4-12 ※セリア視点 お仕置きをお預けされた聖女は脳内壁尻プレイで現実逃避
メタルリザード狩りは私達の完敗……ふふふ、しかし私にとっては勝利!カイト君の勝ちは私の勝ち!さらにお仕置きされるなら完全勝利です!そのはずなのに……
『いや、俺は罰ゲームなんてしないよ……あの勝負はドレイクとリリーナさんの間のものだし……パッチョもそれでいいよな?』
『うん。罰とかよくないと思う』
ああああ!このメスオス!せっかくのお仕置きの邪魔を!ダンジョン内でのお仕置きなんて最高にそそるというのに!許せませんね……しかも少し目を離した隙にカイト君とどんどん親密に……って!近い!カイト君の半径3m以内にオスが入ると私はイライラしちゃうんです!ああもう!こうなったら私は精神世界でお仕置き妄想することで発狂するのを抑えないと……
ああ……私の脳内ではカイト君が超ドSモードに――
『この俺にダンジョンで勝負を挑むなんて……舐められたもんだな』
「誤解です。私達はカイト君を舐めるなんて……」
『その口の利き方がすでに舐めてるんだよな……じゃあついでに俺の靴を舐めろ』
こうして私達四人は四つん這いになってカイト君の靴を……しかし、誰も嫌がりません。それどころか争うようにカイト君の靴を舐めて……ああ!綺麗にするつもりなのに私達の……メス豚の唾液でベタベタ……これは追加のお仕置き間違いなしですね♡
『ちっ!俺の靴を汚しやがって……やっぱりお仕置きってのは自分の手でやらないとな。でも普通にケツを叩くだけじゃあつまらないし……そうだ!ブー出てこい!』
何か素晴らしい事を思いついた様子のカイト君が豚を召喚――四つん這いの四匹のメス豚に本物の猪豚が追加され、何が起こるのかと期待に胸を膨らませているとカイト君がブーちゃんに過激な命令を出します。
『ブー!この豚どもを土魔法で檻に……いや壁尻の刑に処せ!』
『ぶーっ』
ブーちゃんは可愛らしく返事をすると、私達メス豚に土魔法を発動!四つん這いの私達のお腹部分に壁ができてお尻を突き出す形で拘束されてしまいました。こうして壁の向こうにお尻を無様に晒すことになった私達……カイト君はその四つの尻を満足そうに眺めるのです!
『ふふふ、いい光景だ……ドレイク!パッチョ!リリーナさん!しっかり見てろ!これが本物のわからせだ!』
こうしてカイト君の開始宣言をもって、壁尻調教プレイが開始です。
まずは最年長のパレット先生からです。
『んほおおおおお!男子生徒に!ダンジョンで!壁尻スパンキング!お゛おっ!お゛うう!はおおおお!ぎもぢいいい!お仕置きなのに!生徒に見られながらのプレイさいこおおおおお!』
アヘ顔を晒した女教師の汚い嬌声がダンジョン内を反響……このダンジョンはもはや『わからせコンサートドーム』です。
次の演者はフェリスちゃん。正統派メスガキボイスが披露されます。
『ひゃうう!あっ!ああん!あうっ!嬉しい!もっとブッて!ボクのロリケツが倍に腫れるくらい!真っ赤にして!カイちゃんの手形が永久に消えないくらい強く!ああああああ!』
ああ……フェリスちゃんはわからされすぎて完全にマゾガキに……痛みを求める完全なるマゾモンスターになってしまいました。
そして残るのは私とお姉ちゃん……ここでカイト君は趣向を変えました。
『俺が叩いても喜ぶだけだからなあ……そうだ!リリーナさん!貴方はリューネのケツを叩いてください。そしてセリアさんは……パッチョ!お前がやれ!』
いや……いやああああ!カイト君以外の人間に体を触れられるなんて嫌!それだけは!それだけは!しかし、すぐにプレイが開始されてしまいました……隣のお姉ちゃんは悔し涙を流しながらライバルであるリリーナさんの責めを受けています。
『あん!ああ!ごめんね!カイト君ごめんね!お姉ちゃんが悪かった!だからお願い!カイト!カイトが叩いて!お姉ちゃんのお願いを聞いてええ!』
『リューネさん!見損ないましたわ!真面目で!努力家で!模範的優等生だと!ライバルだと信じてましたのに!婚約者とお姉ちゃんプレイをする変態だったなんて!これはその罰ですわ』
リリーナさんはなかなかSの素質が……このプレイを満喫しています。
それに引き換えパチョレックさんときたら……
『ごめんねセリアさん……えいっ』
はあ……そのスパンキングはなんですか?そんなんじゃ蚊も殺せませんよ?これはもはやプレイに対する侮辱……カイト君のわからせを汚す行為です!不本意ですが指導しなければなりませんね!
