【初々しい】田中の過去【恋】
~ドラムの写真~
(顔は全然映ってなかったです)
田中「絶対写真撮んなよって言われた」
佐藤「フリだね」
田中「そう理解した」
佐藤「出川みたいだな」
田中「彼はお笑い担当だから」
佐藤「ヤバイヨヤバイヨー」
田中「どちらかというと江頭に近い」
佐藤「あー、ないわ ドラムないわー」
田中「黒いスパッツに手を突っ込んでウォーってやるような人間」
佐藤「金輪際ファンやめるわ」
田中「酒飲んで米袋にバックドロップかまして米粒ばらまくような人間」
佐藤「最低だな…」
田中「友達が困っていたらすぐに電話掛けて助けてやろうとするような人間」
佐藤「じゃあ、あたしに電話して助けてくれ」
田中「お前は俺が助ける」
佐藤「助けて、ほれ、はよ、はよ」
田中「なんかむかつくwww」
佐藤「助けてくれる人は何人いてもいいんだぜ」
「助けて、ほれほれ。はよ、ほれ」
田中「困ってしまえw」
佐藤「じゃあ、ドラムに電話させるしかねーじゃん」
田中「困って無い奴には何もしねーよ」
佐藤「困ってるよ」
「お金がない」
「~プライベートな悩み~」
「~プライベートな悩み~」
「太りすぎた」
「どうだ!」
田中「太りすぎたは何とかしろとしか言えない」
「走れ」
佐藤「ええ…」
「あ、あとは?」
田中「あとはもう強く生きろとしか…」
佐藤「全然助けられてねー」
「やっぱドラム出せ、ドラム」
田中「これでドラムに電話させたら何喋っていいかわかんないくせに…」
佐藤「なんで分かったしw」
「そういうリアルなとこつくのやめろやw」
田中「どうせ敬語で喋っちゃうくせに…」
佐藤「当たり前だろっ!初対面なんだからっ」
田中「でも会話自体は基本笑って誤魔化す」
佐藤「あるあるw」
田中「無言になると焦る」
佐藤「共通の話題見つけるまで必死w」
田中「それなw」
佐藤「とりあえず最初は田中の話オンリーだな」
田中「俺の恥ずかしい話で盛り上げるつもりじゃあるまいな」
佐藤「共通点そこしかねーもん」
田中「自分の恥ずかしい話でも暴露しろよ」
佐藤「そんなことより、お前の恥ずかしい話してやるよ」
田中「そんな話無いからどうやって話すのか俺がききたいくらいだ」
佐藤「え、いいの?」
「そうだなーあれは、まだ初体験もしていない初々しいチェリーボーイ田中だった頃の話―」
「バイトの休憩時間、二人で暇だったからいろんな話したよねー」
「確かあのときはー初彼女に浮かれててー」
田中「いやーーーーーーやめてーーーーーーーーっ!!!」
佐藤「www」
田中「恥ずかしいいいいいいいっ」
佐藤「初彼女とにゃんにゃんするときのー相談とかー」
田中「にゃんにゃんっておばさんみたいなだお前w」
佐藤「ほっとけ」
田中「良い思い出しかないから全然問題なかった」
「お前との思い出は良い思い出しかない」
佐藤「すりこみかっ」