マオさん流石っすわ!
「いやぁ〜……マオさん流石っすわ!ナイス治癒魔法!」
「マオちんつおいつおいー♪」
バーニングとサラが近づいてきた
「これのどこが治癒魔法なんだよ……」
佐藤は困惑している………
………………
バーニングが語り始めた
「治癒魔法ってのは、その名の通り…生きてる者を治癒する魔法なんだけど………悪魔は生きてないから…治癒すると成仏しちゃうんだよねー」
「そ……そうなんだ………」
「マオさんぐらいのプロフェッショナルになると…木の枝でブッ叩いたぐらいで、悪魔を成仏させる事ができるんだよねー」
「ち…治癒魔法って…ブッ叩くのね(゜ロ゜;)」
「まぁ……悪魔の倒し方は様々なんだけど……物理的に破壊するか、破壊できないなら治癒魔法等で成仏させるか……中には悪魔と契約して仲間にする魔法使いもいるらしい……」
「……ふーん……」
「マオさんぐらいになると…治癒以外にも様々な魔法が使えるんだぞ」
マオは照れながら
「そうなんですー♪」
と言った………
……………
「……そりゃー……頼もしいな………てか…最初からそれやれば良かったじゃん………」
「よし!寝るかー!」
バーニングはマントからベッドを出した!
「そうですねー♪」
マオはスカートの中から布団を出した!
……………………
(ホント……魔法使いって奴らはよ………)
「佐藤ー!見張りとサラ頼んだぞー!」
「佐藤さん♪お休みなさい♪」
「サトー♪寝るよー♪横になってー♪」
「相変わらず寝るの早いな……おい………」
…………………
サラは佐藤のモフモフな腕の中で寝てしまった……バーニングとマオも寝てしまった………
(……何て………何て勝手な奴らなんだ………)
………
………………
……………………………
〜P,O,E,〜
「鉄仮面さんー…鉄仮面さんいるー?」
……………………
「はい……お呼びでしょうか?豚王様」
「今さー……思い付いたんだけどさー!」
「はい……?」
「この前作ったキメラいるじゃん?……魔法使いと悪魔を合体させて作ったヤツ」
「はい」
「あれさー…試しに使ってみようぜ!」
「かしこまりました……で、どう使うんですか……?」
「この前…物資を出し渋った街あんじゃん?……何だっけ?」
「フラワーリバー……ですね」
「その街キメラに襲わせてみよーぜ!」
「かしこまりました」
「楽しみだなー♪どうなるかなー?♪」




