早く寝たい
「ぐわぁぁぁぁぁぁ助けてくれ!!!!」
「逃げないでよ。あなたの方からけしかけてきたんでしょ!」
女が一方的に男に迫っている。
その様子はまさに愉悦なのだろう。
他の奴らにとって、彼は単なる餌食でしかない。こうなった事情は知っている。
その男がいうなれば悪いのだ。それもそうだ。彼の黒々しい、嗚咽がするような気持ち悪い妄想の深層心理がこういう状況を引き起こしてしまったのだから。
「俵葉警察署 乾光太 君を 心理課 特殊捜査班の刑事と任ずる。」
俺は交番勤務を終えたと思ったら。よくわからない部署に配属されることになった。
「よお。変な顔してるな。相変わらず。」
「黙れ。」
「ひどい、同期のこんなにもカッコ良くて、頭が良くて、バンバンこの俵葉町をよりよくすることに精一杯そして誠意を込めて、今をよりよく生きている人たちこれからをよりよくしていこうとする人たちの、居心地をよりよくするために俺は頑張ってるんだろうが、そんな俺の朝の挨拶をだ。をだ。お前はなんと言った。「黙れ」その三文字はないだろう。黙れだぞ。黙れ。トマトとかレモンとかスイカとかトケイとか三文字でももっと言えることはあるでしょう。ねえ。ねえ。」
「うざい。」
何も言い返したくない。なんだこいつ。本当に自信過剰で、呆れるほど馬鹿で、三文字に注目して、三文字でトマト、レモン、スイカのあと時計って、おいおい野菜果物シリーズだったら普通、バナナとかメロンとかあとなんだろうじゃなくてそういうことはどうでもいいのだが、こいつといると調子が狂う。
くっそまじでこの課に入って一番むかつくのはこいつの朝の挨拶の後のこの早口でこの文面をくどくど言ってくることだ。たまに深夜の2時ぐらいに「おはよー元気?俺元気!いつものように課長とみっちゃんと飲みに行ってまーす!楽しいです!ニャンニャン!ニャンコフニャンコフ!」
「黙れ。」
迷惑メールを送ってくる。
そのあとはお決まりのように、長ったらしい文面を送りつけてくる。
「おいおいこっちはツッコミまちなんれすけど!おい!!!!どうゆうことにゃんですかニャンコフニャンコフ!ごめんにゃんか知らないけど予測変換でニャンコフってかいたたたtごめんまっでごめん!足ツァや丸。そnyときは煎餅でも添えてててrtrdtgっっっczz
送信しなきゃはい送信えらーめんが食べたいレスっってわかりました行きましょいきましょうえトイレそんんなの言っといてくらさいをなんで行かないんですかねえ絵ニャンコフ
ですか。あとなんだっけ送信だー送信ニャンコフ」
こいつ殺したい。純粋な殺意をそこで知った気がする。なぜこいつは口語訳で話した言葉をそのまま文面に書き込んだ。なんれすかとかそんなの悪意がなかったらできないだろう。というかニャンコフってなんだ。それで喋ってる内容全て書き込んだろ。どんだけ手持ち無沙汰だったんだ。その後の文字化けというか半分寝てたよな。こいついい加減にしろよ。それで結局ニャンコフってなんだ。
俺はイライラしながら寝床につく。
俵葉駅前交番
「ねえ、あんたさ、この私を誰だと思ってるの?あの有名なアイドル、織田ニャン子よ。キラン!」
「黙れ」
「うわーん。この人ひどい。業務執行妨害とかで逮捕したいんですけど。」
「お前それは逆だ。」
なんだこいつまずニャン子ってなんだ。売れない漫画家か。今時、ペンネームにするのもひどいぞ。それとキランっていうのを言葉で言うやつ初めて見たわ。こんなに怒りを感じるのは、久しぶり・・・ではないな。
毎日味わってるわ。
和田将喜。コツが元凶だ。一番最初にこいつはなんて言ったと思う。「大将の将に、鱚の右の漢字で将喜です。しょうきとも呼びますが、そうは呼びません。一味違うんですよ。まさきなんです。わかりづらいでしょう。
よく言われるんです。歯医者に行った時に歯科衛生士の女の人に呼ばれる時に、「しょうきさんですか?」って言われたら「違うんですよね。まさきなんです。知ってますか?」いや知らねーよ。って思うだろうな。「王将の将に、嬉しいの横の漢字なんです。それでまさきなんです。まさに会えて嬉しいってね!あはははは」
本当にこいつはどうにかしないとならないと思う。絶対に苦い顔をしていただろうな。苦笑すらできないほどに顔の筋肉を動かすと肉から引き裂かれて、痛みを感じるほど絶望していただろうな。歯科衛生士なのにおそらく歯軋りをするほどだと思う。
「ねえ、聞いてるの!私のこの美声に惚れないなんて本当にクズね!あはははは」
「お前、業務執行妨害で逮捕していいか?」
なんだろう。帰ったら早く寝たい。
お読みいただきありがとうございます。私自身、暗いストーリーが好きなので、こういうコメディーチックなのは、苦手かもしれません。あらすじは、この物語に出てくる。3人に頼みました!
毎日投稿を目指します。前作はどうにか完結しました。期間が空いてしまいました。すいません。