エピローグ
天体衝突から、数万光年後。
--宇宙のどこか--
あのとき、宇宙に送信された電波はどこまでも進み続けた。
どこまでも、どこまでも、宇宙の果てを目指して進む。
地球が存在していた唯一の証として……
♦ ♦ ♦ ♦
世界はいつか終わる。あなたの世界にも終わりが必ず訪れる。
天体衝突しようとも、しなくとも必ず終わりが訪れる。
終わりの先があるかどうかは誰にも分らない。
終わっていない今、何をすればよいだろうか?
終わりに向けて今を過ごすのか、生きるために今を過ごすのか。
どう過ごしても関係ない。生きてる限り、人は歩きつづけるのだから。
【完】
最後の最後まで読んでいただきありがとうございました。
こんな最後の後書きまで読んでいただき感謝しかありません。
そして、小説の中ででも同じ1年間を共有できたことを心から嬉しく思います。
1年以上の構想・執筆期間をかけましたが、この小説を書き上げた今、筆者自身1つの終わりを迎えました。心にポッカリ穴が空いたような気分で、達成感よりも、もうこの作品が終わってしまったという寂しさが勝っています。誤字脱字以外でこの小説に訂正・修正・加筆をするつもりはありません。この世界は終わったのですから。ちなみに、この物語の始まりと終わりの日『3月24日』は筆者の誕生日です。出会いと別れの時期である春の日でちょうどいいかなと選んでしまいました。自分で言うのは照れますね。
最後につまらないことを記述してしまいましたが、重ね重ねになりますが読んでいただいたこと心の底から感謝しております。ありがとうございました。
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また、どんなことでも構いませんので、感想・レビューを書き込んでいただければ必ず拝読させてもらいます。




