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もふもふ雑記  作者: 山目 広介
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騙す

 ケイが鳴く。仕方なく付いていく。すると餌場に行ってエサを食べている。

 面倒くさいんですけど。

 なぜエサを食べて私のところに来ているにもかかわらず、エサ喰いに連れていくんだろう。


 一案を講じることにした。

 そしてまたケイが呼びに来る。

 ケイがまた鳴く、鳴き叫び、私を(いざな)う。

 私が起き上がり、ケイが先に駆けていく。一人で、いや一匹で行く。

 そして元に戻る、私。




 またケイが鳴いてる。面倒で無視する。

 すると炸裂する猫パンチ。

 目覚ましで鍛えた猫パンチが繰り返し、繰り出される。

 仕方なく、また、行く振りをする。

 また騙されるケイ。


 ケイは騙される、3回ほど繰り返されただろうか。

 そして騙されてることに気付いたようだ。

 行く振りをすると振り返って待つことを覚えた。

 しかしまだ甘かった。

 ドアまで行くととっとと階段を一人降りていくケイ。(擬人化)




 何度もやり過ぎて警戒されても困る。

 またしばらく付いていく。


 そして行く振りをする。再び騙されるケイは一人で駆けて行く。


 階段まで来て数段降りたら安心して駆け下りていくパターン。

 階段まで来て数段降りたら安心して駆け下りて最後振り返って待つパターン。

 階段降りるまで待つパターン。

 階段降りるとき肩に掛けて降りるパターン。

 一階で私が折り返すパターン。

 それを振り返りさせないケイ。


 学習したら付いて行ってキャンセルする。これを繰り返した。


 終いには自分で行くように教育が完成する。

 毎回付いて行く必要はなくなった。




 しかし、それでも付いてきてほしいときは、やはりケイの猫パンチが閃く。

 行く振りも、もう効かない。騙されてくれない。賢くなったケイ。

 起き上がっても止まらない叫びと猫パンチ。

 猫パンチが止まないから、仕方なく抱きかかえて肩に掛けて、移動することに。

 そして考える。どうやって次は騙そうか、と。



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