貴方様のご縁こそが
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
まぁ思うことは色々あると言いますか。
昔ながら、と言うか。私の元来の性格、と言うか。どうにもずっと同じ場所で過ごすと言う事は向いてないらしい。必ず何処かしらで縁を切るし、長い付き合いと言うのをしない。するにしても、何処かしらで密な付き合いを避けている用に思える。
そのせいか、その意図を汲んでか、私と縁のある神様も、私と常日頃から密な関係を取ることは少ない。家の近くに社があるなら、職場の主祭神は違う方とか、私に対する思い入れが強そうな方とは縁が切れるとか、そういう事が頻繁に起きる。
それでもただ一つ言えるのは、本家大元、私を預かると決めた方々は、根本的な主導権を手放すことは決してなさらないだろうと言うことだろう。
私の話を聞いて下さるし、実行に移しても下さるけれども、それだけはきっと変わることをしない。
――新しいところには慣れたかな?
ただ微笑みながら、春のような微笑みをうかべ、その方は仰った。
――どうでしょう。一生掛けて、慣れると言う事はないと思いますので。
そう。慣れることはないのである。仕事も場所も生活も。慣れたと思ったら、次の場所。そうして転々として、今に至る。
場所を変え、所在を変え、私の生きてきた痕跡を尽く消しながら、今を生きている。まるでそれが私の宿命とでも言うような、そんな覇気さえ感じる程に。
――貴方様は他の方々と違って、私の『お願い』に耳を傾けて下さいます。けれどもそれは。
ある意味で、私の性格を見越した上でのご判断なのではないですか?
そう言いかけて、口を噤む。余計な事は言うものではない。けれどもきっと、伝わっているのだろう。何処にでも目があって、何処にでも耳があるのだから。
――君は確かに私の管轄で、見守る体制は取っているけれど、それでもまだ、彼には遠く及ばないんじゃないかな?
そう、意味深な事を話して、また笑った。
分かっている。本家大元、薄らと残された縁の糸はまた別にあると。其れは私に分かるように意識させる用に、そこにあると。
――貴方様のご縁がある事が、私の史上の喜びに御座います。
点々とするのはなんというか宿命。
またどっか行くんだろうな。
私のいた痕跡さえ何一つ残さずに。
夜逃げでもするように、いなくなるんだろうなって。
それでもだからこそ、
『お前が何処へ行っても良い。宿命がそうなら異論はない。けれども本家大元との縁は切らないからな』
と言う宣言はどっかしらで聞こえるような。
※派遣なんで何処でとフラフラするんですが、研修施設だけは必ずそこに戻るというか。
ずっとお会いしたいと思ってる。お会いし続けたいと思っている。
でも宿命はきっと、変えられないんじゃないかな。
転々とするし、その度に不安になるし、それでもまだ、側にいてくださるかな。




