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主要人物紹介とキャラクター設定資料

主要人物紹介とキャラクター設定資料


〇ジョブについて

 本人の所持する固有スキルと適正に応じて、10才の洗礼の時に決定するのが一般的。

 ジョブによって魔法やアビリティ・スキルの習得適正や基礎能力に補正がかかる。そのジョブ補正にマッチした能力やアビリティを磨くのが常識だが、それに囚われないものも当然いる。

 ジョブは訓練や才能に応じて上位職に成長していく。(例:見習い剣士→剣士→魔法剣士)

 ジョブの変更は可能だが、その際にレベルやアビリティレベルのダウンが発生するので、特殊な事情がない限り行われる事は珍しい。

 通常のジョブ以外に、特殊なアビリティを持つ者だけがなれるユニークジョブ、特殊な条件をクリアするかアビリティを極めることで得られる称号も存在するが、非常に希少な存在。


〇固有スキル

 才能・ギフトとも呼ばれる固有能力。生まれた時に各個人が所持している特殊なスキルで原則一つしか保有できない。

 レアリティが存在(N、R、SR、SSR、UR、LR)しており、低レアリティの方が汎用的で実用的なものが多く、扱いづらい高レアリティのものは敬遠されることもある。特にSSR以上だと何らかのデメリットがある事が多く、時には迫害に。

 固有スキルの中には成長して能力が強化され、名称が変化するケースがある。

 固有スキルを上書きするレアアイテムによって後天的に変更は可能だが、希少かつ高価なため滅多に出回ることは無い。

 固有スキルは遺伝する傾向があり、能力そのものが遺伝しなくても、高レアリティの親から生まれた子供も高レアリティの固有スキルを持っていることが多い。


〇アビリティ

 固有スキルと異なり後天的な取得して訓練できる能力でコモンスキルとも呼ばれる。しかし、現実問題として取得難易度や習熟度の個人差が大きく、特に戦闘分野のアビリティにおいては、自身の才能にあうモノを一つか二つに絞って伸ばす事が推奨されており、いくつものアビリティを学ぼうとすると器用貧乏で終わってしまうケースが多い。

 アビリティのレベルは1~30まである。10を超えれば実戦で使えると判断されて、上位職への解放条件になることが多い。20以上は教師、師範クラスとされ、25で達人、30で極めるがそこまで成長するのは稀。


〇レベルと基礎ステータス

 レベルアップには、訓練などで地道にあげる方法とモンスターを倒して魔素を吸収してあげる方法の二通り存在する。訓練によるレベルアップは堅実だが時間がかかる。ソロでモンスターを倒すレベルアップの方が効率的だが、危険を伴う上に、自分より弱すぎたり、相性の悪いモンスターでは魔素の吸収効率が悪いため、万人向けでないという面もある。

 基礎ステータスは生命力(LP)、精神力(SP)、筋力(PW)、耐久力(DF)、魔力(MP)、素早さ(AG)の6項目でレベルが上がればそれに伴い上昇するが、その数値には個人差がある。レベルを上げずに訓練で個別のステータスの上昇も可能だが、あまり効率的ではない。

 各種ステータスの目安としては、99以下は一般人クラス(E)100~199は新人クラス(D)200~299は中堅クラス(C)300~399は一流クラス(B)400~499は超一流クラス(A)500以上は超人クラス(S)で人間の限界は999。

 各ステータスの合計である総合ステータスの目安としては、499以下は一般人クラス(E)500~999は新人クラス(D)1000~1499は中堅クラス(C)1500~1999は一流クラス(B)2000~2999は超一流クラス(A)3000以上は超人クラス(S)

 基礎ステータスの向上にレベル上げが有効な事は紛れもない事実だが、レベルは実際の強さをはかる絶対的指標というわけではなく、単純なレベルの数値よりも、生まれつきの才能によるステータスの個人差、ジョブや装備によるステータス補正、優秀な固有スキルやアビリティの有無などから総合的に判断して強さは測る。

 一般的なレベルの目安は年齢±3くらいとされている。


〇適正魔法

 各個人が習得しやすい魔法の系統。自然系(火・水・風・地・雷・木)とオーラ系(光・闇・聖・冥・気・妖)のそれぞれから最低一つ適正魔法が存在するので、その系統の魔法のスペルを習得して訓練するのが一般的。

