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用を足す
ある日、帰って部屋に行くと部屋から物音が聞こえる。
ドアを開けると猫が飛び出してくる。
調べてみると家族が中に猫がいることを確認もせずに閉めてしまったらしい。
部屋の中は本の山が崩れていたり、ちょっと荒らされていた。
まー仕方がない。
片づけていると本の上で用を足した跡があった。
朝から夕方までなら仕方のないことかも知れない。
普段そんなことしないコでも。
またある時、部屋に入れないようにしてた猫が侵入してきた。
そしてあろうことか箪笥にお尻を向けて、ピッピッと小便かけて行きやがった。
匂い付けだ。
メス猫だというのになんてはしたないことを。
やんちゃだから入れてあげなかったことがそんなに気になっていたなんて。
そして油断したある時。
部屋に侵入した同じ猫が壁に向けてお尻を突き出す。
そしてまた、ピピッと小便をしていく。
そんなに私の部屋をマーキングしたいのか。
叱ろうとすると怒られると分かっていたのか、そそくさと逃げていく。
逃げ足の速い野郎だ。
別の日。
私が用を足しに部屋を空けたとき、気付いて勝手に侵入して部屋の中の猫用のドライフードをガツガツガツ。
いや、それ同じだからな、エサ。
何か特別なものじゃないから。
それでも必死に食べる猫。
ホント盗み食いが好きなんだからチャコは。




