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今一つだけ願いが叶うなら…

作者: 菊池螢

去年、通話をしていて寸劇から生まれた作品。

こういう風になってもいいと思える人でした。


思い出を手放す意味で掲載します

今日どうやら世界が終わるらしい。









1ヶ月ほど前にニュースで 大規模な隕石が地球に迫っていると伝えられた。

規模が大きすぎて壊す事も軌道をそらす事も出来ないようで世間では絶望色に染まっている。








それでも1週間も過ぎれば慣れてくるのか受け入れたのか……





諦める人

全てを捨てる人

家族と過ごす人

日常生活をする人






様々な形で世界が終わるまでの残りを皆思い思いに過ごしている。

なんだかんだで今までの生活を送っていた方が楽なのかもしれない。







私は玄関のドアノブに手を伸ばして静かに呟いた。





「今までありがとう そして さよなら」






そんな事を思いながら私は長年暮らした自分の部屋にさよならを告げた。

家族には説明してちゃんと理解してもらった。



両親に 「お前の人生だから好きにしなさい」と言われすごく感謝している。

少しだけ一緒に泣いて ごめんなさい と ありがとう を伝えた







仕事も部屋も家族も何もかも捨てて私はその身一つであの人との約束の場所へ行く……。

満天の星が無限に広がる小さな小さな田舎町へ…






田舎町だけど知っている人は知っている場所なのか思っていたより人がいる。

どこか 人がいないような場所はないだろうか………………。

見知らぬ土地に少しだけ不安を覚えながら人気のない場所を探す。





しばらく歩き続けると小規模の旅館を見つけた。

あまり人がいる気配がしないけど入ってみる。

正直 世界は終わるのは決まっているので

誰か居てもいなくてもいいのかも知れないけれどそれでも声を掛けてみる。





「あ! あのーすみません!どなたかいますか?」



少しだけ大きな声で恐る恐る問いかける。

すると奥の部屋から可愛らしいおばあさんが出てきた。




「いらっしゃいませ ごめんなさいねちょっと耳が遠くて」とスリッパを差し出してくれた。



「あの… 予約とかしてなくて…!世界が終わるから そのー… 大切な人と星を見ながら過ごしたくて…」

知らない人と話すのが苦手なのでもごもごと口早になってしまう私。




そんな私におばあさんは 可愛らしい笑顔で

「そのために寂れた所まで来てくれたのね!ありがとう 嬉しいわ」と喜んでくれた。




部屋に案内されるあいだにおじいさんと2人で経営してる事 子供がいない事 過疎化が進んで泊まりに来る人が少なくて閉めていたけど最後くらいはもう一度旅館をやろうとした事を教えてくれた。






