「これから始めます」
「よろしくお願いします」
「天にまします我らの父よ」
え…これってキリスト教の祈りの言葉じゃないの?
てことはこれを教えた別の転生者がいるってこと?どんな人なんだろうか
「この者の能力を教えてくださいませ」
・・・
「これは…この者はいったいなにものなんだ?」
「今…け……お…か?」
「今、なんて言いました?」
「あっいやなんでもないよ…」
「それより僕の能力はなんですか?」
「あっいや私にはわからないようだ」
なんか隠してるのかな…まあいいや
でも能力がわからないかー
テンション下がってきた
「では終わりにしましょうか」
「はい。」
「ありがとうございました」
「はい。ありがとうございました」
洞窟を出ようとしたとき、神父がニヤッとしていた
僕は寒気がし早く帰ろうと考えた
タッタッタッタ…
僕は走って帰った
「ただいまー」
「おかえりなさいませ」
「ってルビーさん」
「あれ?お母さん達はどこに行ったんですか?」
「3日ほど教会にいるらしいです」
教会と聞いたとき少し寒気を感じたのは気のせいだろうか?
「どうかしましたか?」
「あっいえなんでもないです!」
僕は顔が赤くなっていたと思う
顔を赤くしてるのかわいい
ブルーノ様はこういうところがあるから推したくなる
絵に残しておきたいと思っちゃう
ふふ…やっぱいい
「明日は学校初日ですね」
「はい。とても楽しみです」
「途中まで送りますからね」
「ありがとうございます」
そうこうしてるうちに夜になり、ルビーさんの料理を食べたがとてもおいしかった
その後シャワーを浴びベットに行った
「明日は楽しみだなぁ」
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