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6-6 ※セリア視点 セイなる淫紋通信わからせ交渉で聖女はメスを支配する

 感度1000倍ヌルヌルローション潮姫

 激震――超振動即イキバイブ

 乳首吸引式ローター・チュッチュ♡

 淫夢誘導アロマ“スイートナイトメア”

 激アツSM用キャンドル・煉獄


 今の私にはこれらを購入した疑惑をかけられています……まあ、バッチリ愛用してるんですけどね♡そんな少しだけエッチな私ですが、周囲からは完璧な聖女だと思われています。

 しかし、そんな私にも欠点はあります。変態すぎるとか、音痴とか、寝る時に歯ぎしりするとかは、とりあえず置いといて……それはズバリ遠距離魔法……でも予め施しておいた魔法陣なら……淫紋には作用できるはず……ハアッ!


『きゃんっ♡』


 遠隔式隷属魔法は成功したようです!その証拠に私の後ろのフェリスちゃんが軽くイッて可愛い悲鳴をあげています。

 その異変にカイト君は反応してしまいました。


『ん?急にどうしたんだフェリス?』


『な、何でもないよカイちゃん……にしし♪』


 笑って誤魔化すフェリスちゃん……そんなフェリスちゃんに淫紋を通して念話を試みます。


(フェリスちゃん……フェリスちゃん……聞こえますか?)


(え?セリアお姉ちゃん?心に直接声が……もしかして今のも……)


(そうです。突然で申し訳ありません。でも……お願いです!私に協力してください!)


(……やっぱりエログッズを買ったのはセリアお姉ちゃんなんだね?)


(はい……でも今、カイト君にバレるのは……)


(わかったよ。ボクが買った事にすればいいんだね?)


 はあ……なんて聡明で姉想いの天使なんでしょう……大好きです♡


(でも全部は嫌だよ。二つまでね。それと……)


(そ、それと……)


(遠征中にリューネちゃんとレズプレイしたんでしょ?ズルいズルい!今度はボクともヤろうよ!)


 くう!なんて抜け目のないエロエロサキュバスなんでしょう……愛してます♡


(もちろん!むしろこっちからお願いしたいくらいです!)


(にしし♪エッチなセリアお姉ちゃん大好き♡それじゃあ、任せてね)


 こうして念話終了……するとフェリスちゃんがモゾモゾと手をあげて、


『あの~……実はボクがセリアお姉ちゃんにお願いしたのがあって……』


『えっ!?そうなのか!?』


 唐突な告白にカイト君は驚いていますが、フェリスちゃんがエッチなのは周知の事実なので、少し納得している様子でした。


『うん……カイちゃんとの風呂場のマットプレイ用にローションを……あと、SMにも興味があってキャンドルをセリアお姉ちゃんに用意してもらったの』


『そうなのか……って!何だよ皆?俺をそんな目で見ないでよ!』


『カイトはん……本当に噂通りの男やな……火のない所にはなんとやらとは、よく言うたもんや』


 よし!ちょっとカイト君に流れ弾がいっちゃいましたけど、二つ分のエログッズをフェリスちゃんが引き受けてくれました。


 とりあえず淫紋遠隔魔法は上手く作動しました。次は……


『あああん♡』


 お母さんとも接続成功!バッチリ感じていますね♡


『マリア……どうかしたのか?』


『え、その~……ちょっと立ち眩みしただけよ、あなた』


 ふふ、お父さんに怪しまれたお母さんは、いつもの「あらあら~」という笑みを浮かべて母親の顔……でもその下ではトロットロのメスの顔が……さあ、念話開始!


(お母さん……上手に誤魔化せたね♡)


(セリアちゃん?ということは今の快感は……まさかフェリスちゃんのも……)


(そう……私……だから私の言いたい事は分かるよね?)


(……ダメよ。母としての威厳が……とてもあんなエログッズを買ったなんて……)


(一つでいいんです!お願いですから!母として娘を助けてください!)


(そんなこと言ってもダメよ!しっかり自分で責任をとりなさい!)


(ふ~ん……それじゃあ、お母さんの秘密を皆にバラしちゃおうかな?)


(ひ、秘密?私に秘密なんて……)


(ふふふ、風呂上りのカイト君のマッサージ……病みつきになってるよね?)


(そ、それは……)


(それどころかマッサージの後は必ず自分で……しかもカイト君の名前を呟きながら)


(あ、ああ……)


(わからされちゃったんですね?気持ちはわかりますよ?でも……私にもわからされたはずなのに……お母さんって本当にドスケベ……義理の息子をオカズにする孕まされ願望淫乱女だってお父さんが知ったら……)


(わかった!わかったわ!セリアちゃん!だからお願い!言わないで!)


(うん♡だから、こんなエッチな娘を産んだ責任をとってください♡)


 念話による言葉責めわからせ完了!淫乱聖女の製造者責任を感じながら、お母さんは恥ずかしそうに手を小さくあげて、


『わ、私もなの……セリアちゃんに頼んで……』


『ま、マリア!お前まで……』


『ごめんなさい、あなた……あなたが出張でいない時……寂しくて……体が火照って……我慢できなくてバイブで自分を慰めてたの……』


『そ、そうだったのか……その……すまん。なるべく家に帰れるように努力する』


『あなた♡』


 うんうん……私のおかげで夫婦の仲がより深まり夜の生活に潤いが……これはしばらく毎晩ギシアン確定ですね♡


 さて、残りのエログッズは二つ……いよいよ淫乱女教師の出番です♡


『んほおお♡』


 淫紋リンクに成功です!どんどん上達しているのが実感できます。


『どないしたんやデカパイ眼鏡?急に下品な声出して……ビックリするやないか』


『くうっ……何でもありません。それに私の名前はパレットです』


 ふふ、堅物女教師に擬態してもイッてるのは隠せていません。その証拠に乳首がビンビンに……それでは念話タイムです。


(パレット先生……相変わらず可愛い声ですね♡)


