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だから私は彼を殺した   作者: たまごの極み
4/4

#3

「いってきまーす!」

元気よく玄関を開ける。

運動会や学芸会などのイベントがある訳ではないが学校へ行くのが楽しみだった。

学校という場所は行くだけで友達と会え、美味しい給食が食べれる素敵な場所だ。

今となっては行く機会も無くなってしまったが当時は幸せだったんだと思う。

たった10分の中休みでさえグラウンドに出てサッカーやケイドロなどの遊びに興じた。

雨の日は雨の日で外では遊べないが普段と違う雰囲気の中何かワクワクしたのを覚えている。

そんな小学校時代には私の中で二つの記憶がある。

Aという出来事が起きたはずの時間軸にないはずのない記憶がある。という意味だ。

詳しい日付は覚えていないが雨が降る日の夕方のことだ。

友達と傘をささずに濡れながら帰り最後の別れ道で別れた後のこと、パッと空が明るくなった。

翌日友達に「あんなに晴れるなら少し待てばサッカーできたよな〜」というと友達は晴れていないという。

なにを言ってるのかと思ったが確かに晴れていなかったような気もする。

良くわからなかったがきっと夢だったのだろう。

当時はそんなことを思ったが今覚えばあれが最初の分岐点だったのだろう。

人生は選択の連続なのだからいつでも分岐点だ。という人がいるがあれは違う。

明らかに「人生の分岐点」だったのだ。

今の僕にははっきりとわかるが当時はわからなかったのだから仕方がないのだろう。


「はじめまして」

「私は    よろしくね。」

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