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ダイヤモンドスター  作者: オカピ
第2章:中学2年夏の選手権大会編
8/85

行くぞ合宿

「ストライクバッターアウト!集合!」

焦斗が最後の打者を三振に抑え

審判の掛け声で両チームがホームへ集まる


「15-0で桑山ボーイズ。礼!」

「「ありがとうございました!!」」


挨拶を終えた瞬間、ベンチ裏から桑山ボーイズの

二軍以下の選手たちがトンボを持ち走り出した。

一軍の選手たちはベンチ前に集まっていて

コーチの高島が試合の総括をしていた。


「とりあえずおつかれ。今日の勝ちは

次回の大会へ繋がる良い勝ち方だと思う。」


高島コーチが今日の感想を言い終えた後

朝日監督が一言話す。


「今日瀬田ボーイズには勝ったが

夏に当たった時、同じ結果になるとは思うなよ。

試合は試合でもあくまで練習試合だ。

だがワシらは同じ結果を出せるようにこれからも練習をしていくだけだ。

合宿に向けて各自猛進する事。」

「「はい!!ありがとうございました!!」」



監督の挨拶の後、焦斗とクールダウンをしている時、「おい。」と、喜田が声をかけてきた。


「あ、喜田。」

「星...お前、なんで去年の夏秋と今年の春の大会

試合出てなかったんだよ。」


神妙な面持ちの喜田に一輝は真剣に向き合い

話し始める


「...あんま言わないようにしてるけど

親父がさ。中学入る前に死んじまったんだよ。

それで色々あって入団する時期が遅れたんだ」


俺が経緯を話すと、喜田は最初びっくりしたような、焦ったような顔をしていた。

しかしすぐに一息置いて俺の目を見て話す


「そう...だったのか。

その...さっきのトイレの時は悪かったな。」

「いいよ。中学入るの遅れたのは俺自身の問題でもあったんだからよ。

俺が強ければこんな遅くもならなかったし...」


俺がそう話すと少し申し訳なさそうな顔をした

喜田が口を開く。


「そー...なんだな。うん。わかった。

今日はお前らに負けたけど夏は絶対俺らが上がる。それまでお前らも練習サボんなよ!」

「おう!またな!」


喜田と話し終えたあと

チーム全体のダウンを終えた。


そして合宿?

そう思いながらも俺の初試合も終えた。




「気をつけ!礼ぃ!!!」

「「ありがとうございました!!!」」


グラウンドに一礼、監督コーチへ一礼、保護者へ一礼を終え、その日は解散。

グラウンドからの帰り道、焦斗と結に質問をする


「なぁ、合宿ってなんだ?」

「そのまんまだよ。5月にやる合宿。」

「いやそれはわかるんだけどさ、

具体的にどこに何しに行くんだよ」

「山梨に1日目練習、2日目試合、3日目も試合

最終日練習の3泊4日。」

「3泊4日かぁ〜。夏の予選って6月だっけ?」

「そそ!5月後半に抽選会があるから

その合宿で背番号も決まるよ〜」

「へー...いやそれ1番大事じゃねぇーか!!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


金曜日、学校の予鈴が鳴る。


「よーう。星」

1人の生徒が座って話している一輝と焦斗に

話しかける


「?...おー...ええっとぉー。」

「いや白田と神崎だよ!同じチームの!」

「ああ、ボーイズの...

俺人の顔と名前覚えんの苦手なんだよな。」

「そーなのか?...そんな事より来週の合宿!

参加できそうなん?」

「おう!もちろん行くぞ!」

「そっか。良かった良かった。俺ら2年は3学年で1番少ないからな。合宿くらい楽しみたい。」


白田がそういうと、神崎が口を開く。


「合宿で楽しめるかよ。去年忘れたんか。」

「去年?なんかあったのか?」

「お前は去年居なかったからな!

去年の合宿キツすぎて俺らの代のヤツら

10人辞めたんだぜ!」

「は?そんなに辞めたん?てかそんなに居たの」

「例年通りらしいぜ。

1年はそこでふるいにかけられるらしいぜ。」

「ま、まじかよ...」


少しの不安と緊張、ワクワクを抱き

合宿へと挑む。


ご視聴ありがとうございました!

活動報告でも触れましたが、前回から

読者様からリアクションを頂きました!

励みになりました!!

これからも頑張って行くので、是非引き続き見て頂けると幸いです!!

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