(セリアさん……淫紋を通じて……なんという恐ろしい才能……)


(お褒めの言葉ありがとうございます。でも、今の私に必要なのは……)


(わかっています……しかし、神聖な学び舎で……しかも、生徒と保護者の前で生徒に頼んでエログッズを買ったなどと……)


(神聖な学び舎?その神聖な場所にカイト君とのプレイルームを作っておいて……)


(は、はわわ……)


(ふふふ、正妻である私が知らないとでも?あ、別に怒ってるわけじゃないんです……パレット先生がより上質なメスになり、カイト君のオスとしての品格も上がるから喜ばしいぐらい……でも……ここでバラして二人がどんな反応をするか見るのも面白そうですね♡)


(わ、わかりました!任せてください!)


 念話終了!それと同時に淫乱女教師陥落!さあ、パレット先生はどっちのエログッズを選ぶのでしょうか?その答えが今……


『恥ずかしながら私も……セリアさんに頼んで乳首吸引具を……』


『なんやて!?澄ました顔しといて、とんでもないドスケベ女教師やないか!道理で乳もデカくなるわけや!』


『くっ……その……陥没乳首を治そうと……』


 ああああ!いい!咄嗟の嘘と同時に陥没乳首のカミングアウト!恥辱に染まる女教師ってエロの塊!私の大好物です!


 それではメインディッシュを……もちろんお姉ちゃんです♡


『くはああああ♡』


 遠隔淫紋隷属魔法最大出力!それに耐えられないお姉ちゃんは派手にイッてうずくまりました。カイト君がお姉ちゃんを心配そうに呼びかけていますが、今は私と念話中です♡


(お姉ちゃん♡凄い見事なイキっぷりだね♡)


(せ、セリア!皆の様子がおかしいと思ったら……やっぱりアンタなのね!)


(うん♡凄いでしょ♡)


(褒めてないわよ!この淫乱腹黒聖女!まさか私にも……でも残念ね!どんな言葉にも絶対に屈しないわよ!)


(ふ、ふははは!お姉ちゃんは特別だから言葉なんていらない……私の……聖女の本気で記憶を書き換えて……そうしてお姉ちゃんは淫乱操り人形になって私の言いなりになるの♡)


(や、止めて……お願いだから……洗脳は!もう洗脳されるのはイヤ!助けて!助けてカイト!頭が!私の心が犯される!いやああああ!脳内でセリアに……あん♡ああん♡らめええええ♡もうむりいい♡ほんとに♡そんなところに入っちゃ♡もごっ♡んん~♡)


 そそる!やっぱりお姉ちゃんは最高の敗北系エロヒロイン!脳内のお姉ちゃんは私の精神エロ触手で穴という穴を……そんなお姉ちゃんを私の手で極限まで輝かせみせる!記憶改ざん完了!理性のストッパー解除!性欲全開!わからせオールクリア!GO!淫乱操り人形お姉ちゃん!


『くひゅうう♡嘘ついてました♡私はセリアに頼んでエロエロドリームアロマを♡一人で寝る時♡毎晩使ってたの♡夢の中で小っちゃいカイトが♡私をお姉ちゃんって♡ベタベタ甘えて来て♡可愛すぎて♡襲っちゃった♡カイトは怖がって泣いちゃうの♡でもね♡気持ちよくしてあげたら♡私が犯されちゃうの♡やっぱりメスは屈服するもの♡小っちゃいカイトにわからされるの♡すっごく気持ちいいい♡』


 ちょっとヤリすぎちゃいましたかね……テヘ♪

 このお姉ちゃんの変貌ぶりに皆はドン引き……特にエビュアさんは腰を抜かしていました。


『な、なんちゅうドスケベ女や!やっぱりウチの目は間違いなかった……いや、ここまでの超弩級の変態とは見抜けんかったんやからウチの負けや!』


 この人は何と戦ってるんでしょうか……まあ、これで私の清純派聖女のイメージを守ることができたので仕上げです。


「そんな目でお姉ちゃんを見ないでください!こんなになる前に止められなかった私の責任でもあるんです!お姉ちゃん……ごめんね……お姉ちゃんがどんなに狂っても……どんだけ変態エロ女になっても私がいるよ」


 私はキラキラした涙を零しながら、狂ったお姉ちゃんを優しく抱きしめる……うん!すっごく聖女!自作自演ですけど、これだけ綺麗な絵になるんだから問題なし!

 実際にエビュアさんは感動したようで、


『やっぱ聖女はちゃうなあ!こんなイカれた姉にも慈悲の心を……よっしゃ!カイトはんと聖女様がいれば、エンシェントパレスの聖女伝説の謎を解明できるはずや!』


 エンシェントパレスに聖女伝説?あんなゴーレム牧場みたいなところに?色々気になりますけど、今の最大の懸案事項は……


『えへ♡えへへ♡カイト♡チュッ♡お姉ちゃんとチュッ♡いっぱいチュッチュ♡よしよしペロペロ♡全身にチュッチュ♡』


 ……お姉ちゃん……治るかな?まあ、きっと大丈夫!だって私は聖女ですから!私に不可能など無いのです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 全員手遅れな処が面白いですね。 腹黒聖女はカミングアウトしないとエロ方面で出涸らし枠が確実に…
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