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ユウタは自分がこれから寝泊まりする部屋に向かった。
部屋には
大西 慧
と
坂野 幸太
が居た。
「よう、ユウタ!来てたのか」
ケイが言った。
「おぉ、ケイ久しぶりだな」
ユウタが床に荷物を置きながら言う。
「また、一緒に仕事ができて嬉しいよ」
こんどは、
コウタが言った。
「あぁ俺もだ」
ユウタが微笑みながら言った。
「それにしても、この船いったい誰が動かすんだ?」
ユウタが二人に訊いた。
「サキトが動かすそうだ」
ケイが答える。
「えっ、あいつ動かせるのか?」
ユウタが驚いたように言った。
「あぁ、そうだ」
ケイが頷く。
そうしていると、部屋の扉が開いた。
入ってきたのは
北条 咲人
だった。
「よう、サキト」
ユウタが声をかけた。
「久しぶり、元気かい?」
サキトが言う。
サキトは荷物を置いた。
「小さい船だが我慢してくれ」
船を手配したのはサキトだ。
「それよりサキト、お前船動かせるのか?」
ケイがサキトに訊いた。
「動かせるさ、免許も持ってるし」
サキトが自慢げに言った。
そこに、イオリが入ってくる。
「アヤも来たぞ。そろそろ出発の準備をしてくれ」
イオリが言う。
「ハイよ」
サキトがそう言って操縦室に向かった。




