表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏の盛りの緑達

作者: 檸檬

きみのうたをきかせて

かなしむときは力を抜いて

かなしんだらいいんだって

うたってくれるでしょう、

そうしたらいい

そうしたらいいよって

そうしたらまた自然にぽわわーんて

笑顔が浮かんできたりしないかなって

そうして そうしたら

力いっぱい喜んでいいよね、

喜びを、噛み締めたりさ

雨のち晴れってさ


きみのうたをきかせて

かなしむときは力を抜いて

かなしんだらいいんだって

うたって、うたってくれるでしょう


ひとつひとつ力を抜いてちゃんと

かなしんだらいい

マグマだってかなしみの裏川に流して

あいいろの世界に包んでみたい

なんだかなー 

おにぎりの具みたいに包むよ

いい塩加減にしてさ

美味しいものは美味しいーってさ

噛み締めて味わうんだ

夏の盛りの緑たち、 

太陽の光とたくさん吸って吐いて

僕らもたくさん吸って吐いて

クラクラするくらい

なんだかなー 

ふたりの部屋

たくさん吸って吐いてくれている

クーラーのヒンヤリに包まれて

あなたの寝息を聞いた

夏のふたりの昼寝 しあわせなひとときを

寝たふりをしながらずっと抱きしめた

夏の光を包む白いカーテン

日々の汗、灼熱を忘れたひととき

夏の盛りの緑達 太陽の光と

たくさん吸って吐いてくれている

クラクラするくらいだ 

クラクラするくらい ありがとう















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 来たッピ(*^^*)感想失礼します。 優しい詩でした。くらくらするくらい。 悲しみを溶かして優しさに変えていきたいものです。 素敵な笑顔をありがとうございました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