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ダイヤモンドスター  作者: オカピ
最終章:中学3年春季大会
73/76

無敗と無敵

桑山ボーイズと桜木ボーイズが春季全国大会準決勝を

行っているのと同時刻、ジャイアンツタウンスタジアムにて。


「7-1で天王ボーイズ!お互い例!」

「「ありがとうございました!!」」


天王ボーイズと舞鶴ボーイズの試合が終了していた。


「蓮!!」とベンチに戻ろうとしていた鷹宮を

天王ボーイズキャプテン、藤大吾が呼び止める。

悔しくも残念そうでもない顔の鷹宮が振り向く


「なんや?」

「その...残念やったわ。リベンジ果たせる思ってた

けど。お前がその状態じゃな...」


大吾がそっと目を鷹宮の方へ移す。

鷹宮の右人差し指、中指には包帯がぐるぐると巻かれていた。

鷹宮は3回戦の試合中手にデットボールを受け

今日の試合を欠場していた。


「あっそ。まぁ別に俺が負けた訳やないから。

頑張って次の戦い頑張ってな〜」

「蓮...また!夏やろうな!!」


藤のその言葉にベンチへ戻りながら手をヒラヒラさせる

鷹宮。

その後ろ姿に少し満足したような顔をする藤。


「いよいよ明後日だな。」

天王ボーイズエース、泉優心が藤に語りかける


「あぁ。きっと去年の夏以上の接戦になるだろう...!」

「せやな。桑山(あいつら)もガチで勝ちに来るやろな」

「楽しみだな!優心!!」

「かませよ大吾」


2人は楽しそうにグラウンドを後にする。



翌日、桑山ボーイズは土曜日の練習を午前中で

切り上げ各自が帰路に着く

帰り道、一輝、焦斗、結が一緒に帰りながら話をする。


「明日はついに大吾達と試合だな!!燃えてきたぜ」

「燃えすぎて消し炭になるなよ」

「お前も力入りすぎて大吾にまた一発放り込まれるなよ!!」


ニヤニヤしながらそう話す一輝に少しウザそうにする

焦斗。

その2人の会話を後ろで思い詰めたような面持ちで聞いている結。

先日の一輝と那須野の会話を聞いていたからだ。


昨日、試合後


「やれて良かったぜ一輝!

また夏にやれるの楽しみにしてるからよ!!」

「おぉ。俺も楽しかった!

おまえのお陰でうちも1歩大きくなれた!ありがとな」


そう話す一輝に照れながら続ける那須野


「俺なんもしてねーよ!お前らの自力だろ!

でも、次は負けねーからな!!」

「へへっ...あぁ!俺らも負けねーよ!」


互いに固い握手をした瞬間、「ビキッ」っと一輝の右手に電流のような痛みが走る


「ッ...!」

「おい?!大丈夫か?!」

「...なにが?なんともねーよ。んじゃ!またな!」


バッと手を離し走り去っていく一輝に

「無茶しすぎるなよな!!」

那須野のその言葉に振り返りながら手を振る一輝。

その2人の会話を結は柱の影から聞き耳を立てていた。



そして現在。

暗い表情をした結の足取りがどんどん重くなっていく


「なぁ結聞いてんのか??」

「わっ!」

「やっぱ聞いてない」


顔をひょこっと出した一輝に驚く結。

話を聞いていなかった結に呆れる焦斗


「あっ...一輝!!」

「あん?なに??」

結の大きな声に一輝と焦斗が足を止める。


「あ...いや、明日頑張ろうね。焦斗も...」

「おう!ぜってー勝つぜ!」

「俺はついでかよ」


何かを言いかけたが、言葉を飲み込んではぐらかす結。




〜翌日〜


PM13:00大田スタジアム

2つのチームがベンチ前に並ぶ。

スタンドには中学生大会とは思えない程の人が押し寄せていた。


「人多いな〜」

「あぁ。いくら日本最高峰の中学生大会といえど

こんなに人が来るもんなんだな...」


そう話す観客2人は異様な雰囲気を放つ男2人に目を

奪われる。


「まさかここであなた達に会うとは...ね?」

1人目は西東京の強豪

東海大菅田(とうかいだいすがた)高校スカウト柿田。

今年の春のセンバツ優勝チームだ。


「まぁな。欲しい選手がチラホラ...

それに向こう見てみなよ」

そう顎をクイッとするのは、東東京の強豪

二翠学舎(にすいがくしゃ)高校スカウト都築。


2人が向けた視線の先には

関京第一(かんきょうだいいち)高校のスカウト

さらに日陽大学付属(にちようだいがくふぞく)高校のスカウトの姿があった。


どれも東京を代表する高校のスカウト達だ。


「こりゃまた...欲しいのが取りずらくなりそうね〜」

「ふん。柿田、お前の所はもう既にシニア勢を何人か

取ったって聞いたで。

今回は二翠学舎(うち)に譲ってくれや」


「そうはいかんなー」

そう入口から入ってきた1人の男。

大阪桐皇(おおさかとうこう)学園スカウト、大塚だ。


「やっぱあなたも来てたのねぇ。狙いは?」

柿田が質問する


「愚問だな。星一輝、天野焦斗、藤大吾、泉優心だ」

誇らしげにそう話す大塚に都築が質問する


「欲張り過ぎるやろ。

そんなに大物が取れると思って...」

「取るさ。それが桐皇(うち)さ」


その圧に2人が眉をピクつかせる。


「ま、今はこの試合を見ようじゃないか。

新チーム発足から無敗のチーム桑山ボーイズ。

絶対的王者天王ボーイズ...世代の顔同士がぶつかる

最高の試合を...くくっ...」




スターティングメンバー


[桑山ボーイズ]

1.遊 御手洗     

2.一 摩耶     

3.捕 星

4.右 島崎

5.投 天野

6.中 山崎

7.左 綾部

8.三 梶原

9.二 新沼


[天王ボーイズ]

1.遊 白浜

2.左 永留

3.投 泉

4.一 藤

5.捕 北島

6.三 倉木

7.二 柴崎

8.中は篠田

9.右 成田







ご視聴ありがとうございました!

今年1年ありがとうございました!

次話投稿は来年になります!

よろしくお願いします!!

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