6-16 ※リリーナ視点 侯爵令嬢無惨――触手ゴーレムの緊縛プレイがプライドと膀胱を破壊する
理解不能な現象の連続によって混乱した私の頭を冷やしてくれたのは絶望の光景……ついさっきまで一緒にいたフェリスさんとパレット先生がウネウネした触手によって並んで磔のような状態で凌辱されておりました。
「フェリスさん!パレット先生!お気を確かに!」
私は現在進行形で身も心も滅茶苦茶にされている二人に呼びかけたのですが、
『グポポッ!ジュル!グッポ!げほっ!こひゅー……こひゅー……いっ!あぎゅあああ!電気ダメ!焼けちゃうううう!』
『お゛ううん!お゛っ!お゛おっ!ん゛んん!乳首のびる!どれぢゃうううう!』
触手イラマチオと電流責めを受けているフェリスさんと触手機械姦の超振動で巨乳を弄ばれているパレット先生には、返事をする余力はございませんでした。それにしても、この卑猥なゴーレム……私より強い二人を、わずかの間に同時に……いえ、各個撃破だとしても私の勝てる相手ではありません。新手の触手ゴーレムが現れる前にこの空間を脱出して救援を……そのためには出口を探さなければなりませんが、それは敵そのものでした。
『ほほう……やっとマトモそうな女子が来たのう。お前はどうやって可愛がってやるとしようか』
私を引きずり込んだ聖女の絵画が淫猥な笑みを浮かべながら私を品定めしているではありませんか……そんなこと許せませんわ!
「汚らわしいですわ!パーマストン侯爵家の令嬢に向かってモンスターの分際で!あの御二人も解放なさい!」
『聖女に向かって汚らわしいとのたまうとは……くくく……しかし、そなたのようなプライドの高い高貴な女も妾の大好物じゃ』
聖女……この絵画の正体はやはり伝説の聖女キオヴァス……伝承では穢れ無き乙女と聞いておりましたが……まあ、身近にいる聖女もかなりアレなので多少の変態趣味では驚きませんが、なぜダンジョンのモンスターに……しかし、今はそんなことを考えている状況ではありません!新手の触手ゴーレムが現れて、私を襲おうとしてますわ!
「そのような卑猥な攻撃など!せあっ!『ウインドバリア』展開!」
私は合宿で特に練習したウインドバリアで風の鎧を纏って華麗に回避いたしました。ただ防御力を上げるだけでなく、機動力にもプラス補正をかけるように改良した私自慢の風魔法の前には、ミミズのような触手など相手ではありm……いえ、私の欠点である火力不足を考えると決して有利な戦況ではありません。
『ほう……ステータス的には先ほど二人に劣るが、風魔法のセンスと軽やかな身のこなしは悪くないのう』
「モンスターに成り下がったとはいえ伝説の聖女に褒めてもらえて光栄ですわ!しかし、今は敵!手加減いたしません!」
私はまだ練習中である鞭をとりだして、サーベルとの二刀流で挑みましたが、やはり鍛錬不足……触手ゴーレムの魔手を弾くことはできても、破壊することはできませんでした。
そんな光景を面白そうに観戦していた絵の聖女が、
『どれほどの時が経過したか知らんが妾は伝説の聖女と呼ばれておるのか……悪い気はせん。少し力も戻ったし、褒美に妾の力を見せてやろう』
まずいですわ!奴が本当にキオヴァス・シスカだとしたら私なんて……そんな泣き言を言う間もなく、聖女の攻撃が私を襲いました。
『久しぶりじゃから、加減が……まあ、これくらいでいいか……「エーテルウェイブ」』
「くはああ!こ、こんな……見えない攻撃……卑怯……ですわ……」
絵画の中の手が私に向けられた瞬間に、不可視の力が直撃して私は壁に押さえつけられて。口を動かすがやっと……そんな私に遂に触手の魔の手が……
「いやああああ!やめてくださいませ!私の高貴な体に!下賤な!ふああ!そんなところに!」
『期待通りの反応じゃ……だが楽しくなるのはこれからじゃぞ』
その言葉の通り、触手の責めの激しさが増し、私の服はボロボロにされ、淫らなポーズで縛り上げられてしまいました。屈辱ですわ……しかし、決して誇りは失いません!まだまだ心は折れていませんわ!
