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もふもふ雑記  作者: 山目 広介
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葉っぱ

 ハナは変わっていた。

 なぜか葉っぱも持ち帰った。


 最初は大きい葉っぱだった。

 観葉植物のような。

 次はヤツデの葉。


 家の前の道、片方途中で塞がっている、になぜか落ちてる大きな木の枝。

 何だこれと注目はしても気にしてなかった。

 近所の人がハナが持ってくるのを目撃してたらしい。

 大きな木の枝を、せっせとせっせと。




 ある時から同じ葉っぱを持ってくるようになった。

 同じ種類の葉っぱは家にもあった。ついでにヤツデもあった。

 二軒隣にもあった。しかし、模様の濃さや形がちょっと違った。言われれば見分けがつく程度。

 調べた、近所を。西の方にもある家の庭にあったがやはり模様に違いがあった。

 東に探しに行ったとき見つけた。模様の違いから同定した。

 なぜこの葉っぱなのか? よく分からない。

 なぜに2ブロックほど離れた場所で葉っぱを咥えて、家へ毎日せっせと運ぶのか?

 しかもセミ取り祭りのように飽きずに幾年も繰り返した。


 ある時、家の庭で木から落ち葉が。木から葉っぱが剥がれ、落ちてきた。

 それをハナが空中キャッチ。

 えっ。

 もしかしたら空中キャッチしてるのかなあとふと思った。


 しかし、落ち葉ってそう何度もあることなのかが分からない。

 確かに地面には落ち葉が敷かれている。

 しかし同じ葉っぱ持ってくる理由にはならない。

 でもいつも持ってくる葉っぱは新鮮な感じだ。瑞々しい。

 しばらく置いておくと枯れていく。母が途中から集め始めたから知っている。

 木に生えているのを毟っているのか?

 家のと違い、持ってくる葉っぱの木は背が高く、枝から毟るには猫では届かない。


 という推論から。

 同じ葉っぱを持ってくるのは、葉っぱが落ちてくるのを待って空中キャッチして獲物として持ち帰っている、と。


 よく分からないがそんな想像をすると可愛くてほのぼのとしてしまう。

 だから私はそう信じてる。




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