ダンジョンよ、永遠に
いつもの調子の叫び声が、、今日も俺のなかに響く。
「ふははははは、、、妾こそ至高! 妾こそ正当なる大魔王の血統よ」
「流石でございまずぅぅぅーー!」
堕落した騎士団を付き従え、エルはいつもの様にふんぞり返っていた。
さて、、、
この後、王宮騎士団とか、女勇者とか、果ては魔界の王とかまでが俺の中にやってくるのですが、それはまた別の機会にお話しすることにします。
世間じゃ魔王が男勇者に倒されたとか、王宮魔術師の勢力が国を裏切って、ついに人間同士で殺し合いを始めてるとか、色々な出来事があったようですが、、俺のボスの間は、今日もいたって平和です。
もはや迷宮が複雑化しすぎて、入ることも出ることもできないので、第二の魔界なんて言われてます。
そして今も拡張し続けています。
俺はダークエルフを手に入れることができたのか?
それはもちろん。
もう、、温泉やらプールやら、ムフフな施設やらをたくさん拵えて、100人を超えるダークエルフと、、あとエルがキャッキャうふふと戯れる様をずっと見ている今は、とっても幸せなのです。
あぁ、、この転生、、意外とアリだったかも。
そして俺よ永遠に、、、