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過去のお部屋

ミニマリストになりたい嫁の残酷な現実

作者: スタジオ めぐみ

専門学校進学で新潟に引っ越し。

就職が決まり群馬に引っ越し。

社会人3年目、初めての彼氏と同棲が決まり引っ越し。

社会人4年目、彼氏の二股が発覚し、お別れして引っ越し。

社会人5年目、退職し実家に引っ越し。

もう引っ越しはしないと思っていたけど、結婚して、家を建てて引っ越し。

これが最後の引っ越しだと思っている。


引っ越しを繰り返した結果、物は少ない方が楽ということに気づいた。

いつも増えて管理に迷ったのが、カセットテープ、MD、漫画、本これがいつも部屋の片隅で増殖している。

私は飽きぽっいのでその時はハマるが、その後は放置してしまうことが多い。

引っ越しのたびに増殖したものを吟味し、どれを残すか頭を悩ませていた。

今は、カセットテープとMDはどちらもウォークマンが壊れてしまい、どちらも捨てた。

悩ましい決断だったが、時代の流れもあり、今は漫画、本も手放した。

今はお気に入りは全てiPhoneの中に詰め込まれている。

iPhoneくん、もし君がいなくなったら私はきっと大変なことになるだろう。できるだけ長生きしてね。


忘れていたが、CDは車の中で聞いたり、仕事で使うので結構あるがケースを全て捨てたら思ったよりコンパクトになり、邪魔にならない程度なので持っている。


残酷な現実その1。旦那は捨てるのが苦手。


コンパクトに引っ越したけど、旦那の持ち物が多すぎて、困った。使ってないものや要らないものを捨てられないのだ。

そして、旦那のお父さんとお母さんも持ち物が多い。同居ではないが、荷物が我が家に置いてある。食器、動かせない古いテーブルや座椅子、押し入れ中には布団や使わない家電。捨てられないし、変に動かせないので開かずの押し入れになっている。子は親に似るんだな。


物だらけの家にいると何か捨てたくなる。

相手の許可なく物は捨てられないので、自分のものを捨てる。この前は専門学校時代の教科書を捨てた。勉強嫌いなのに、なぜ今まで取っておいたのか謎だ。

服はもともと少ない。常にパジャマかジャージだ。

私服はここ数年買っていない。何を着たら正解なのか、ここ最近はわからず、数年前に買ったユニクロの服を着ている。

ユニクロの服もまた私の出番なのかと疲れているかもしれない。


残酷な現実その2。旦那はショッピングが好き。


最近はキャンプにハマっている旦那。

そして増え続けるキャンプ用品、ナンデコンナニアル?

思わずカタコトになってしまう。

犯人はお前かぁぁぁ!

Amazonでポチる旦那。

私が捨てられるのは精々、段ボールくらいだ。

これ似たようなもの持ってない?

何がどう違うかわからないから、変に口出しするのはやめているが心の声は止まらない。

キャンプする時、荷物重くなるよ?

重くなった荷物運ぶの誰だと思う?

そして、同様に旦那の趣味の釣り道具も増えていく。


残酷現実その3。ストックが大好きな旦那。


特に増殖が凄まじいのは柔軟剤。これはもう仕方ない。

だんだんと諦めてきたが、他の消耗品もストックが多すぎる我が家。

消耗品はいつの日か消耗するのでとりあえず良しとする。


物の価値は人それぞれだから人の物はあまり触れないようにしている。

溜まった段ボールを捨てるのだが、たまに謎の取っといてくれ段ボールトラップがあるから大変だ。

空の段ボールが何箱かクローゼットへ。

いったいこの段ボールの何が大事なんだろう。

私にはわからない。


残酷な現実の中、自分の持ち物だけがミニマムになっていく。

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