どうやら お客さんは私たちだけらしい。





案内された部屋はそんなに広くないけど

でもどこか懐かしさを感じる和風な部屋だった。





「ここで最後を過ごすのかぁ~窓からも空がよく見える」

伸びをして部屋についた安心から少しだけ独り言がこぼれる。





落ち着いたところでポケットからスマホを取り出してこの場所を伝えた。




知らない場所を歩いたせいか少し疲れが出たのか私はそこで瞼の重さに身を任せた。









どれくらい寝ていただろうか物音が聞こえる。

彼が着いたのだろうか…。




「ん… あれ私寝てた…? ごめん」

そう言って起き上がると彼は私の隣で窓から空を見ていた。




「いや、大丈夫だよ。俺も疲れて少して寝てたし」と呟く



「ならいいのだけど…と言うか無事会えて良かったです」そう私が照れながら言うと彼も少しはにかんだように



「迷ったけど人に聞いて何とか来れたよ。ほんと俺も会えて良かった…」




「こんな私ですが最後に過ごす相手に選んでいただきありがとうございます。」



なぜか正座で深々と頭を下げる私に

同じくこちらこそと頭を下げる彼

傍から見ればきっと不思議な光景かもしれない。






そして何故かふふっ…と二人で笑いあった。





あれから2時間位他愛もない話をしていた。




二人で布団の中で足を絡ませ会話をする。

この何でもないような時がたまらなく幸せなのだ。






顔を合わせてお喋りするのは実は今でも緊張するけれど……。

でも、最後だからこそ心に焼き付けておきたいの









「もう夕方になるんだね。あと2時間位したら星が見えるのかな」





私は立ち上がり窓に近づき夕暮れ時に染まる空を見上げた。

いつも肝心な時に雨が降る私達だけど今回はその心配はなさそうで

少しだけ安堵した。





「多分見えるんじゃないかな?なんか俺ちょっとドキドキしてきた…。」


と彼は少し照れたように言った。





私は彼の照れた顔が好きだ。

ほかの表情も好きだけど何故か少しだけ照れて笑う顔を見ていると無性に抱きしめたくなる。






私もー!と言いながら彼に抱きつきそのままバランスを崩し二人で布団の上に倒れ込む。





「うわっ!危ないでしょ!布団たたまなくてよかった…」





「えへへ~ごめんごめん。色々と噛み締めたくなったんですよ~」





押し倒した彼を見下ろしながら彼の頬に手を伸ばし顔を近づける。

息が触れ合いそうなこの距離で何を伝えよう………。




「どうしたの?泣きそうな顔して怖くなった…?」




不思議そうな顔をした彼はそう言った。

世界がこんな風になるまでは彼の腕の中に居る時は

いつまでこうして二人でいられるのか時々考えていた。




「ううん…そうじゃないの…。ただ、世界がこんなじゃなかったらいつまでこうしていられたのかなって…」




泣きそうな声を寝転ぶ彼の胸に埋めてごまかす。

きっと彼にはバレているかもしれないけど

今は泣き顔とか見られたくなかったから。




「そっか……。うん、そうだね俺ももっと色んな所連れて行ってあげたかったな」




お互い何も言わず布団の中で抱き合う。

そんなに狭くもない布団なのに抱き合ってしまうのは寂しいからだろうか

それともいつも狭いベッドに寝ていた癖からだろうか…。





「でも、未来も昨日も今も時が流れて二度と戻らないけど君がいる事が俺の中で大事なんだよ」





彼の言葉に私は顔をあげ隣に座った。

彼も同じように起き上がって座り言葉を続けた。





「君は俺の心にある孤独を月の様な優しい光で照らしてくれてたんだ。君は気づいてないかもしれないけれど、いつも俺のことを気にかけてくれていてそれにすごく救われていたんだ。ありがとう」

