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昨日のドバイワールドカップデー

作者: nikoa

 怪物、はじめました。




 はい、というわけでドバイワールドカップデーなんですけれども、日本調教馬すごかったですね!!


 まずはゴドルフィンマイルは相手に強い競馬をされ、日本馬としては苦しい立ち上がりでしたが、続くUAEダービーで日本勢が1から4位を独占する圧巻のレースとなり、一気に勢い付きました。



 G1一本めのゴールデンシャヒーンでは、JRAオッズ、ブックメーカーオッズ共に一番人気に推されたレモンポップでしたが、出足があまり良くなくて前に出れずにそのまま垂れてしまいましたね。

 しかしフェブラリーステークス以降急に組まれた鉄人ローテーションの中で、本当によく頑張ってくれたと思います。

 元々は根岸ステークスの後フェブラリーに出るかどうかすら未定だった子なので、正直無理を通したツケが回ってきた感じですね。

 田中調教師のというよりも、馬主であるゴドルフィンの意向が強かったのかなと想像しますが、とりあえず一旦休養に出てもらって、しっかり英気を養ってから本場のアメリカのBCスプリントやBCマイルなんかを目指して欲しい気もします。

 もちろんリメイク、ルゼル、ジャスティンもよく頑張ってくれました。特にリメイクはさらに化けるかもしれませんね。



 次にドバイターフですが、ドウデュースとシリアーが出走取り消しとなり、日本勢としてはセリフォスとダノンベルーガが人気を背負う形になりましたが、ここはロードノースが強かった、フランキーが巧かったと言わざるを得ないですね。

 ドウデュースがいれば勝てた、なんて妄言でしかないし他の馬たちにも失礼なので自分は絶対に言わないですが、取り消しが残念と思う気持ちも0ではないので仕方ないですね。京都記念はあれだけのパフォーマンスでしたし。

 しっかり調整してもらって万全となったドウデュースの秋古馬戦線に期待しましょう。

 もちろんベルーガの最後の追い込みも目を見張るものがありましたし、負けて尚強しの競馬だったと思います。

 1800〜2000くらいが適正距離ですかね。マイルだと少しギアの切り替えにもたつきそうですし、クラシックディスタンスは明らかに長そうなので。

 セリフォスはやはり少し長かったですね。仕掛け始めの手応えは一番良く見えたほどでしたが、持続しませんでした。

 直線の切れ味の鋭さは一級品なので、ジャック・ル・マロワ賞なんかどうですかね?

 もちろん安田記念からのマイルCS連覇も見たいですが。



 ここで一旦メインレースのドバイワールドカップに話を飛ばさせてください。

 自分の感想は「ウシュバテソーロ、そんな強いん????」です。

 いや、知ってるんですよ、強いの。でも交流重賞から一気に世界のトップに上り詰めて、「え、君そんな強いん??????」です。まじかよ、です。すごすぎです。

 ヴィクトワールピサのころはオールウェザーですから、また彼とは違う偉業にはなるんですが、なんですかあの追い込みの脚。

 カネヒキリが「砂のディープインパクト」と呼ばれて久しいですが、準えるならまるで「砂のドゥラメンテ」ですかね。オルフェーヴルの産駒にダート適性があるのもまた面白いです。

 個人的に本命は、もう距離を度外視してのジオグリフくんだったんですが、やはり正直長いですね。馬場は芝ダートの二刀流だと思います。

 皐月賞は本当にジオグリフ自身調子が良くて、さらに福永調教師が本当に完璧な騎乗をしたんだなと改めて思います。ノド鳴りの手術をしたらまた変わるかもしれませんが、もう今のままでマイル戦線に行ってもいいと思います。

 フェブラリー、安田記念、南部杯、マイルCS全部獲ろう。大好きなので応援し続けます。

 距離も込みでの本命はテーオーケインズで、とてもいい走りはしてくれましたが今回は相手が強かったですね。でもウシュバテソーロに負けてるとも思わないので、復活を信じてます。





 さて。


 ドバイシーマクラシック。


 衝撃のレースでしたね。


 イクイノックス。君強過ぎひん?

 ダービー終わった頃に「来年の春くらいから本格化かな〜」とか思ってたら天皇賞の時点で鬼のように強くて、有馬記念でさらに強くて、今回また強くて……。

 早くも歴代最強格と呼ばれ始めていますね。ブックメーカーの凱旋門賞前売りオッズも一番人気に設定されました。正直仕方ないことだと思います。

 日本競馬の悲願、本当に現実味を帯びてますね。

 レースとしては彼のお父さんのキタサンブラックとルメール騎手の日本での最初の相棒ハーツクライを一緒に彷彿とさせる逃げの一手で、そこから持ったまま押し切って突き放すという、少し異次元の走りでした。正直意味わかりませんでした。

 レースメイクとしては個人的には85年日経賞のルドルフが一番近いかな、と思います。

 周りを見て、余裕があると思ってハナを切って後は地力で突き放す。ルドルフは国内G2は何もしなくても勝ってしまうと言われていましたが、イクイノックスはそれを国際G1でやってのけるという荒業中の荒業です。何度も言いますが、意味わかりませんでした。

 自分の中の最強馬は今までディープだったんですが、オルフェーヴルの台頭でも揺るがなかったその思いが、少し揺れています。それぐらい凄いレースだったと思います。凄いレースでした。


 京都記念のドウデュース、日経賞のタイトルホルダー、そしてこのイクイノックス…。

 今年のレースも本当に楽しみですね。



 ここでクラシック戦線の話もしたいんですが、レーベンスティールくん、正直ここで走らされたのは結構嫌ですね。

 キャロットがクラシックを諦めきれない想いから賞金加算を目的にした条件戦だったことは、田中調教師のコメントからも何となく読み取れます。

 それ自体が悪いことだとは思いませんが、トモに不安の残る中、不良馬場できついレースをして、結果として2着というのは、彼にとって一番欲しくなかった結果だと思います。

 もちろん勝ち馬のセオが強かったのもありますし、そこを否定するつもりは一切ありません。

 ただどうせここで使うならもういっそ遠征経験も兼ねて毎日杯に行くべきだったとさえ思います。

 募集に間に合わなくて出資も出来ていないただの彼のファンでしかないですが、たぶん出資者の方も似たような考えなんじゃないかなと思います。わかりませんけど。


 最後に愚痴ですみませんでした。

 もちろん自分だってレーベンスティールくんのダービー戴冠が見たいのも本音だよ…。

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