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理想の世界は…

先輩が一週間で私を笑顔にすると言ったその日の夜ナバタと私はリビングにいた。「翔のやつどうするつもりだろ?」「わかんない…」「話したのか?翔に里見の気持ち…」「うん…黙って聞いてくれた…先輩はやっぱりすごい…」「そうだな…俺の正体知ってもなんにも言わなかった。あいつに会ってよかったよ。」「ナバタは先輩とどうして仲良くなったの?」「あいつさ里見と話したいってうるさくてでもなんか嫌な感じがしなかったんだ。気がついたらいつも一緒にいた。里見を幸せに出来んのあいつかなとか思ってさ。」ナバタは少し寂しそうな顔をした「ナバタ?」「俺がいなくなったら俺との記憶は消えるだけど里見と翔の関係はそのままにしとくよ。」一週間後ナバタはいなくなる…最初に会った時早く出ていって欲しかった…でも今はいてほしいとさえ思ってる…「里見?」「なに?」「母さんや父さんはちゃんと里見を愛してる…信じて…」ナバタは言った人の心は変えられないってそれなら今のお母さん達はそれを望んでたってこと…今まで何も気付かなかった…ナバタのおかげで私はいろんなことを知ることが出来た「ありがとう…」「え?」私は自然とナバタに御礼を言っていた。「ナバタに会って私少しいろんなことがわかったから…いつも閉じこもってたけど勇気とかもらえたよ。」私はナバタにもう一度御礼を言った。部屋に戻って今までのことを考えた。お母さん達は私なんかどうでもいいって思ってた…だけど心配してくれていた。私は誰からも好かれないって思ってた…でも先輩は私を好きだと言ってくれた…どこかで望んでた世界に近付いてる。ナバタがいたから…次の日私が学校に行くといつもとは違ったヒソヒソ話してる人がいない…不思議に思いながら席に着くと「おはよう。」誰かに挨拶された。振り返るといつも私をいじめてた子だった。私は少しビクッとした「何もしないから…今までごめんなさい…」辛そうな顔でその子は言った。「急になんで…」「先輩に嫌われたくないから…」すごく辛そうにその子は言った。ほんとに先輩が好きだという気持ちが伝わってきた「でも負けないから…いつかきっと先輩を振り向かす!」そういうと足速に席に帰って行った。リーダー格の子が私に謝ったことで他の人達も次々私に謝りにきた。休み時間に私は先輩のとこに行った上級生の教室には初めてきた…先輩の教室に行き近くの人に「あの…」「なに?って俺に会いに来てくれたの?」「えっ?」この人誰だろ?初めて会ったと思うんだけど…私が困ってると「バカ!俺に会いに来たの!お前は引っ込んでろ。」「なんだよー!けち…」ブツブツいいながら教室の奥に行った「このクラスなんかしんないけど君に話したい子がいっぱいいるんだ。ライバルだな…」先輩は少し辛そうにいった「あの先輩…」「場所変えよ?みんな耳がでかくなってるから。」「はい。」先輩と私は屋上に向かった。「いい天気だね!」先輩は伸びをしながら言った。「先輩あの…」「あいつがやってるってわかってた。君が苦しんでる原因になってるって」「なんで?」「あいつに告白された時言ったんだ。君が好きだからってすごい怒ってたからさ気になってた。君に何かするんじゃないかってでも君がなんにも言わないから大丈夫だって思ってた…だけど違ったをだね。ごめん…気付いてやれなくて…」「先輩はなんて言ったんですか?」「これ以上彼女に何かしたら君を絶対許さないって言ったんだ。」「それで…」先輩は急に私の肩に手を置き「これからも君が苦しんでる時は助ける。なにがあっても。ナバタが安心出来るようにさ。」「くさいんだよ…」ふとどこからか声が聞こえた。声の方を見るとナバタがいた。「ほんとにそう思ってんだよ!」「信じるよ。翔はいつだって里見のこと考えてくれたもんな。」「ナバタ?」「さっき天使に言ったよ。もうすぐ違う場所に行くって。」「ナバタ…」ナバタは翔先輩の肩を叩きながら「里見のこと頼んだぜ!俺がいなくなってもお前らの関係はそのままにしとくからさ!」「ナバタ…私…」「里見。俺楽しかったぜ!お前と出会えて。兄弟になれてさ!」「いつ行くの?」「いつかは言わない…言ってもきっと忘れるからさ。元の生活に戻るんだ。」私は涙が出ていた。いくらお礼を言ってもたりないくらいにナバタには感謝していた。「笑ってよ。里見…言ったろ?笑わないと安心出来ないって…」「うん…。」私は無理矢理笑顔を作った。その日先輩と私とナバタは一緒に過ごした。先輩とナバタはすごくふざけて私を楽しませてくれた。いつも思ってたこんな世界いらないってでもナバタと会って私は変われた。私が求めてた世界をナバタが作ってくれた。あなたの私の理想の世界はなんだろ?今幸せと聞かれたら私は幸せです。と答えると思う。



朝日で私は目を覚ました。長い夢を見てた気がする。それがどんな夢か思い出せないけどとても素敵な夢…「里見!早くしないと学校遅れるよ!」「はーい!」いつものように私は制服に着替えた。玄関を出るとそこにはいつものように先輩がいた「おはよう!里見ちゃん!いい天気だね!」「おはようごさいます。先輩!」「あのさ…俺達付き合ってんだから敬語やめよって言っただろ?」「恥ずかしいから…」先輩はムスッとしながら手を握った。先輩とどうしてこうなったのか二人ともわからない。だけど私も先輩もお互いが大好きだってことは変わらない。学校に向かう途中公園の所に立っている男の人が見えた。こちらを見てなぜか笑ってる「あの人誰だろ?」「ん?知らないな。里見俺以外見るなよ。」先輩はまたムスッとしていた少し気になったけど私と先輩は学校に向かったその時懐かしい声が聞こえた「今の里見いい顔してるよ。よかったな!幸せになれよ。」私は振り返った。誰?誰もいない…「里見!」「えっ!」「遅刻する!急ぐぞ!」「うん!」私は先輩の手を握って駆け出した。今私はすごく幸せです!

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