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1つの抜け穴

今日初めてアクセス解析を知りました。

読んでる人いないと思ってたんで嬉しいです。

テスト期間なので一週間ぐらいは更新しないと思います。

めっちゃはやく家をでた。

ライカ(ケータイにある有名な連絡ツール)

の交換もしていないし、

いつも何時に家をでるかもいってないから

バレて怒られることはないはずだ。

「これが完全犯罪。」

ガッツポーズをする。 

通行人に見られていないか周りを確認する。 

え?

2度見する。

え?


「おはよう。愁ちゃん。今日はずいぶんと

はやいね。」


終わった。

犯罪はやはりすぐ失敗するものだな。


「い、いつもこの時間にでてるんだよね?」

焦って疑問形になってしまった。

「今、7時30分だよ?

愁ちゃんの家から学校は20分ぐらいだと思うし

遅刻は8時35分からだよ?」


これはまずい。

怒っているきがして爾志の顔を見れない。


「それは···はやく行って友達と喋ろうかと。」

「誰なの?」

「瑠、瑠璃。」

竜斗は朝練があるからここでは名前は使えない。

「昨日一緒にいたあの子?

あの子、吹奏楽部でしょ?」

「は、はい。それをなぜ?」

「公演でみたことあったから。可愛い子だなって。」

「あぁ···。」

「それで昨日の昼休憩の後

同じクラスの吹奏楽部に聞いてみたんだけどね。

よく休むらしいじゃん。今日は来る日なの?」


確かに瑠璃はよく休む。

今日休むかどうかは知らないから

もしいって休みだったら後が恐い。

てか思ったよりもこっちの状況を把握してる。

あとなに隠し持ってるかわかんないし

正直に言お。


「すいません。嘘です。」

爾志は溜息をついて

「確かに愁ちゃんの本意じゃないのは

わかってるけどさ。

でもそれなら逃げるやり方はとってほしく

なかったな。」


それもそうだ。


相手の気持ちまで汲んでいなかった。


「ごめん。嫌なら正面から言うべきだよね。」

「嫌な予感がしたからはやくきてよかったよ。

ちなみに今から無理っていうのはだめね。」

「さすがに今、無理だから帰ってはいわないよ。」 

「ならよかった。」


爾志の顔を見る。

あれ?笑顔だ。


「この会話夫婦喧嘩みたいでなんか嬉しい。」

「夫の浮気を詰める嫁さん?」

「そう!」


元気にそう!っていわれた。

不機嫌じゃないのはいいが複雑だな。


「いつもこういう会話してるの

凛ちゃんと愁ちゃんだったから。」

「確かにこういう会話をしてたなぁ。」


あぁ、君ともう一度喋りたい。


爾志の顔を見る。

おっと怒ってる。


「愁ちゃんさぁ。

私の前でそれはどうなの?」

「なぜそれを?」

「顔にでてた。

とても悲しそうだったよ。」


俺が凛を思い出す時は悲しい顔をしてるのか···。


「まぁいいや。いこう。」

「ほんとに今からいくんだね。」

「せっかく早起きしたしな。」

「何時に起きたの?」

「5時。」

「え、なんで?」

「念には念を。」

「どんだけ私と行くのが嫌なのさ。」

「そういうわけじゃないよ。」

互いに笑う。


学校に行くまでの間


他愛ない会話を爾志とする。


···ちらつく。


爾志といるとどうしても。


もし凛がいたらのイメージが。


もう2年たった。


だから凛の幻影も記憶が薄れていたせいか


だんだんみえなくなっていた。


でも爾志といると


昔の記憶が蘇ってしまう。


昔の記憶の補填がされてしまう。


爾志の懸念する一番の原因は爾志自信だと

いうことに爾志は気づいていない。


もしかしたら1年···。


あと1年おそければ··。


爾志だけを···。


「愁ちゃん?聞いてる?」

俺は微笑んで

「聞いてるよ。」


嘘が積み重なっていく。


戦闘力5のカスを見つけていただいてしかも読んでいただきありがとうございます。

ダメな所

直してほしい所

などなどあったらドシドシお願いします。

こういう展開がいいとかでも歓迎です。

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