「このような品のない縛り方を!元聖女とはいえ所詮はモンスターですわね!」
『ん?お前……さっきの奴等と違うのお……どちらかいうとSか……しかも、その口ぶりからして、緊縛プレイに興味が……それならばこういうのはどうじゃ?』
私の性癖を見抜いた聖女に怯える私にどんな凌辱が……そんな恐怖に震えていると、聖女の攻撃の対象は私ではありませんでした。
『もごおお!?おぶうっ!ひゃううう!この体勢だめ!触手が深く!ごぽおおお!』
な、なんと惨い……私が挑発したせいでフェリスさんが……亀甲縛りでうつ伏せM字開脚状態に吊られて極太触手ゴーレムのイラマチオを……それは喉を通り越して胃にまで届かんばかりに深くフェリスさんの口を犯して……しかし……ああ!私はなんていう破廉恥な女なのでしょうか!私のクラスメイトが!私の仲間が!触手によって縛られて犯される姿を見て興奮しております!いけないことですのに!呼吸が荒くなり目を離すことができませんわ!
『ははははは!仲間が惨たらしく犯されているのを見て感じるとは!面白い!次はあっちの巨乳を妾の手で芸術にしてみせようぞ!』
この聖女……SMの神髄を心得ておりますわ!その証拠にパレット先生が……ああ!先生ごめんなさい!私のせいで!でも……今の先生の姿は紛れもなく芸術……
『んお゛お゛おおおお!締まる!そんなとご!お゛うんっ!びゃあああ!逆さづりなんてあの日以来!あ゛うう!もうオッパイだめえええ!』
パレット先生の豊満な肉体が逆さ吊りで触手に……極上の柔肌に食い込む無機質な触手が女体の美しさを引き立て……ダメですわ……私の完敗……これほどの縛りは今の私には……ドレイク様とのプレイなんて、この本物と比較すると児戯に等しく……こんな形で心を折られるとは夢にも思いませんでした。
そんな完全敗北状態に私にも遂に聖女の魔の手が……
『楽しんでいただけたようじゃのう!どれ……せっかくだから、妾の縛りプレイを伝授してやろう』
「あああああ!殺しなさい!いっそ私を!ぐっ!ぎゃああああ!」
そこからは甘美な拷問……私は様々な縛りプレイを……人間の体をここまで辱めるなんて……なんと酷く……なんと素晴らしいテク……もし、生きて帰ることができたら、ドレイク様とのプレイに……そんな余裕が心の片隅にあった私でしたが、エビぞりで縛られた時に、下腹部が……それはプレイによる性的な疼きではなく、生理的反応……
「ぴぎい!それ以上は!もうおやめくださいませ!そうでないと私!私……」
『んん~?なんじゃ?それではわからぬ!もっとハッキリ申せ』
「その……もう限界が……で、出そう……」
『何が出るのじゃ?具体的に言ってもらわんとわからんの~』
「オシ……おしっこが!もう漏れそうですの!せめてこの態勢は!お願いですわ!」
『そうかそうか。それでは態勢を変えよう……ほれ!』
一瞬開放されたと思ったら右足を吊り上げられ強制開脚……それまで股を閉じて尿意をこらえていましたが……
「んああああ!足を開いたら!こんな犬みたいなポーズで!もう!もうだめえええええ!」
次の瞬間、私の膀胱は決壊してしまいました。私は同級生と先生の前で失禁を……自分の中で何かが壊れる音が聞こえ、放尿の勢いは増し、まるで噴水の如く……もうダメですわ……ピチャピチャという床に滴り落ちる音を聞いていると……侯爵令嬢として……女としてのプライドが……皆さん……ドレイク様……私が完全に壊れる前に……どうか……助けくださいませ……