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6-19 ※リューネ視点 お姉ちゃん脱ぐ――新旧聖女のタッグによる羞恥プレイがダンジョンの封印を解く

 しまった……やらかした……私ってすぐにカッとなるから思ったことをすぐ口にだしちゃう。そんな私の悪い癖が、こんな場面で出ちゃうなんて……


『なんじゃとおお!妾の渾身の一冊を!許さん!許さんぞおお!』


 キオヴァスが完全にブチギレてる。そんなにその本が大事だなんて……とりあえず今は三人の救助が優先……どうにか機嫌を直してもらって三人を開放させないと……


「その……ごめんなさい。そんなに大切な本とは知らず……そもそも勝手に入ったことを謝ります……ただ私達は調査に来ただけだの……だから三人を開放してください。そうすればすぐに出ていきます。私にできることなら何でも……」


『うぬ~……まあ、確かにお前達はゴーレムの謎を解こうとしていただけで、そんなに荒していないのは見ておったし見逃してやらんことも……しかし、妾もせっかく目覚めたのに……それにお前……今、何でもと言ったの?』


 キオヴァスは少し落ち着いたかと思ったら、急にネットリしたエロい目で私を……この目……知ってる……セリアと同じ目……聖女の目じゃなくて変態の目……いったい私をどうするつもり……でも、そんな事を言ってられない!


「ええ!私にできることなら!だからお願い!」


 うう、ちょっと怖い……そんな私の表情をキオヴァスが気に入ったらしい。


『おお~……よい!よいぞ!この宮殿にいる5人の女子はどれも綺麗どころが集まっておったが、お前が一番妾の好みじゃ!そうじゃのう……それではまず脱いでもらおうか』


「くっ……なんて破廉恥な……」


 初対面の得体のしれない奴の言いなりで脱ぐなんて……でも仕方ないわ……私はこのパーティーのリーダーとしての責務を……

 そんな私にセリアがコソッと耳打ちしてきた。


『お姉ちゃん、ここは耐えて……それとあいつの性癖は気の強い女が羞恥心で染まるのを楽しむタイプだと思うから、そういう演技でやってね』


 この馬鹿聖女!こんな時に冷静に敵の性癖を!でも……確かに有益な情報ね……いいわ!やってみせる!


「わかった……私……脱ぐわ」


 私はカイトとプレイする時の経験を活かして、すこし焦らすようにゆっくりと脱ぐとキオヴァスは喜んでいた。


『うむ!よい!よいぞ!鍛え抜かれた引き締まったボディ!特に薄っすら縦に割れた腹筋がそそる!それにしても女魔法剣士よ!なかなか魅せる脱ぎっぷりじゃ!お前さんはストリップ嬢の才能があるぞ!』


 全然嬉しくない誉め言葉が……って!セリア!あんたキオヴァスの隣で一緒になって鑑賞してるんじゃないわよ!ん?あの馬鹿……なんだか急に紙にメモを……そのカンペには、


『もっと顔を赤らめて!もっと恥ずかしがって!』


 んがあああああ!吞気に演技指導なんてしてるんじゃないわよ!でもセリアとキオヴァスから同類の気配が……ここは指示に従ったほうが効果的かも……


「うう……恥ずかしい……」


『うひょおお!愛い奴よ……さっきの威勢とのギャップがたまらぬ……ほれ!次は下着じゃ!早う裸に!』


 こいつ本当に伝説の聖女なの!?ただのエロ親父みたいじゃない!って……またセリアがカンペを……


『背中を向けて脱いで!それで胸と股間を隠して振り向くの!』


 何であんたがノリノリなのよ……もうこうなったら最後まで付き合ってやるわ!


『ほうほう……恥ずかしがっておるのか……おおお!なんと綺麗な尻じゃ!たまらんぞ!』


 くう……演技とかじゃなくて本当に恥ずかしくなってきたわ……でも……これも三人を助けるため……そう言い聞かせて、胸と股間を隠しながら振り向くと、キオヴァスとセリアはそっくりな恍惚の表情を……やっぱりこいつら似た者同士……今も昔も聖女なんて変態しかいないのね。


