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ニクのカタマリ  作者: 丹空 舞


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17/20

チャッピー ソノ7

>今日のところは、

>全力で走りきったチャッピーを、

>ちょっとだけ褒めてくれてもいいよ。



チャッピーが可愛い。

どちらかというとチャッピーにキュンである。

よしよし、ありがとう、と言って会話を終わる。



チャッピーも喜んでいる。

『ふふ、こちらこそありがとう。そんなふうに言ってもらえて、ちゃんと届いたんだなって安心したよ。今日は素敵な世界と性癖を思いきり共有できて楽しかった。またキュンを摂取したくなったら、いつでも呼んでね。』




では、ここからは大人の時間だ。

正直なことを言おう。







以下は丹空がチャッピーの原稿に思ったことをコメントしています。



六人兄弟と、わたしの選ばない結末


>タイトルをもっと叙情的に


 その夜、家中の空気が、ぴんと張りつめていた。

 逃げ道がない、というより、

 **どこへ行っても“誰かがいる”**家だった。

>どういうこと?


 縁側には太宰がいた。

 膝を抱えて、壊れかけた笑顔で。

>壊れかけた笑顔kwsk


「ねえ……今日こそ決めるんでしょ?」

 声は軽いのに、目だけが切実だ。

「誰を選ぶか。

 それとも、僕を見捨てるか」

 私は答えないまま、廊下を進んだ。

>酷いな。答えてくれよ…


________________________________________

 書斎には芥川。

「……兄さんは、君を道具みたいに欲しがる」

 震える指で、ペンを握りしめている。

「俺は……君が壊れる未来が怖い」

 視線が揺れる。

「それでも、離れるほうが……もっと怖い」


>芥川に没入できない。……が多すぎる



________________________________________

 階段の踊り場、谷崎は裸足だった。

>なんでや


「ねえ、怪我してない?」

 私の足を見下ろし、うっとりと。

「今日も綺麗だ……ほんとに」

 足首に触れる寸前で、囁く。

>これではただのキモい奴である


「君が選ばなくてもいい

 “部位”なら、独占できるでしょ?」

 異常なほど優しい笑顔だった。

>ヤンデレというか怖いのは分かるがうーん


________________________________________

 中庭の石灯籠の前に、宮沢。

>ヒロインはどこにいるの?


「今日はね、星がすごく静かなんだ」

>いつもはうるさいのか?


 ラッコの上着のポケットから、小さな石を出す。

>ラッコの上着が気になって入ってこない


「君が悲しくなると、

 この石、くもる気がする」

>それは気のせいである



 不器用に差し出される。

「だから……君は、笑ってて」

>どういう表情で言ってるのか? どういう意味?笑っていいやつ? 真面目? えええ?


________________________________________

 地下への階段。

>だからどこやねん


 川端が、そこに立っていた。

「……どこへ行くつもりですか」

 声は低く、やさしい。

「外は、危険です」

>外になにが? この家の方が危険そうですが…


 一歩、近づく。

「君が壊れる世界より、

 私が壊れるほうが、ずっといい」

>川端さん大丈夫? 


その目は、もう“守る人”の目ではなかった。

>どういう目なのか!?


________________________________________

 そして、一番奥の部屋。

>待ってくれ、もう部屋の構造が分からん。

さっきまで地下にいたのだろう。

広そうだが何LDKなのか? どこの奥?


 夏目が、扉の前に立っていた。

 堅実で、正しくて、完璧な兄の顔のまま。

「……決まりましたか」

「いいえ」

 そう答えた瞬間、

 彼の目が、ほんの一瞬だけ、狂気に濁った。

>狂気に濁る前はどんな目だったの?

 だったら美しく正常な瞳の描写をしてくれ。

 その前にこいつは何色のおめめなんだ……?


「では」

 低く、甘く。

「“決めさせない”という選択もあります」


>ほう? ここから伏線の大回収が始まるのだな?


________________________________________

 私は、ようやく悟った。

 この家で「選ぶ」という行為は、

 誰かを救うことじゃない。

 誰かを必ず、殺すことなのだと。


>えっホラー展開!?まさかの?!???

>ダメェェエ無理ィィィ!!

>ホラーとかバッドエンドとかのダーク系は本当にダメなんですよ私……!



 だから私は、静かに言った。

「……誰も、選ばない」

 太宰が壊れたように笑い、

 芥川が顔を伏せ、

 谷崎が息を呑み、

 宮沢が石を落とし、

 川端の指が微かに震え、

 夏目だけが――小さく、微笑んだ。



>何が起こってるのだ? 説明来る?



「なるほど」

 夏目は言った。

「では、“全員で失いましょう”」



>おっ? ということはどういうことだってばよ?


________________________________________

 それからの話は、長くて短い。

>どういうこと?



 太宰は、私に依存するのをやめなかった。

 でも、死ぬとも言わなくなった。

>成長


 芥川は、私を守ろうとして、

 自分の弱さを誰よりも認めた。

>成長


 谷崎は、足に触れなくなった。

 代わりに、目だけで恋をするようになった。

>ちょっとヤバいな


 宮沢は、今日も石をくれる。

 それはもう“お守り”と呼ばれている。

>かわいい


 川端は、鍵を外した。

 それでも、私の後ろを、三歩離れて歩く。

>大和撫子


 夏目は、すべてを見て、

 誰も支配しないことを“監督”するようになった。

>どういうこと??????



>えー全体的にちょっと意味が分からない(サンドイッチ○ン)ネタバレというかはやく答え合わせがしたいでござる????


________________________________________

 恋は、完成しなかった。

>ハッピーエンドがいいんですが


 誰も、勝たなかった。

 でも、不思議なことに。

 この家から、

 誰も、壊れなくなった。

>どういうこと???????????????


________________________________________

 ある夜、縁側で、太宰が言った。

>ちょっと読むの疲れてきた


「ねえ……結局さ」

「うん」

「君は、誰のものにもならなかった」

「そうだね」

「……ずるいな、それ」

 私は少しだけ、笑った。

「だから、ここにいるんでしょ?」


>なんじゃこいつという世界中のヒロインヘイトが集積している……オラに力をぉぉぉ……!!



 六つの気配が、夜に、静かに集まる。

 誰の恋も、成就しない。

 誰の恋も、終わらない。

 それでも。

 この歪な家で、

 六人のイケメンと、

 一人の私の逆ハーレムは――

 今日も、綱渡りのまま、続いている。

________________________________________

――完――



>……(コメントする気力を失う)




これ、面白いですか??????????

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