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アー・ユー・レディー?!(フラグ)

「と、トヲル殿!!ど、どうか、アリシアと結婚してくださいッ!」


 おい、これじゃあお前と俺が結婚するみたいじゃないかよ、七区王。

 カソードが叫ぶ。


「てか、トヲルもなにか言いなさいよ!!」


「いや、さっきから猛反対してるじゃん?!人の話聞けよ!返す返す言うけど、俺は反対だからな!?まずな、お前らな……」


「7区王も7区王です!!あなたが親ならちゃんと娘に言って聞かせなさい!!あなたは本当に王女の親なのですか!!?」


「ひ、ヒイイ??!」


「アノードもアホかあ?!!ちょ、だ、誰か?!って、えええ?!!」


 ドンと派手な音を立ててハンバーガー百三十個分(十メートル程)(これはさっきハンバーガーもどきに感動してからの名残なのだ)の物体が落ちてきた……否、降ってきた。それをよく見てみると、SFに出てきそうな感じのガラス張りでカプセル型の物体だった。おい、誰だこの世界線にSF持ってきた馬鹿は。

 そのまま観察を続けていると、その中から一人の男が出てきた。その男は兜に鎧という、西洋騎士のような恰好をしていた。


「いたたたた……。目標地点がずれましたか……。さすがは歴代最強の大罪王(サタナエル)。存在だけで時空をゆがませるのですか……。やはり私も……」


「あ、あの、大丈夫そう?」


 どうした、登場してすぐに独り言話し始めて……?


「ハッ、これは失敬。私は六区王側近の騎士、整合者(ファブニール)と申します。以後、お見知り置きを。」


 七区王が言う。


「は、はあ。そうであるか。して、六区王側近殿は何の用で?」


「決まっているではありませんか。アリシア王女についてのことですよ。」


「そ、その件は前話し合って正式に否決されたではないか!!」


「「「??」」」


 どういうことだ??





 話をまとめると、六区王の側近の一人とアリシアを政略結婚させて六区と七区の交流を深めよう、という案があったらしい。しかし、そこでまさかの七区王の反対(七区王の性格から推して知るべしなのだが)があった。そして前代から続く不仲がとうとう限界を超え、戦争の開始までまことしやかに囁かれるようになったのだ。ユニによると、アリシアの誘拐はどうも六区王たちが企画していた節が有るらしい。……、徳とは?


「さあ、アリシア王女をこちらへ。今ならまだ間に合いますよ?」


「そんなことをするわけがなかろうッ!!」

「そうです!あなたたちのところなんて行きませんわ!」

「そうよ!!」「そうですよ!!」


 四人がいきり立って反駁した。


「ほう?我々の条件が飲めぬというのなら、勿論こちらにも策はありますよ?」


 そう言ってファブニールは不敵に笑う。


「し、しかし、アリシアを渡すわけにはいかん!!」


「これは仕方がない。言葉でしたがわないのなら、力でねじ伏せるまで!!」


「よ、よろしい!!さあ、トヲル殿、やっておしまい!!!」


 ……だよねー、だよねー、だと思ったー。

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