少しだけ微笑んだ彼がそう言った。





「そんな風に思っててくれてたなんて知らなかった。迷惑じゃないかなとか色々考えてたけどよかった…」




普段彼はあまり喋らないのでこういう本音がきけて本当に嬉しかった。

その言葉を聞いた私は後から後から涙が堰を切ったように流れ出した。





「私の…心もずっと…優しい…光で照らしてくれて…たんだよ。お礼を言うのは私の方だから………」

最後の方は涙で声になっていなかったと思う。




顔を上げて彼の方を見上げると彼も泣いていた。

ポロポロと涙の雫が落ちていく。

そんな彼をみて私は彼を強く抱きしめた。

二人で静かにでもずっと抑えていたものが溢れたかのように泣いた。







しばらく二人で泣いてお互い顔を見合わせたら ふふっ… と笑いがこみ上げた。

お互いに泣きはらした顔が面白かったのだ。

私達はきっともう大丈夫だ。

世界は終わるけれどきっと精一杯お互いを愛していくはずだから。






なんとなく少しだけ恥ずかしくなって照れ隠しのように彼に抱きついた時

部屋の外ふすまから声がした。



「失礼します。ごめんなさいね もしよかったらだけどご飯作るから食べていきませんか?」

おじいさんと二人で作るの ととても嬉しそうだったので

私達は是非お願いします!と伝えた。






おばあさんとおじいさんが作ってくれた料理に二人で舌鼓を打つ。

作られた品はおふくろの味や旬の素材の天ぷらなどなど

どれも本当に美味しかった。


もっと早く知っていたら普通に泊まりに来たかったなぁ・・・。






「あぁ~お腹いっぱい!すごく美味しかった!」

そのまま後ろに横になる。



「本当だねー。俺もお腹いっぱいだ」


二人ともお酒を飲んだのでほろ酔い状態である。

あと少しで何もかもが終わるとは未だに信じられないけど今この時はとても幸せだ。





邪魔するぜ! というおじいさんの声が聞こえた。


「どうだい料理は堪能してくれたか?」

ガハハと豪快に笑うおじいさんである。



「すごく美味しかったです!急に来たのに料理を出してもらえるとは思ってなかったのでありがとうございます」

私と彼は頭を下げた。




「そんなよせやい!こそばゆいわ わしらがやりたくてやったんでな。だがお礼を言うのはこっちの方だ。」

そう言いおじいさんは私達の向かい側に座った。





そしておじいさんは語りだした。










わしらがまだ君たちぐらいの歳の頃にこの旅館を開いたんだ。

その当時は、景気も良くてスタッフもお客さんも沢山おったがなぁ・・・。

それがはじけて年々お客が減りそのせいでスタッフも減り最後にはわし等二人きりじゃ

だけどそれなりに楽しくやっていたんだが歳には勝てなくてな…。

それで旅館を閉めたけど、地球が終わるから最後くらいは誰も来なくても開こうと思ってな……。

そしたら君たちが来てくれたってわけだ!

婆さんもわしもお客さんが来てくれてすごく嬉しかったんだ!


と言ってまたガハハっと笑った。








「そうだったんですね。もっと早く知っていればぜひ遊びに来たかったくらいには気に入りましたよ」

料理も美味しいし、いい所だしと彼は言った。

私も同じ意見だったので大きく何度もうなずいた。






「ありがとよ わしも婆さんも久しぶりに料理ふるまえて嬉しかったからな!そう言えば君たちは星を見に来たんだったかな?」





「あ はいそうです。最後くらいは自分たちの理想の場所でと思いまして…。」



二人の話を聴きながら私はお茶を入れてテーブルにおいた。

すまない といっておじいさんはお茶を一口のんだ。



「そうか…そういう選択もありだからな。そうだ この旅館の通り道の脇に白い並木道があるんだがな、立派な白樺が並んだ綺麗な並木道でそこを進んでいくと小さな湖があるんだ」


三人でお茶をすする。





「白樺の並木道ですか。きっと素敵でしょうね。」

と彼が言う。



私はお茶のおかわりを入れる。




「それでな、そこに大きな枝垂れ桜の大木があってな今は時期じゃないから咲いてないがそこで一番きれいに星空が見えるんじゃ…わしがばあさんにプロポーズした場所なんじゃがな…」

少し照れたようにおじいさんは言った。





「その秘密の場所を私達に教えちゃってもよかったんですか?」


きっとこの本当に素敵な場所なのだろう。

そんな場所を私達に話してしまっておばあさんに怒られたりしないだろうか…。



「いいんじゃいいんじゃ むしろ君たちには知ってもらってぜひ行ってもらいたかったんでな。なんとなく君たちはわし等の若い頃に似ておってな…。ばあさんからも言うように言われとったんだ」