 攻撃目的でない生活魔法程度ならば魔力がある程度あれば誰でも習得できるが、攻撃魔法・回復魔法・支援魔法(青魔法は特殊)と言われる戦闘魔法は適正魔法以外の系統を実戦級にするのが難しい。

 まれに三つ以上の適正魔法を持つ者もいるが、習得の時間と労力的を鑑みると、他よりも特別有利と言うわけでもない。


〇スペル・戦技

 実際に使う魔法や技で、これらの多くはSPを消費して発動する。

 そして、それぞれのスペル・戦技には10段階のレベルがあり、威力や燃費、精度などに直結する。例えば同じスペル「ファイアボール」を打ち合った場合、基本的にはレベル10「ファイアボール」の方がレベル9「ファイアボール」よりも威力が上となる。しかし実際の威力は、魔力のステータス値、固有スキルによる補正、アビリティレベルの影響などの要素が複合的に作用するため、高レベルであれば必ずしも他より優れているとは限らない。

 習得する数を絞って高レベルを極める者もいれば、低レベルでも多くの種類を習得することで様々な局面に対応する者もいて正解はない。




カイト  17歳 175㎝

 異世界転移した高校生。S級冒険者のピピンとマリアに拾われて、自身も一年で史上最年少S級冒険者となる。昔プレイしたゲームと同じ世界だったので、その知識と転生ボーナスを活用したが、幼少の頃から空手をやっていたため、そもそもの戦闘力が高いのに加えハイレベルの支援魔法も使えるので、召喚獣無しの素手の状態でもS級冒険者クラスの戦闘能力がある。

 S級冒険者になった晩、パーティーであるベルリオーズ夫妻に王命で保護・監視されていたことを明かされたのと同時に娘婿として迎えられることになる。こうして王都でリューネとセリアの双子姉妹と面会(流れで決闘も)して正式に婚約を結ぶ。(婚約姉妹わからせ編)

 その後は貴族の仲間入りをするためにランベルク学園に入学することが決定し、編入試験の際に試験官のパレットととも婚約することとなる。(女教師わからせ編)

 こうして学園に入学すると同じ召喚士であるフェリスと出会う。フェリスに振り回されながら学園生活を送っているうちに、彼女の境遇を知ることとなり、彼女を救うために奔走した結果、ベルリオーズ家に籍を移させて自分の婚約者にする。その流れで御前試合を経て、自身は宮廷召喚士という官職を得る(メスガキわからせ編)

〇ジョブ【召喚士】

〇固有スキル【ゾディアック】LR

 通常は一体しか召喚できない召喚獣を全属性の十二体を同時に召喚できる能力。その代わり全て十二支をモチーフにした星1の下級召喚獣だが、召喚士のレベルを反映するので、それだけでも十分強い。

〇適正魔法 水 気

〇戦闘アビリティ

 支援魔法24  召喚魔法28  体術(空手)22  杖術7

〇その他アビリティ

 調理20  釣り7  アイテムボックス17

〇スペル

 身体強化・ブースト(気)8  創作支援魔法5  

 マルチ召喚10  スパイラル召喚9  

〇戦技

 正拳突8  回し蹴り6  廻受9  息吹7

〇レベル・ステータス

 レベル78

 LP731 SP808 PW580 DF507 MP754 AG611 総合3991




セリア・ベルリオーズ  17才 165cm B86 W59 H85

 この作品の正ヒロインにして裏主人公。リューネの双子の妹で女性キャラでは作中最強クラス。見た目と普段の言動はゆるふわな美しい聖女で、回復魔法の天才だが、近接戦闘も天賦の才があり、自分に言い寄ってきた男を拳でわからせたため、学園では陰で恐れられている。

 極度の男嫌いだったが、カイトが彼女の理想だったので、出会った瞬間に惚れ込んで、同時に自分が重度のマゾヒストだと自覚して、変態的なわからせ妄想をするようになってしまう。(婚約者姉妹わからせ編)

