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世間はそんなに甘くない

この辺りからちょっとずつ、主人公の周辺のキャラが登場してきます。


やっと会話らしい会話になってきた…かな?

そんなわけで、私の異世界ワクワク魔法ライフが始まったわけだが……


甘かった……


登場からいきなり四大精霊が出てくるし、祝福もされるから、さぞ簡単に魔法習得出来ると思いきや、そう簡単なことではなかった。


「んきゃっ!!」

何度目の失敗だろう。またこけた。


『おしい!いい感じだったけど、もう少し力加減しなきゃ、力負けしてまた転んじゃうよ?』

「わかってりゅもん!!」


むむっと眉間に皺が寄ってしまった。

いかんいかん、折角の可愛い顔が台無しだ!


とは言え、幼児に対してスパルタ過ぎやしないだろうか。

よし、ちょっと子供らしく甘えてみよう。

「ねぇー、もっとやしゃしくしてぇ~」

それに対して、風の精霊はにっこりと微笑んでくる。

『優しくしてあげてもいいけど、そしたらいつまでたっても魔法覚えないけどそれでもいいの?』


悪魔の微笑みだ。

優しそうな雰囲気とは裏腹に腹黒い何かが見えた気がする。


「…………やる。」

結局私が折れた。


そんなやり取りが繰り広げられながら、少しずつ、魔法を習得していった。


あ、ちなみに、一番性格が悪いのがコイツだ。


他の精霊達はもう少し優しく指導とエールを送ってくれた。


そんな風に飴と鞭を使い分けながら、四大精霊は私に生活に困らないような日常生活に置ける基本魔法を習得させたのだった。




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