盗み食い
チャコは盗み食いが大好きだった。
ドライフードの袋に頭を突っ込みガツガツ食べる。
しかし悪いことだと思うのか、叱られると逃げていく。
買って来たばかりのドライフードが好物らしい。
ちょっと油断すると袋を隠す前を狙って、まずは袋を食いちぎって頭を突っ込みガツガツガツ。
そして叱られ逃げていく。ドタドタドタ。
叱られても叱られても。盗み食いは密の味?
物置の扉を開き、隠されたドライフードの袋を見つける。
そしたら袋は食い破られる運命に。
頭ごと突っ込まれ、周りの音は聞こえなくなる。
しかも食べることに集中してて近づいても気付かない。
頭が隠れているけど、その姿は、かなり目立つ。
というか笑いすら誘う。可愛い。可愛すぎる。
突かれると、ビクッ、と驚愕し、大慌てで走り去る。バタバタバタ。
それにしても何故あんな特殊な性癖が発生したのか。
私の部屋にも侵入しないようにしたら。
ドアをガチャガチャガチャ。引っかきまくって、入れて~、と暴れる。
追い払う。
次はベランダから網戸を開け、窓をカキカキとその存在を主張する。
それもダメだと追い払う。
最後はどこから回り込んだのか。裏の窓へ。網戸にへばりついて、しつこく侵入したがる。
部屋に隠したエサは特別うまいと思っているのか。
エサをやって落ち着かせる。
隠されたエサは極上の味らしい。




