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「じゃ、行ってくる」
サキトが言った。
「無事に帰ってきてね」
アヤが心配そうに駆け寄ってきた。
「あぁ」
サキトが頷く。
サキトがリュックを背負っている。
タイチとイオリが万が一のためにライフルを一丁ずつ持っていた。
「行こう」
サキトが言った。
三人は小屋の外に出た。
外にはコウタの死体は無かった。
代わりに肉片や血溜まりが有った。
イオリはなるべく、それを見ないようにした。
しばらく進み、木々が生い茂るジャングルの様な所に来た。
タイチが木の根もとをごそごそと掻き分けてる。
「これ、食べれますよ」
タイチがそう言って差し出したのは数本の茸だった。
サキトはそれを受け取ってリュックに放り込む。
「これだけですか?」
イオリが訊いた。
「ここに有るのはこれだけです。他を探せばまだ有りますけど」
タイチが答える。
「先を急ごう」
サキトが言った。




