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妖怪
「千、そろそろ来るぞ」
野菜に防虫剤を撒いて休んでいる
千佳子にシラヌイはつぶやいた
「わかってる。今日ぐらい来そうね」
供物は霊力を帯びた神の食べ物だが、
その食べ物の匂いに惹かれて集まって来る
妖怪達がいる
神になれなかった成れの果てが
妖怪となり、神になりたくて供物を
狙いに集まって来るのだ
その日辺りが暗くなって来ると、
千佳子は巫女姿に着替えていた
「来たな」白狐はつぶやいた
「こ、これはヤバいな」
ず、ず、ず、ず、、、
遠くから足を引きずりなから3メートルぐらいの
人型の化け物が現れた