「こ、これでどう?もう満足?」


『ほっほっほ……確かに満足じゃが……もう辛抱溜まらん!ほれ!そこのドスケベ聖女よ!お前の姉を妾の前で犯すのじゃ!』


 ああ……やっぱりこうなるのね……しかもセリアまで巻き込んで……


『そ、そんな……実の姉を犯すなんて……でも……この状況では仕方ありませんね♡』


 セリア……あんた私に演技指導してたくせに言ってる内容と口調がチグハグよ……そんなツッコミを入れるタイミングもなく私はセリアに後ろから犯された。


「はあん♡いきなり飛ばしすぎ♡こんなの……イクッ♡」


 セリアのビーナスハンドによって速攻でイカされたけど、キオヴァスの性的欲求はそれでは満たされなかった。


『ああもう!早すぎじゃ!もっとこう……女魔法剣士!股を開いて手は頭の後ろじゃ!そう!その綺麗な脇をもっと見せよ!よしよし……それでは妹聖女よ!脇が隠れないように後ろから両手で乳を揉むのじゃ!』


 こいつ……やたらと指示が細かいわね。確かに私の脇は綺麗……カイトに褒められて自信がある……そんな自慢の脇をこんな奴に見られるなんて悔しい……

 そんな屈辱をグッとこらえて、私は眼前の伝説の聖女の視姦と背後の変態妹聖女の超絶エロテクで犯された。


「ん♡んんん♡やあ♡こんなのダメ♡変態すぎる♡」


『お姉ちゃん頑張って!私も頑張るから!だからもっとキオヴァスを興奮させて!』


「こ、これ以上どうするのよ?」


『それじゃあ……性癖を暴露して!犯されながらフェチを告白するの!さあ!』


『それはよい!妹に犯されながらのエロ告白とは……なかなか良い趣向じゃ!』


 こいつらはどれだけ私を辱めれば……でも……感じちゃう♡


「わかったわ♡なんだって答える♡何でも聞きなさい♡」


『そうじゃのう……それではオナニーの頻度は?』


「毎日♡朝と夜の二回♡寝る前に必ず♡そして朝もイカないとベッドから出られないの♡」


『やはり妾の見込んだ通りにエロ女か……それで道具は?オカズは?』


「基本は指♡でも最近は色んな道具にもチャレンジしてる♡そしてオカズは……カイト♡弟との色んなプレイで♡その練習も♡」


『なんと!?妹だけではなく弟とも!?しかし……ぐああああ!なぜ男なのじゃ!女同士の方が絶対に良いぞ!女ならば女の気持ちいいところを理解できる!男の独りよがりなプレイとは次元が違う!』


 ぐ、ぐぐ……ここはキオヴァスに合わせるべきなの?ど、どうすれば……

 そんな私の迷いをセリアが断ち切るようにカイトの素晴らしさを代弁した。


『それは聞き捨てなりません!確かに女同士のプレイは素晴らしいです!男の白いの出して終わりのクソみたいプレイでは到達し得ない快楽の極みを味わえます!しかし!カイト君は違います!カイト君は真のメスの喜びをわからせる最高のオス!そうだよね?お姉ちゃん!』


「そうなの!カイトのプレイは最高!ただ激しいだけじゃない!ベッドに入る前の会話がすでにプレイ!カイトはいつも私を褒めてくれるの!可愛いって!綺麗だって!頑張り屋さんで偉いって!お姉ちゃん大好きって甘えてくれる!そこからのプレイはずっとイキまくり!そしてその後のピロートークも至福の時間!二人だけの愛の再確認タイム!そんなカイトの理想の女に!最高のお姉ちゃんに!究極のメスになるために!毎日オナニーしてエロレベルを上げてるの!あん♡セリア♡いっきにスパートかけないで♡イクウウウウウウ♡」


 私はカイトへの愛の告白をしながら派手にイクとアへ顔を晒しながら腰が抜けて座り込んでしまった。

 そんな私を見たキオヴァスは複雑な表情を浮かべて、


『むむ~……これだけの逸材が男に堕とされるとは口惜しい……よし!妾が本当の女の喜びを教えてやろうぞ!この額縁を潜って妾のもとへ来るがいい!』


 キオヴァスは挑発めいた捨て台詞を言い放つと、肖像画が暗転して不気味な渦が発生した。


「本当にこの額縁がダンジョンの本当の入り口だったのね……でもこれでようやく三人を……セリア!皆を助けに行くわよ!」


『うん!そしてキオヴァスにもたっぷりお礼を……その前にお姉ちゃん……服は着ようね……まあ、全裸で戦う女魔法剣士ってのもエッチで素敵だけど』


「い、言われなくともわかってるわよ!この変態聖女!」


 まったく……このドスケベ妹聖女にも姉としてお仕置きしたいところだけど、その前にガチレズ聖女を倒さないと……待っててね三人とも……今からイk……じゃなくて行くから!それまで触手の責めに耐えてね!

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