前章 プロローグ
初投稿なので読み苦しいところがあると思いますが、よろしくお願いします。それでは、楽しんでいってください!
や、ヤバイ…。後ろからイノシシもどき達が追いかけてくるのから逃げている。な、何故こうなった…?
事は1分ほどを遡る。普通に学校から帰っていたら見覚えの無い森に飛ばされていたのだ。しかもイノシシもどき達の群れの中に。
こんなことをしたやつに怒鳴ってやりたいが、今はそれどころでは無い。見かけによらず遅いので何とか逃げていたのだが、もう体力が持たない。小石に躓く。もうだめだ…。
そう死を覚悟した時、声が聞こえた。
《能力“強欲”の発動を確認。
能力“暴食”の発動を確認。
能力“傲慢“の発動を確認。
能力“憤怒の発動を確認。
能力”怠惰“の発動を確認。
能力”嫉妬“の発動を確認。
能力”色欲“の発動を確認。
これらにより”知核体“「ユニ」が誕生しました。》
知を欲する“強欲”に。
知を貪る“暴食”に。
身を弁えず知ろうとする“傲慢”に。
知を持たぬことに対する“憤怒”に。
知を手にして怠けようとする“怠惰”に。
知を持つ者に対する“嫉妬“に。
知に魅せられた”色欲“に。
新たな生命体、ユニが誕生する。
それは偶然か、必然か。それとも偶然であり必然か。
これは普通の高校生の”四神 澄“と”知核体“ユニが『徳』という闇に立ち向かい、『徳』の蔓延る世界に光を差す英雄譚。
前章なので短くなってしまいました。次からはこれの倍以上を投稿するつもりです。
誤字、脱字があったら報告してもらえるとありがたいです。