だから ぜひ と頭を下げられてしまった。




「頭を上げてください!そういう事でしたらぜひ行かせてもらいます。ありがとうございます」


彼がそう言うと、おじいさんは ガハハっと笑って そうかそうか!そう言ってくれると婆さんも喜ぶわい!と喜んでくれた。



二人きりのところ邪魔したな! といっておじいさんは部屋を出ていった。





午後19時30分

私達は先程聞いた白い並木道を歩いている。

今の時点でもだいぶ星が見えている。

さすが星空で村おこししただけはある。








「並木道も綺麗だね。雪降ったら辺り一面白銀の世界になるね」


おじいさんの言う通り白い並木道が真っ直ぐ続いていた。

私はその景色を楽しみながらゆっくり歩く。







「雪景色も見てみたかったね。きっと綺麗だっただろうね」


私の数歩先を彼が歩く。

彼も景色を楽しんでいるみたいだ。






二人でぽつりぽつり…と会話をしながら教えてもらった目的の場所まで歩いていく。

白い並木道っていう言葉がすごく綺麗で密かに私は気に入っている。







「この白い並木道のところでも十分に綺麗に見えるのに先の湖ではもっと綺麗に見えるんだもんねすごいよね」


月明かりと星明りに照らされた白い並木道が豪華絢爛だ。






20分位歩いただろうか

ふと彼が足を止めて ねえ あれじゃない? と言った。







そこには、数え切れないくらいの星々が夜空というキャンバスに広がっていた。

その星々が足元の湖に映っていて

小さな小舟があるからか星屑の海みたいになっていた。







どれくらいの時間みとれていただろうか…。

息を呑むほどの静かな二人だけの世界

瞬きさえ忘れてただただ二人共見とれていた。





「日本にこんなに幻想的な場所があったんだね…」


その美しさに私は泣きそうになった。

ちらっと彼の方を見たら彼も泣きそうになっていた。





「想像以上で俺、今言葉が見つからない」


そういった彼の声は少しだけ鼻声だった。







枝垂れ桜の下に二人で座りながら

二人で星空を見上げる。

今が永遠ならどれほどいいだろう…。

でもこれから ゛ある意味゛永遠にはなるけれど…………。

世界が終わるのは深夜0時頃に隕石がぶつかるとテレビでは言っていた。




「今は、20時を少しすぎたところだね。まだ見ていられるね」


彼はそう言って時計を見た。





「後4時間かあ… あ 見て桟橋があるよ。ちょっと行ってみるね」


私はそう言って少し離れた場所にある桟橋に向かった。

彼の 走ってコケないでね。という声が聞こえる




桟橋から見る景色は湖と星空が繋がっていて上も下も星屑の海みたいだった。

小さな小舟があるから乗って二人でどこかに行ってしまおうかと思った。

ふと 足元を見ると綺麗な透明のビニール傘が落ちていた。




「ねぇねぇちょっと来て!今から面白いもの見せてあげる!」


我ながらこの考えはちょっと子供っぽいかもしれないけれど…

どうしてもやってみたいのだ。





「なに?どうしたの…ここもすごい。星屑の海みたいに空と湖の境目がないんだね」


同じこと言ってるのがちょっと嬉しくて顔がにやけてしまったけれど

下を向いていたから彼は気づいていないはず…。

以心伝心って少し照れるけれど嬉しいよね。




「そうなの 神秘的だよね…。小舟でどこまでも行けそうな気がするよ」


そう言いながら彼の袖を引っ張り彼を桟橋の近くに呼ぶ。

ビニール傘に湖の水を少しだけ入れて彼に見せた。





「ほら 見て!星がすくえたよ。すぐ近くに触れる星があるの」


とびきりの笑顔で彼に傘を差し出す。

いつか一度やってみたかったのだ。

これを逃したら二度と出来ないし、

そうじゃなくてもこの場所でしか出来そうにないから。





「え……。」

彼は戸惑ったような顔をしていた。




「あー!子供っぽいとか思ったんでしょ!いいもんどうせ子供っぽいですよ」


自分のこういうスネ切れするところが嫌いなのにどうしてもしてしまう。

結局最後まで直せなかったなぁ…。





「ううん。違うよそんな風に思ってない。ただ…」



可愛いと思った そう言って私を抱き寄せた。

その衝撃で傘がパシャリと湖に落ちた。





桟橋の上で彼に強く抱きしめられた。

そんな彼の背中に私は腕を回して私も強く抱きしめた。




