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囚われたお姫様の救出その1

フブキちゃんが帰って1時間したとき

ピンポーン!

「はーい」

ガチャッ!

「あなたひょっとこさんですね」

「あっはい!」

「私は騎士警備隊ですが…」

騎士警備隊とは犯罪を取り締まることを仕事にしている騎士隊である

「僕になにか?」

「はいあなたを事情聴取させてもらいます」

「え?えええええ」

「って本当ですか?」

「嘘つくわけないでしょ」

「こ…これは任意ってことですか?」

一度言ってみたかった。昔ゲームでそういうシーンがあって一度でもやってみたかった


「ええ。そうですが今行かないと大変なことになりますよ」

「ええと罪はなんですか?」

「フブキさんを誘拐した罪です」

「ふーんフブキちゃんね?ってえええ?フブキちゃん?」

「はい」

「僕、誘拐してないですって。てかなんで疑われてるんですか?」

「ここを出てったところを見た人物がいるんです」

「でそこが最後の目撃なんであなたが疑われているのです」

「物的証拠ないですよね!それだけで僕を疑うんですか?」

「あなたが正体不明の人物だからですよ。疑われるのは必然じゃないですか」

あ!そういえばそうだった。僕って名前を偽って顔隠していたんだった。考えてみれば僕って怪しいか。なにも言い返せない


でもフブキちゃん誘拐されてるのか。助けに行きたいけど…捕まりそうだしなぁ

どうしたものかな…どうにかして助けたいけどなぁ。留置場に行ったら身動き取れないし…

捕まるしかないのか


「わかりましたよ。ついていけばいいんですか?」

「はいでは行きましょう」

「おい兄弟ー--!」

「ルシファー!すぐ戻ってくるから」

「ヴィクトリア!家の留守頼む」

「了解です」

「行きますよ」

「はい」


そして捕まり留置場に来た

たぶんこの感じだと取り調べとかやんのかな。早く出たいな。

早くフブキちゃんを助けに行きたい。今はそれだけだ。最善の策を考えよう

策その1能力を使って脱出する!だがここは完全な密室空間だからどうやっても脱出できない。だからこの策は没だな。

だが時間を待ってられない!つぎの策だ!策その2カギを盗む!だがそれだと見つかったら完全に刑務所ムショ行きだ!もっと安全に早く出られる方法を考えよう。

早く助けないと俺の推しフブキちゃんが何されるかわかったもんじゃない!もっと早くだ!早くいかないと…

というか今思ったんだがここってどこなんだ?留置場って以外なにも知らないんだが…


「取り調べしますよ」

「はい」

やっときた。もう取り調べで身の潔白を証明しないとだな。身の潔白を証明して早く出られるようにしないと…

「ついていけばいいんですか?」

「じゃあついてきてください」

「わかりました」


取り調べ

「あんたがやったんだろ!」

わーお口調が変わってる。取り調べになると口調が変わるタイプなんだ。だがやってないことを絶対に証明しなくては

「やってませんて」

「あんたを見たって言った人がいるんだよ」

「状況証拠だけで僕を犯人と判断するのはやめてください」

「たしかに状況証拠だけだがこれからどんどん証拠が出てくるぞ」

「いいですよ。僕はやってないんで証拠なんて出てこないですけど」

「嘘だな。あんたはやっている。さっさと吐けよ」

自白させようと必死にやってる。こっちも全力で身の潔白しねぇと

「やってませんて。なんで僕はやってないのに吐かないといけないんですか?」

「やったんだろ。見たって人がいるんだよ」

「さっきからそればっかりじゃないですか。物的証拠があるんですか?ないいんですよね」

「あなたこそ物的証拠を出せとしか言ってないじゃない」

「まあたしかに。じゃあどうしたらいいんですか」

「あなたが自白すればいいんだよ」

「自白って言ってもやってないものはやってないんですって」

「じゃあ家宅捜索でもやればいいじゃないですか」

「それはもうやった」

「え?」

「あなたのためと言ったら住人の方がいいといってくれた」

「兄弟のためだったらいいと言ってたな」

「ルシファーか。僕のためにしてくれたんだな」

「ありがとうな。ルシファー」


「このままだとあなたが犯人ってことになるぞ」

「身の潔白を証明すれば出してくれるんですか?」

「まあ真犯人が出てくればだがな」

「真犯人持ってくればいいんですか?」

「できればの話だがな」

「じゃあそれやるためにここ出してもらえますか」

「だめだ」

「じゃあ監視つければいいじゃないですか。監視して身の潔白すればいいですか」

「嘘ではないな?それほどやってないってことか」

「じゃあ出してやる。監視もつけない」

「って本当ですか?」

「ただし3日以内に真犯人を見つけてこい。それが条件だ」

「わかりました。3日以内ですね!それだけあれば十分だな。よし!その条件飲みます」

「よしじゃあ出してやる」

「ありがとうございます」

よし!囚われたお姫様の救出だな!待っててくれ今助けに行くからな!



私は今囚われている。ひょっとこくんの家を出てすぐのところで誘拐されてしまった。犯人の目星はついてる。ずっと私をストーカーしてる人だろう

「やっと起きたか?」

「あなたストーカーさんですか?」

「そうだよ」

「なんで私を誘拐したんですか?」

「君が教会にいい影響を与える存在だからだ」

「教会?」

「そうだよ」

「いまとある町を乗っ取ってる教会だ」

「まあ君には関係ないけどな」

「しかし君はそんなに恐怖してないが」

そうだ私には彼がいる!彼が私に勇気を与えてくれる

「まあいいが。君はここで少し住んでもらう」

「ここで?」

「そうだ」

「わかりました」

まあ彼が来るまで気長に待っていよう

よろしければ評価をおねがいします。




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