 カイトに夢中なだけでなく、彼の婚約者を増やすことで美女ハーレムをつくる事を画策して、姉のリューネに歪んだ愛情を抱くだけにとどまらず、女教師のパレットとの婚約を歓迎し、クラスメイトのフェリスを自分の妹として溺愛する。

 しかし何だかんだで普通の女の子な面もあり、御前試合前夜にカイトとキスして喜んでいる(メスガキわからせ編)

〇ジョブ【聖女】

〇固有スキル【ビーナスハンド】UR

 手の周りの魔法を強化する能力。直接手で触れる回復魔法の効果が高まる。しかし、回復魔法以外にも適用されるので、強化魔法での打撃が強力。目に見えるデメリットはないが、信仰心が強くなりすぎるゆえ、極端な行動を起こしやすくなる。

〇適正魔法 木 聖

〇アビリティ

 回復魔法23  支援魔法18  体術(我流)16

〇 スペル

 ヒール(聖)8  ハイヒール(聖)7  エクストラヒール(聖)5  キュア(聖)8  身体強化・ディバインフォース(聖)8  セイントバリア(聖)6  サンクチュアリ(聖)6

〇戦技

 聖女パンチ6  聖女キック5

〇レベル・ステータス

 レベル55

 LP496 SP678 PW406 DF321 MP650 AG448 総合2999




リューネ・ベルリオーズ 17才 165cm B87  W57 H85

 ヒロイン2のツンデレ系常識人ツッコミ役の赤髪の美少女。ベルリオーズ家の長女でセリアの双子の姉。文武両道で学年の成績トップの魔法剣士。プライドの高い真面目な優等生で秀才タイプのため、天才一家の中では器用貧乏なところがあって、それがコンプレックス。男勝りな性格だが、カワイイもの好きな女の子らしい一面もあり、根は優しく家族思い。

 そのため家族が離れ離れになった原因をつくったカイトを出会った当初は敵視しており、親が進めた婚約を拒絶して決闘を挑む。その結果、カイトの強さと人柄を知って婚約を受け入れる。(婚約者姉妹わからせ編)

〇ジョブ【魔法剣士】

〇固有スキル【ホロウアイズ】UR

 魔眼系のギフト宝玉を二つ使うことで、両目にそれぞれ別々の固有スキルを宿した目を持つことができる能力。しかし、ギフト宝玉は希少でなかなか手に入らないため、現在は実質無能力状態。

〇適正魔法 火 光

〇アビリティ

 剣術(ベルリオーズ流)17  攻撃魔法18  支援魔法8 

〇スペル

 ファイアボール(火)7  シューティングレイ(光)5  ソルプロミネンス(火・光)4  身体強化・ディバインフォース(光)6

〇戦技

 バーニングスラッシュ(火)5  ライトニングスラッシュ(光)4

〇レベル・ステータス

 レベル27

 LP286 SP350 PW224 DF196 MP316 AG271 総合1643




ピピン・ベルリオーズ 40才 185cm

 セリアとリューネの父でハゲ以外欠点の無い人物。「セイントオーガ」の異名を持つS級冒険者であるのと同時に王直属の諜報員という二つの顔を持つ名門貴族の次男。

 戦闘面では遠距離攻撃が苦手な事以外の欠点がないバランスのいい能力。聖属性魔法を極めた聖騎士で、攻守において隙は無い。

 王命で渡り人であるカイトを保護・観察するうちに彼を気に入り、自分の跡取りにするべく娘婿にする。

〇ジョブ【聖騎士】

〇固有スキル【聖の加護】SR

 聖属性のスペル・スキルの威力等が上がり習得しやすくなる。

〇適正魔法 地 聖

〇アビリティ

 剣術(ベルリオーズ流)27  盾術(王国騎士団流)22  回復魔法26  支援魔法25  

〇スペル

 セイントバリア(聖)10  ヒール(聖)10  ハイヒール(聖)8  身体強化・ディバインフォース(聖)9  マテリアルカバー(地)9

〇戦技

 ホーリースラッシュ(聖)10  ロイヤルシールドガード(聖)9

〇レベル・ステータス

 レベル66

 LP750 SP556 PW657 DF639 MP514 AG402 総合3518




マリア・ベルリオーズ 39才 168cm B94 W61 H91

 いつも「あらあら」と笑っている癒し系美人でセリアとリューネの母。平民階級出身だがS級冒険者になってピピンと結婚した。二つ名は「鞭の女帝」でテイマーとしてモンスターを使役するよりも自分で戦った方が強い。

