『だろうだ』について・・・『詩の群れ』における、言葉の使用法
『だろうだ』について・・・『詩の群れ』における、言葉の使用法
㈠
『だろうだ』、と言う言葉を、考証し、総括しておく必要性が、出て来たらならば、自分はまず、こういうだろう。自分にとって、『だろうだ』、は、自分から一番遠い場所にある、と。何処から来たのか分からない、この『だろうだ』を『詩の群れ』で使い続けて、もう随分経つが、皆目分からないのである。
㈡
勿論、分かろうとすることはできる。そうだろう、とか、だっただろう、とか、そうだ、とか、だろうな、とかである。これらの言葉を組み合わせると、そうだろう、と言う、(推定の意)と、そうだ、と言う、(断定の意)が、複合されていることに気付く。つまり、そうだろうそうだ、を、短縮すれば、『だろうだ』、となる。
㈢
しかし、全く新しい言葉、として理解しようとすれば、(推定を断定するの意)、となるから、『だろうだ』は、やはり、『だろうだ』の域を出ない。だから、自分はこれからも、『詩の群れ』に置いて、極自然に、また、当たり前に、其れは其の侭、『だろうだ』と言ってみたい。『詩の群れ』は、自由の場所だからである。