第1部 あとがき
あとがきなのである。
そしてあけおめなのである。
当初12万字ほどでおさめるつもりで書いていたこの物語であるが、気がつけば15万字超。最後までお付き合いいただけた読者の皆様、誠にありがとうございます!
「まだ拾ってない伏線があるやんけー」という突っ込みは甘んじて受け入れましょう。
具体的には以下の3つですかね。
・セージを転生させた存在は何だったのか
・メリスの本当の両親は何者なのか
・降魔災害って結局何なの?
えー、これらについてはですね……黙秘権を行使します!
どれも構想中の別の長編に絡んでくる部分なんですね。
これらは非モテ大賢者の続編で開示するかもしれませんし、それら別作品の中で明らかにするかもしれません。
そいで、ここからは作者のお気持ち的なやーつ。
紙の書籍で言うなら厚目の文庫本1冊強になった本作ですが、その割に出てくる主要キャラが多いです。やべえ……これは埋没しかねない……もうちょっと減らすべきか……などと悩みつつも書いていたのですが、それぞれのキャラにファンが付いてくれたのでほっとした次第。
つか、実際何人出てたんだろ? 振り返りを兼ねてネームドキャラたちを整理してみよう。
1.セージ
2.メリス
3.ミスト
4.ピュイ
5.シロ
6.黒竜公
7.ウィズ師匠
8.ヒロト
9.ツカサ(イエロー)
10.マサヨシ君
11.キルレイン
(六鬼将も名前付いてるけど、まあ、あいつらは……ね?)
うはは、なかなかの数である。
読者の皆様で印象に残ったキャラクターはそれぞれ別々だと思うのだけれども、お気に入りのキャラがいれば感想などで教えていただけると幸いにございます。
ピンときたらそのキャラを主役にした番外編を書くかもしれません。
作者的なお気に入りは全員なんだけど、もうちょっと活躍させてやりたかったのはピュイ。
アキバ遺跡編で、オタクに優しいギャルとして人気者になるなんて話も考えていたのだけれども、YADOBASHI戦ではどう考えても戦力にならないので地上帆船に残ってもらうことに相成りました。残念無念。
ともあれ、大賢者セージの物語はこれにて一旦締めとなります。
読者の皆様、本作をご愛読いただきありがとうございました!
また、本日より新作を公開しておりますので、よかったらそちらもよろしくお願いいたします。
▼悪霊の多い料理店~この世の未練、飯テロ除霊で晴らします~
https://ncode.syosetu.com/n9578hz/
現代舞台のグルメコメディです。
悪霊は出てくるけど、ホラー要素はほぼ皆無なので怖い系が苦手な方でも安心。
元旦からの新連載開始という無謀をやらかしますが、お付き合いいただければ幸いです!




