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望んだこと

何故かお父さんもお母さんもナバタのことを前からいたみたいに接していた…なんで?私の頭の中はハテナだらけだった部屋でのんびりしてると部屋を誰かがノックした。「僕だよ。開けて」私は部屋の扉を開けた。そこにはお風呂あがりのナバタがいた。「なんか用?」「お母さんがお風呂入れだってさ。」「待って…あなたのお母さんじゃないじゃない!どうなってるのか説明してよ!」するとナバタは濡れた髪の毛をかき上げて「じゃ部屋に入れて。説明するから」私はしぶしぶナバタを部屋に入れた。「僕は神見習いだから望んだことはすべて叶うんだ。僕の望んだのは君と兄弟になること。だから君のお父さんもお母さんも人間界での僕の親になるんだ。そして僕の名前はひろし。人間界でこの名前を使うから君もそう呼んで」私はじっとナバタを見つめてしまった。「それと明日から君の学校にも通うから」「え!」私は思わず立ち上がってしまった。「ダメ!学校にはこないで!」私は少し怒鳴るように言った「どうして?」「それは…」しばらく私は黙ってしまった。「決めたし。行くね!早くお風呂入らないとお母さん怒るよ。」そういうとナバタは部屋から出ていった。お風呂に入るとあちこちにあざが出来てる。親にも言えないのにナバタなんかきたらばれちゃうよ…どうしよ…私はお風呂からあがって冷蔵庫からお茶をとって飲んだ。明日…行きたくない…

次の日、朝の光で目が覚めた昨日のことは夢だったのかもしれない。洗面所に行き顔を洗い制服に着替える。この行動はゆううつになる…リビングに行くと相変わらずお母さんがバタバタしていた。「早く食べて学校行きなさい。」いつもの会話…でも「ひろしは?起こしてきて遅刻しちゃうから。」「え?」私は耳を疑ったひろしって言ったよね?するとリビングの扉が開いた「おはよ~」眠そうにナバタが入ってきた…「なんで?」「ほら!二人とも遅刻するから急ぎなさい!」「はーい!」ナバタは男用の制服を着ていた。「早く行こうぜ。」ナバタは私の手を引いた。「待って!」「いってきまーす。」ナバタはお母さんに手をふった。私はナバタの後ろについて行く形になっていた「ねぇナバタ…」「ひろし!そう呼ばないと返事しない!」ナバタはぶーっと頬を膨らました「じゃあひろし…ほんとに学校に行くの?」「そうだよ。大丈夫だよ。昨日みたいにみんな普通に受け入れるからさ。」そういう問題じゃない…ほんとにどうしよ…あんなことバレたら…私はナバタの背中をじっと見つめた。

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