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転章 ”世界”の呟き
トヲルたちが逃げていた数時間後、この世界の住人からは”世界の言葉”と呼ばれる謎の生命体は呟いていた。
《個体名：トヲル・シガミの”反逆の意思”を確認。対象にコード３５９を実施……、失敗。何者かの阻害を受けた模様。対象の想力を使用してコード６６３を実施……、失敗。緊急措置としてコード９９９を実施……、失敗。対象の支配に失敗しました……、？！想力が逆流を開始。純粋なエネルギーに変換されたのを確認。対象の”世界脱却”、そして終焉能力への進化を確認。失敗、原因を確認失敗、阻害失敗、理解不能。再演算を実施》
本来、世界の言葉に失敗などない。失敗できないのだ。さもないと、さもないと＃％＄’＆％％”＄！’４６”＄％’７７％＄＃％＃％＃％＃％＃％＃％＃％
ユニに似た、しかしそれよりも冷徹な声の持ち主は永遠にも思える苦しみへと投げ出される。
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