アタシんち
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…………………
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(あれ?)
佐藤は目を覚ます……
「おはよ!さとー!」
「佐藤さん、おはようございます♪」
目を覚ました佐藤の視界には、心配そうな顔をしたバーニングと相変わらず笑顔のマオが映った。
「あれ………どうなってんだ……?」
「良かったぁ……………
さとー死んだのかと思ったわ!」
「治癒魔法も効かないから焦りましたよー♪」
………………
「俺は……どれくらい………意識失ってたんだ?」
「1ヶ月ぐらいだ」
「ながっ!」
「お前…夜は寝れないクセに、意識は失うんだよな……ウケるわw」
「佐藤さん寝てる間に、ずっと機械の作動音みたいなのしてましたよ♪不思議ー♪」
「……………………で、ここはドコだ?」
「アタシんち」
と、言うバーニングの周りには、あまり家具等は無く……殺風景な景色が広がっていた。
「何だこの部屋………殺し屋の部屋みてぇだな」
「なっ!?何ー!?普通こんなもんだろ!?」
「普通ではねぇだろ」
「せっかく助けてやったのに!?お前めっちゃ重くて、ここまで運ぶのすげー大変だったんだぞ!?」
「ふーん」
「くそー!なんか腹立つ(`ロ´;)」
マオは2人を見ながらクスクスと笑っていた。




