表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/38

サラとバーニング


「俺は悪魔じゃねーぞ」




!?




「うおっ!?モフモフがしゃべった!?」


「俺はモフモフじゃねぇ……佐藤だ」


「………すげぇな………しゃべるモフモフ初めて見たわ………」




その時



魔法使いのマントがモゾモゾと動き始める………






!?






「モフモフ可愛いーーー!!!!」


「あっ………サラ!?ダメだって!?」




なんとマントの中から小さな女の子が出てきて佐藤に抱きついた!!




…………………(゜ロ゜)




「…え?……………何だ……これ…………」




佐藤は困惑している………




「しゃべるモフモフ可愛い♪」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ




「おい………ちょっと…………」




「んふー♪」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ





佐藤はスリスリスリスリされながら……考えた………



・このクソ生意気な魔法使いを、すぐにでもぶん殴りたいが、あの焼死した化物を見る限り、こいつと戦うのはかなりリスキーだ


・そしてこのクソ魔法使いは、かなり利用価値がありそうだ


・この小さいガキをたらしこめば、うまくこのクソ魔法使いを利用できるんじゃないか?




……………………




「やあ、君はサラって言うのかい?」


「うん!そうだよ!」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ


「僕は君の様な可愛い子が大好きなんだ、僕と友達にならないかい?」


「サラ…モフモフと友達になるー(*´∀`)」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ


「じゃあ今から僕とサラは親友だ!」


「んふー♪しんゆー♪しんゆー♪」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ




(…………フフフ………俺の話術にかかればガキなんてちょろいぜ………)




魔法使いが近寄ってきた



「ちょっとサラ……ダメだって………コイツ何者かわからんしょー!離れなさい!」


「大丈夫ですよ、魔法使いさん…私は怪しい者ではありません」


「あ!?……怪しいだろ絶対……まず佐藤って何だよ?名前おかしいだろ」


(………クッ……………このクソあま…………しかし………我慢だ…………我慢するんだ………俺………)


「いゃー……可愛い子ですねー、娘さんですかー?」


「は?娘なわけねーべ、まだウチ若いし!サラは弟子だし!」


(くそ……………調子に乗りやがって………このクソ魔法使いめ…………もう殴っちまおうか………………いや………ダメだ…………上手く利用して…………それからでも殴るのは遅くないぞ……俺)


「で、弟子……なんすねー……ははは…………」



するとサラがスリスリしながら言い出した


「このモフモフ連れてこー♪」

スリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ




「はい!?……無理っしょ………こんな意味不明な奴」


「やだー!!絶対に連れてくー!!しんゆーだもんー!!」


サラは佐藤に思い切り抱きつき…涙を浮かべている………



(そうだ……クソガキ………もうひとおしだ………)



「ダメだっ…つってんべ!!」



パチン



魔法使いはサラの頭を叩いた!



!?



「…………バーニングがたたいたぁー(TロT)」



サラは泣き出してしまった……



「魔法使いさん……叩いちゃダメですよ……叩いちゃ………」



「びえーーー(TロT)」



「これぐらいで泣くなよな……サラ」




………………




佐藤はもう、何かめんどくさくなってきたので…本題に移る事にした



「あー…もうめんどくせぇ……俺は別の世界から来て"時空石"っての探してるんだわ……知らんか?」



サラは佐藤に抱きついたまま泣いている…………




魔法使いは言った


「アンタ………別の世界から来たんだ……なるほど…………時空石なら知ってるよ」


「おお!何処にあんの!?時空石!?」


「豚王が隠し持ってるよ……」


「豚王?……じゃあそいつ倒せば手にはいるんか?」


「確かに………そうだね………でもアンタには無理だと思うよ」


「あ?」


「今……この世界は豚王の強大な力に支配されようとしている、そんな簡単に倒せたら苦労しないよ」


「ふーん………まぁ、とりあえずわかったわ……で、どこにいんの?豚王?」


「遥か北………P,O,Eと呼ばれている巨大な城」


「………ふーん………じゃ………そこいくか………」


「……………死ぬぞ?…」


「俺は死なないらしいぞ……人間じゃないから」


「………!?……………そうなのか!?」


「そうだ」




…………




………………




…………………………





魔法使いは何やら考えている………









「………………お前………使えるな…………」


「??」



…………………



「よし!サラ!この佐藤…ペットにしてもいいぞ!」


「え……ホント?(TロT)」





……………





「あれ………?(゜ロ゜)」





……………………






魔法使いは言った


「よし!私とお前で豚王倒しに行くぞ!私はバーニングだ!」





…………………





何か知らんけど…うまくいった…………(゜ロ゜)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