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Re arise  作者: 活
社会人編 長野
27/41

第27話 同期の女性

更新を待ってくれている方がいらっしゃれば、

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4月1日、僕は長野からまた離れた県の研修施設にいた。

これから2週間、泊まり込みの研修が行われるためだ。


僕はホームセンターを業態としている大手企業に就職していたため、商品の知識、危険物を取り扱うための資格の取得、社会人としてのマナーを身につけるため、同期入社の200人を超える仲間たちと共に研修を受けていた。


その研修は9時から18時まで行われ、その後は研修官や同期たちとざっくばらんに話ができる時間だった。

そして、すでに配属先は決まっていたので、同じ店舗や近隣店舗に配属になる同期たちでグループができており、僕もそうだったのだが、僕は研修中同部屋になった同期たちとすごく仲が良くなり、これからずっと一緒にいる近隣の同期より、中々機会が取れないであろう同部屋の同期と行動していた。


僕と同じ店舗に配属になる同期の中に、フットワークが軽く、男女の垣根がなさそうな女性がいた。

僕はその女性が男性に媚びているような気がして、良い印象を持っていなった。

そのため敢えて距離を取っていたという理由もあった。


もう一人、同じ店舗に配属される同期がいたのだが、彼は高卒枠での就職であり、高卒枠でまとまって行動していたのであまり話せなかった。


研修が進むにつれ、人数が減ってきていた。

どうやら退職したようだった。

まだ始まってもいないのに退職することが僕には不思議でならなかった。


研修が終わるころには200人を超えていた動機が150人ぐらいになっていた。

聞けば毎年同じようになるならしく、それも加味して多めに採用しているとのことだった。


まぁ無事研修を終え、2週間泊りがけで研修をしていた分の休暇があった。

5日ほどあったので、僕は実家に帰った。


そしてまだ始まってもいないのに、僕は父に社会人の大変さが分かった気がすると大きいことを言いながら一緒にお酒を酌み交わしていた。

父は嬉しそうだった。


僕には年子の兄がいるのだが、兄は大学院に行っていた。

そのため兄はまだ学生であり、僕の方が早く就職した。


僕がいる5日は家族は僕との時間を多く取ってくれた。

僕を支えてくれた犬との散歩も、普段は一人でいくのだが、母がついてきていろんな話をしていた。


別れを惜しみつつ家族との時間を過ごし、僕は長野へと戻っていった。

そして店舗勤務が始まった。


僕の配属先は大きな店舗であり、社員もたくさんいた。

店長、副店長、グループリーダー、社員、アルバイトとなっており、僕は農業資材関係のグループに属し、グループリーダーの元で働いていた。


僕は関西から来た新人であり、皆僕の関西弁を期待していたのだが、

「敬語は標準語です」との僕の言葉に皆がっがりしていた。

そしてこちらで日々を過ごす内に、僕はイントネーションも含めてすっかり標準語になってしまっていたのであった。


店舗での勤務が始まってからは同じ店舗勤務の同期たちとの接点が増えた。

良い印象を持っていなかった女性の同期は同じ会社の寮に住んでいたが、高卒の男性の同期は地域採用の、異動が県内でしかない条件の社員だったため、実家から通っていた。


そして基本的にうちの寮は新婚が住むような間取りの賃貸を借りており、上司と一緒に住むスタイルだった。

僕は珍しく多店舗の同期と一緒に住んでいたのだが、女性の同期はたまたま一人で住んでいた。


そのため、僕ともう高卒の同期は彼女の家で遊ぶことが多くなった。

休みの日が被ることはあまりないのだが、仕事終わりに彼女の家にいってご飯を食べ、お酒を飲んだり遊びに行ったりしていた。

高卒の同期はまじめなのでお酒は飲まなかった。

そのため飲み会に関しては僕と彼女が二人で飲むことが多くなっていった。


最初に持っていて印書は、彼女を知ると払拭されていた。

だが彼女には恋人がいたため僕は距離感は守っていた。

まー彼女の家の別室で止まることは常態化していたのだが。


そうしてそれなりに楽しく日々を過ごしていた。


ある日、いつも通り仕事終わりに彼女の家に行き、お酒を飲み寝支度を整えて別室で眠っていた。

ちなみに彼女の家には僕ともう一人の同期の歯ブラシがおいてあった。


まぁ寝ていると彼女が布団に入ってきて一緒に寝ていた。

目が覚めると彼女が僕に巻き付いて眠っており、僕はよくわからないまま再び眠りについた。


それから、僕が泊まっているときはずっといつの間にか一緒に寝ているようになり、僕たちの関係が曖昧になっていった。

結論から言うと結局僕が最初に感じた通り、良い印象を持っていい女性ではなかったということなのだが、僕はここから数年彼女に執着してしまうことになる。


恋は盲目という経験を身をもって味わうことになるのだが、これも経験と、僕は再び同じ道を歩むことにうんざりしながら同じ日々をなぞっていくことにしたのだった。

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