「何ですかそのスパンキングは!これもカイト君とのプレイの一環なんですよ!真剣にやってください!本気で!あなたの手が折れるくらい!死ぬ気でやりなさい!」
『は、はいいい』
こうして一応プレイとして成立しましたが……はあ、何も感じませんね……しかし、それを眺めるカイト君は……ああ素敵です!なんて優雅に……あれこそ王の風格!いえ、帝王です!カイト君は『わからせ帝王』です!
そんなカイト君がドレイクさんと芸術論を交わしています。
『どうだドレイク?俺のメス豚たちは?あれこそ至極のわからせ芸術だ』
『ああ!流石はわが友!これこそが真の芸術!心と体をプレイで調和して昇華する……これこそが……』
『ああ、わからせだ。しかし、初心者のリリーナさんとパッチョでは……仕方ないな。手本をみせてやるか』
こうしてカイト君がリリーナさんとパチョレックさんを交代……ああああ!やっぱりカイト君じゃないとダメです!早く!早くブッてください!お姉ちゃんも待ちきれないようで、目をハートにしながらケツを突き出しています。
『カイト!カイト!早くう!お姉ちゃんのケツを!お願い!』
『わかったよお姉ちゃん。でもこのケツはお姉ちゃんのケツじゃない……これは俺のモノ!お姉ちゃんのケツは俺のケツだ!』
『あん!そう!ケツだけじゃい!私の全てはカイトの!弟のもの!それがお姉ちゃんの役目!お姉ちゃんは弟のための存在!あああ!カイト!好きいいい!』
素晴らしいです……リリーナさんによる屈辱プレイの後のカイト君のスパンキングはさぞ格別でしょう……ああ!私も辛抱たまりません。我慢できずに尻を下品に振って誘ってしまいました。そんな私にカイト君は特別サービスをしてくれました。
『それじゃあ最後はセリアさん……そういえばメタルリザード狩りを提案したのはセリアさんなんだって?』
「はい!そうです!でも、そんな事より早くプレイを!お仕置きを!わからせをください!」
『全く……これが聖女だなんて世も末だよ。こんな変態聖女がいなければメタルリザードも平和だったのに……そんなメタルリザードの恨みを受けてもらわないとね』
そう言うカイト君の手には狩りたてホヤホヤのメタルリザードの尻尾が……現地調達の即席極上鞭……ああ……あの硬い鱗が私のケツに食い込んで……興奮で脳が壊れちゃいそうです。これ以上壊れたら豚以下の最底辺の生物になっちゃうううう!
そんな下等生物になりかけのマゾ豚聖女の卑しいケツに尻尾鞭が……ああ!いい!よすぎる!カイト君のわからせにトカゲの怨念が乗っかって!凄まじい衝撃!それが脳まで達してしまいます!もはや声も出せません!そんな私の顔は……完璧なアへ顔!無様に舌を突き出して!白目になりかけの瞳はハートに!だらしなく弛緩した表情筋!皆に見られてるのに鼻水まで垂らしてます!
こうして私とカイト君の模範的SMプレイによってダンジョン内壁尻調教プレイは幕を閉じたのです……
ふふふ……素晴らしい妄想によって現実の私もトロトロアへ顔に……
『セリアさん!セリアさん聞いてる?』
あ、現実の優しいカイト君が私に呼びかけています。
「ふひっ?え?はい?何ですか?」
『やっぱり聞こえてなかったか……ここでダンジョン内野営をするから夜の見張り当番を決めてたんだけど、せっかく八人もいるから二人一組の4つのペアを作ることになってね。まずはパレット先生とフェリス、次はセリアさんとリューネ、そして俺とパッチョで、最後はドレイクとリリーナさんの順になったよ』
しまったあああ!妄想トリップしてる間にこんな大事なことが……しかもよりによってカイト君のペアがパチョレックさんだなんて……私達が寝ている間に夜のテンションで盛り上がる二人……これはマズイです!緊急わかシス会議を開かねばなりませんね!