第34話 転職、そして関西へ
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ある日、仕事が終わって車で帰宅している時、僕は母と電話していた。
その時車の音楽から、僕の人生のターニングポイントとなった楽曲が流れた。
そしてその話をした時、母が、「僕がいじめられているであろうことを感じており、それでも毎日学校にいって大学に進学し、卒業してくれて安心した」というようなことをいった。
この時僕は、今でも理解できないよくわからない感情を抱き、電話の後、号泣した。
わかってくれていた、手を差し伸べてくれなかった、受験をさせてもらえなかった、安心させることができていた。
プラスもマイナスも色んな感情が交じり合い、僕は理解できない感情の渦にのまれ、身を委ね、ひたすらに涙した。
そして泣き止んだ頃、僕のわだかまりは少し軽くなっていた気がした。
まとまった休みが取れ、僕は帰省した。
その時に両親にすごく心配されたのだが、理由は僕の髪の毛がかなり減っていたからだった。
毎日見ているので気づかなかったのだが、明らかに剥げていた。
仕事も覚え、能力も付き、ストレスは店長と会社だけだと思っていたのだが、ここまで至るまでの道や、現状でも結構なストレスを抱えていたようだった。
第三者の目から見て剥げてしまったことに気が付き、僕はショックを受けた。
そしてすぐに転職しようと決意したのだった。
そこからの僕はより本気で考え、転職するなら関西で、実家の近くで住めるようにしようと考えた。
また、この時僕は女子大生の恋人ができており、その子も関西にいたこともあった。
そしていくつかの会社の選考を受け、リクルート系の会社への転職が決まった。
僕は転職先が決まったので退職することを会社に伝え、店長から驚くほど罵られ、そこから転職先に移るまでの2か月ほどは毎日毎日嫌がらせを受けていた。
夏のボーナスの時期だったのだが、ボーナスはこれからも頑張ってくださいとの意味合いで与えるものなので、やめる人には与えないと言われた。
就業規則があり、そこには今までの労働の対価としてと書いてあったので、僕は会社に抗議した。
結果1/3をもらうことになり、妥協したのだが、訴えたら勝てたのではないかと思う。
つつくと埃しか出ない会社なのだからもっと快く退職できるようにすればいいのにと思ったのだった。
そして3年に及ぶ僕の1社目での経験が終わったのだった。
ここから僕はまた関西に戻り、結果的に良い物件がなかったので実家に戻ることになったのだった。
僕の愛しいフェレットを連れて。
母はネズミが大嫌いで、度々帰省していた時にフェレットも一緒に連れて行っていたのだが、ギャーギャーいって嫌がっていた。
だが、僕が実家に戻ってしばらく一緒に過ごすとあの子の可愛らしさにメロメロになっていた。
すっかり実家に馴染んでいた犬とも仲良くしており、幸せ動物ライフを過ごしていた。




