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the night of fire


辺りは暗闇に包まれてゆく……

不気味さは増してゆくばかりだった……


バーニングはマントから松明を取り出し、まるで手品の様に火をつけた




「気をつけろよ、佐藤………前みたいに悪魔につかまんなよ」


「もうつかまんねーよ」




サラは右手で佐藤をずっと掴みながら歩いている





ザワザワ


ザワザワ





………………………





「…………あれは…………何だ…………?」




佐藤が何かに気がつく…………

暗く、まだよく確認できないが……

遠くに人影の様な物が複数見える………




「……………悪魔かもしれん…………」


バーニングも警戒している…





…………



……………………



……………………………………






鎧………騎士が身に付ける鎧が……複数体……立っている……




……………




「サトー………怖い………」


サラは佐藤の足にしがみついた




鎧達はこちらを見ている様に感じる……とても不気味だ………







その時……

マオが叫んだ!





「きますよっっっ!!!!」





(!?)





ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!





鎧達がこちらに向かって走り出した!!






「みんなー!下がってなーー!!」


バーニングが一歩前に出る!





そして何やら……精神を集中すると……





!!!!!!!!





鎧達は瞬時に炎に包まれた!!








「すげー」


佐藤は感心していた





ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!





…………………?





ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!






「……………ん?」





ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!

ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!





「え?(゜ロ゜;)」





鎧達は炎に包まれただけで……勢いよくこちらに向かって来るではないか!






「燃やした意味ねぇーー!!Σ(゜Д゜)」

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