桟橋は湖スレスレの場所にあるのでもしも今、誰かが見ていたら

私達は湖に立っているように見えるはずだ。

そのまま二人で沈んでしまうのも悪くはない…。






彼が不意に

「桜の下に戻ろっか…」と言ってお互いの背中に回していた腕をほどいた。


うん。と一言返事をして手を繋いで桜の下に戻った。






時計を見ると22時だった。

あと二時間きっともう私達はずっと、寄り添って星空を見上げるのだと思う。





彼とは顔を合わせる時間が少なかったけれど毎日お話して

それが楽しくて幸せで癒やされて ありがとう と伝えても伝えたりないくらいで。

お互いずっと見たいと思っていた場所に来れて一緒に過ごせて幸せなのだ…。

結婚して彼の子供を生んでみたいと思ったことはあるけれど

それが全てでないし、現に今 心も身体も私は満たされている。

世界が終わるのは変えられないけれど…。

私は彼と星空が見れて何も思い残すことはない。





運命とか信じていた訳じゃないけれど、彼と出会ってそういうのもあるのかもしれない。

と思った事がある。



一緒に生きて生活することは叶わなかったけれど…

一緒に死ねるのだから…。

ドラマや映画の世界だけの話だと笑っていたけど、実際そうなってみて

これ以上幸せなことはないと思う。






思いを巡らせていたら彼が おいで… と言って彼の胸の中に引っ張られた。


「この方が離れなくてすみそうだから。それにこの体勢、好きでしょ?」


そう言って彼は微笑んだ。


私は彼の足の間に座るのが隣に座るより大好きなのだ。

背中に感じる彼のぬくもりと耳を澄ますと聞こえる心臓の音が安心感をくれるのだ。


うん…。といって私は彼に身を任せた。




そうしてまた二人で空を見上げる。







彼の時計をちらっと見ると0時まで30分になっていた。




「あと、30分だね。流れ星のように隕石来るんだよね。」

彼にギュッとしがみついた…。




「うん…。そうだね。でも俺はこういう未来もいいと思うんだ。」

彼は言った。





君とは一緒に住んだり結婚したりとか女性としての幸せをあげられなかったけれど

俺は今こうして君と一緒に死ねることは不謹慎かもしれない…

そんなに広くない家で二人で暮らして子供がいつかできて

幸せな生活を夢見たこともあったけど。

叶えてあげられなかったことが少しばかりの心残りだけど

君と一緒に死ねることがなによりも嬉しいよ。


いつも癒やしてくれてありがとう。




彼の言葉にまた私の涙は堰を切ったように流れたのだ。

そして彼の目からも同じように涙が溢れていた。







南の方で強い光が見えた。

多分アレがそうなのだろう…。

ただ二人で強く抱きしめ合い見つめ合いなが残りの数分を過ごす。




そして最後のキスをした。

お互いキスが好きなのに今日は一度もしていなかった気がする。

最初で最後のキスは涙で少しだけしょっぱかった。




さっきと同じ南の方で大きな聞いたこともない音がした。

もう終わる。





唇が離れた瞬間、見つめ合って 「「愛してる」とお互いつぶやいた。

もう二度と離れない………。










ただ願わくば、生まれ変わった後もきっとあなたと巡り合って

何度もあなたに恋をしてあなたと生きていきたい。

私は私であなたはあなた。

私は何度でもあなたに恋をしていたい。

もう少しわがままを言ってもいいのならば、今度は結婚して子供がいてペットがいてそんな生活をしてみたい。








自分が書きたいことは詰めました。



一緒に生きることはできるけど、一緒に死ぬは事故や自ら断つくらいでしか出来ないと私は思っています。

最後のページを書いている時に泣きそうになりながら書いていました。

切なくて愛しくて そして少しだけ羨ましくて…。


私は死が美しいものだと思っています。

あまり賛同されることはないですけれどね…




話の内容はほぼ私の願望です。


ちなみに星空で村おこしした場所は実在します。

有名なので知ってる方もいらっしゃるかな

いつかは行ってみたいです。

同じ県に住んでいるので(笑)




できれば叶ってほしいと思います。

いや、今となっては叶わぬ願いですね…。

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