君はいちいち踏み潰した蟻の数を覚えているのかい?
「やあー!いらっしゃい!どーも初めまして………豚王です♪」
……ガチャン……
鉄仮面達は部屋を出ていった………
…………………
サラが佐藤の足にしがみついてくる
「サトー……あの人…………怖いよ…………」
「…………………」
こんなにも怯えているサラを見るのは初めてだった……
マオは一歩前に出ると
「アナタが豚王さんですか……フラワーリバーの街に異形な悪魔を放ったのもアナタですか?」
「おほっ♪巨乳だ♪」
「…………なぜ………そんな事ばかりをするんですか?」
「俺、巨乳好きなんだよねー!君は殺さないであげようか?」
「質問に答えなさい!!」
「まぁまぁ………落ち着いて落ち着いて……これには理由があるんですよ……」
「理由…………?」
マオと豚王が話をしている間にバーニングは、地面にチョークの様な物を使い、魔方陣を型どった様な落書きをせっせとしていた
「理由とはなんですか??」
「………楽しいから!♪……はっはー!!」
「アナタ……………」
マオの怒りの表情はより強くなる
すると…佐藤がマオの前に出た
「話しても無駄だ……コイツ…すでに臨戦態勢だ」
「お!……そこのピンクのヤツ!なかなか強そうだなっ♪」
その時だった
「さとぉぉぉーーー!!オッケェェェーー!!」
バーニングが叫ぶ!
!?
「え!?何?何?」
「うわわー!」
すかさず佐藤はサラを左脇にかかえ、マオを右肩にかかえた!!
右足で扉を蹴り飛ばし……部屋の外へとダッシュし……消えていった…………
…………………
「佐藤さん!?急にどうしたんですか!?」
「あはー♪楽しいよー♪サトー♪」
佐藤は走りながら
「アイツが豚と2人になりたいんだとよ!」
「下ろして下さい!バーニングさん1人じゃ危険です!!」
「……………………」
ジタバタするマオを尻目に、佐藤は爆走を続ける……
………
……………
………………………
部屋には……豚王とバーニング2人きりになった………
「あれー……巨乳ちゃん達……どっかいっちゃったぞ………」
「…………………おい………豚王」
「君はあんまりタイプじゃないなぁ…」
「王の側近だった魔法使い達はどうした……?」
「へ?」
「お前が倒した……魔法使い達はどうした……?」
「えー……いちいち覚えていないー…沢山いるしー……色々遊んじゃったしー……
君はいちいち踏み潰した蟻の数を覚えているのかい??」
「………そうか………」
バーニングはマントを脱いだ!
「おほっ♪」
マントの下はショートパンツにタンクトップ姿だった……が………
その身体中………首から下の全てに文字や記号、魔方陣等の不気味なタトゥーが彫られていた……
「君…凄いね…そのタトゥー……胸もけっこうあるじゃんー♪」
………………
「キサマの為に……キサマを倒す為に……………
やっと………この時が来た……」
バーニングは地面に書いた魔方陣の中央に立ち、拳を握りしめる………そして、いつもとは違う……おどろおどろしい呪文の様な魔法詠唱を始めた………




