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第1話 永遠の魔女

私の名前はユイ・ロンド。

突然だが、私は不老不死だ。


私は子供の頃、不老不死の薬を飲んでしまった。

昔過ぎて覚えてないが、おそらく8、9歳ぐらいの時だろう。

え?今何歳かって?

多分1000歳ぐらい!

最初は不老不死になれて嬉しかった。

だって不老不死ってかっこよくない?

でも時間が経つ度にやることがなくなってこの世界にいきる意味を見出だせずにいた。

生きることが楽しくなくなって何度か死のうとしてみたが、ダメだった。

結局私は死ぬことを諦め、こっそりと森の中で隠居生活を送っていた。


「ふぁ~今日も特に何もない日だろうなー」

私はいつも7時くらいに起きている。

今日もそれくらいだ。

私が住んでいるのはいわゆるツリーハウスって感じの家だ。

昔私は秘密基地に憧れていたから人が一切来ないような開拓されてない森の中に頑張って作った。

森の中で一番でかい木の上に作ったが、その木は結構な時間が経っても倒れることはなかった。

せっかくだから隠居に使おうと思い、この家で生活している。


「じゃあ今日も魔物狩りに行こう!」

私はいつも食料を得るためにこの森の魔物を狩っている。

この森はありがたいことに結構広いから色んな魔物が出現する。

主に猪や豚、山羊などが多い。たまにドラゴンや大蛇が出てくることもある。

ドラゴンや大蛇を倒せる人はほとんどいないけど私の魔力はこの世界の人間と比べて桁違いにあるので、簡単に倒せるから私にとっては食料でしかない。


「ふぅ、なんか今日は全然魔物いないや。狩りすぎたかな?」

私は森中を探し回ったが、魔物と全然遭遇しなかった。


「おかしいなぁ。いつもなら私の気配察知能力が発動してすぐ見つかるのになぁ」

1000年ほど生きた私の気配察知能力はとてつもないレベルまで達していた。

数百メートル先の魔物まで感知できるぐらいだ。

ここまで私の気配察知能力が発動しないのは初めてだった。

すると、1人の女性が歩いているのを見つけた。

外見からして、おそらく20歳前後だろう。

この森に人間なんて珍しいな

そう思い、こっそり後をつけてみた。

その女性は何かを探しているのか迷子なのかは分からないが、きょろきょろしながら歩いていた。

この森たまに危険な魔物が出るけど大丈夫なのかな?

そう思っていると、女性の上からドラゴンが突っ込んで来ていた。

どうしよ…助けるか


「はあ!」


私は上から突っ込んでくるドラゴンに対して、爆発魔法を放った。


バゴオオオオオオォォォン!


すると上空でとてつもない轟音と共に大爆発が起こり、ドラゴンの死体が彼女の前に降ってきた。

彼女は「うひゃあああ!?」という変な悲鳴を出した。

私は声をかけてこの森から出させようとした。


「こんな森に来るなんて危ないよ。迷子なら私が送り届けてやるから帰りな」

「え?こ、これあなたがやったんですか?」


そう言いながらドラゴンの死体を指差してきた。


「そうだよ。ここら辺には危険な魔物がよく出てくるから早く帰りな?」

「あ、あの!1つお願いがあるんです!」

「お、お願い?」

「はい!私はあなたがすごい魔法を使ってドラゴンを倒したのを見て感動しました!私を弟子にしてください!」

「はあ!?弟子!?」


何言ってるのこいつ!初めて会った人、しかもこんな外見8歳くらいの少女相手に弟子になりたいって意味が分かんないんだけど?


「な、なんで弟子になりたいの?」

「私にはある夢があるんです!そしてあなたがその夢を叶えてくれる存在だと思ったんです!」

「その夢って?」

「不死の呪いを解くことです!」

「っ!」


不死の呪いとは、数百年前から発症するようになった病気で大体100年に1回発症すると言われている。

その病気にかかると寿命が百年ほど延びる変わりに突然永遠に意識を失ってしまう恐ろしい病気である。

数百年経った今でも原因が解明されてなく、治療法も分かっていない。

前触れもなく、突然発症することから呪いと言われるようになった。

私は不死の呪いという言葉聞いた時、何故か嫌な気持ちになった。


「実は私のお母さんが不死の呪いにかかって、それで私は不死の呪いを解く方法を探しているんです」

「な、なるほど…。ここまで来た理由は分かったけど私は不死の呪いを解く方法を知らないよ?なんで私が助けてくれると思ったの?」

「そんな気がしたんです!つまり勘です!」

勘?そんなんで弟子入りされても困るんだけど?

「だからお願いです!私を弟子にしてください!」

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