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かっこよくなりたい

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zzz


ピリリリ…

アラームの音が鳴る


「ああああもぉおー-」

朝のだるさが僕を襲う

そして寝たいという気持ちを抑えてシャワーに行く


「うぁああー-ってなんだよ冷てぇな」


「なんだこれ15℃じゃねーか」


「いつもの温度に直してと…はいOK」


「ああぁああー気持ちいいなぁー-」


シャワー浴びふと時計をみる

「ん?ってあああああああ!」


「もう学校行かねぇとヤベェ時間じゃねぇーか!」

そうもうやばいのである。とにかくやばいのだ


「やばい!やばい!やばい!やばい!」

今、僕は走っている

学校は家から歩いて15分ほどで登校時間は8時40分

今の時間はなんと…8時37分

どーしてだよぉー


「そう僕は昔から不幸体質だ!うん泣きたくなるね!」

そう言っていると木にぶつかってしまった!

「あああああああ痛~い」

うん泣きそう!


「って考えている場合じゃねぇだろ!僕!」


「走れ!走れぇー-」


なんと着いてしまった

今の時間なんと8時39分!

多分メロス並みに走ったと思う!まあでも着いてよかった

あとは教室にいくだけ…


キンコンカンコン

無情にもチャイムが鳴ってしまった…

「ショボーンって感じだよ…」


教室に入り担任に心配される

「おい鯉渡!なにかあったのか?」


「アラームの時間を間違えてて…」


「なんだよかったよ!何か事件に巻き込まれてなくて本当によかったぞぉ…」


「大げさですよ」


「いや無事だったらいいんだ」


席に座り隣の人に話しかけられる

「ねぇ龍成くん大丈夫だった?」

藤原紗季さんだ


「うん大丈夫だよ」

心配されて情けなく思う


そんな情けない僕はかっこいい存在になりモテモテになりたい!という夢がある

こんな不幸体質で情けない僕だからこそ今の自分を変えたい!


そんなことを思っていると時間は流れ下校時間になった

「一緒に帰る人も居ないしいくか!」


トコトコ…


いつも考えることがあるそれは…

どうやったらかっこいい存在になれるのかと

「やっぱ体を鍛えるか?それとも精神を鍛えるか?」


そんなことを考えていたら前から車が来るのが気がつかなかった…

「え?」


バコン!車が突っ込んできた!

「は…腹が痛い!さ…寒気もする!」

「痛い!頭がジンジンと痛みが来る!」

「うああああああああ」


翌日の朝


テレビを付けると衝撃が来た

「え?」

「昨日、道路にて飲酒運転した車にはねられたとして鯉渡龍成さん18歳が亡くなりました」


現実が受け入れなかった


私は彼が好きだった

彼の仕草、格好、何より性格が好きだった

そんな彼が亡くなったことに受け入れなかった…




「ここは?」


よろしければ評価をおねがいします。




面白かったらブックマーク・感想をよろしくお願いいたします





応援等していただけると幸いです。




今後ともよろしくお願いいたします。

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