 夫と共にカイトを保護・観察して、実の息子のように可愛がって娘婿にする事を決める。

 現在は学園の臨時講師。

〇ジョブ【テイマー】

〇ユニークスキル【ペインルーラー】SSR

 自分の攻撃によって与える痛みを操作する能力。痛みを倍増させることで、ほとんどの敵を戦意喪失させたり、簡単にテイムしたりする。逆に全く痛みを感じさせない事も可能で、致命傷を与えてそれを自覚させないという使い方をする事もある。デメリットは自身も痛覚がなくなる事。

〇適正魔法 火 気

〇アビリティ

 テイム28  鞭術(我流)30  攻撃魔法26  支援魔法25  騎乗25

〇スペル

 ファイアボール(火)9  ファイアアロー(火)9  ファイアウォール(火)8  身体強化・ブースト(気)8

〇戦技

 フレイムヴァイパー(火)10  バスターウィップ10  ツインウィップ10

〇レベル・ステータス

 レベル65

 LP680 SP610 PW503 DF492 MP530 AG604 総合3419




パレット・ポルンカ 26才 164cm B97 W62 B90

 ヒロイン3のランベルク学園の教師で防御魔法のスペシャリスト。名門魔導士一家の末娘で、将来を嘱望された魔導士だったが、魔導学校卒業時に婚約者を寝取られたことで人生の歯車が狂って、冒険者となり、現在は玉の輿を夢見てランベルク学園の女教師をしていた。

 カイトの編入試験の試験官を務めて、彼の圧倒的な実力にわからされて優良物件だと知り半ば強引に婚約を結んだ。(女教師わからせ編)

〇ジョブ【緑魔導士】

〇固有スキル【アイアンメイデン】SSR

 結界魔法の強度と精度が上がる能力で、結界魔法を複数同時展開が可能となる。

〇適正魔法 地 光

〇アビリティ

 攻撃魔法19  支援魔法25  回復魔法18

〇スペル

 ストーンバレット(地)7  シューティングレイ(光)7  フォトンバリア(光)10  身体強化・ディバインフォース(光)8  ヒール(光)8  マテリアルカバー(地)7

〇レベル・ステータス

 レベル41

 LP405 SP584 PW196 DF289 MP551 AG255 総合2280




フェリス・ベルリオーズ(旧姓ドラゴノート) 17才 145cm B75 W51 H73

 ヒロイン4のカイトのクラスメイトの生意気で小柄な美少女。筆記試験はトップの成績だが、召喚士なのに召喚魔法が上手く扱えず実技はからっきしだったので、同じ召喚士であるカイトに助力を求めるべく接近してきた。最初は打算だったが、すぐに惹かれるが、自分の境遇を打ち明けられず苦しむ。名門貴族ドラゴノート家の庶子で、幼いころは娼婦の母と貧民街で暮らしていたが、その母が死んでドラゴノート家に引き取られてからは、異母兄暴行の対象となり、学園卒業後はドラゴノート家の血を濃くするために、その兄と結婚させられる事が決まっていた。さらには兄の出世のために高官との接待を強要されていたが、契約魔法印の召喚獣の暴走がきっかけで、それらが発覚すると、カイトの尽力でベルリオーズ家の養女となり、同時に彼の婚約者となる。(メスガキわからせ編)

〇ジョブ【召喚士】

〇ギフト【インセクトヴァンガード】SSR

 蟲系統の召喚獣と相性が良くなる能力。欠点は蟲系統以外の召喚獣と契約できなくなる事。

〇適正魔法 風 気

〇アビリティ

 召喚魔法10  支援魔法13

〇スペル・スキル

 支援強化魔法・ブースト(気)6

〇レベル・ステータス

 レベル14

 LP145 SP224 PW96 DF84 MP256 AG105 総合910

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