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世界はAI(愛)で出来ている  作者: 蒼樹たける
AI(愛)の料理編
3/9

AI(愛)を込めた料理

信二が京子に手料理を振る舞う約束をしてから,数日が経った。

彼は京子の料理教室に通いながら,何を作るべきなのかを熱心に考えてその献立を決め,彼女を家に来るように誘ったのだ。


そしてその当日。

信二は朝早くから自宅で京子を出迎えるための準備を行い,信一はその様子をリアルタイムで観察するためのカメラの準備をした。

そうしているうちに時刻は昼過ぎになり,信二のケータイに京子からのメールが届いた。近くまで来たことの報告だった。


「そろそろ来る頃だな。俺は邪魔しないように部屋にこもるけど,準備はいいんだな?」


メールを読んでいる信二を見て,信一が尋ねた。


「うん。信一こそ,俺に何も言うことはないのか?」


「あぁ。前にも言ったが,お前が正しいと思うことをやればいい。お前の愛に任せるよ」


信一はそう答えて,信二の返事を待たずに自室へ入っていった。



そしてその数分後。

京子が彼らの家にやって来た。


「こんにちは,先生。どうぞ上がってください」


信二はインターホンの音を聞いてからすぐに玄関に向かい,ドアを開けて彼女を迎え入れた。


「お邪魔します」


京子はそう言いながら彼らの家に上がった。

信一から見た彼女の姿は,美容院に行ったばかりのように綺麗に切りそろえられた髪に,新品のようなワンピースと,いかにも気合の入った格好に見えた。


「座ってください。すぐに準備しますから」


京子をダイニングまで案内した信二は,椅子を引いて彼女をテーブルの席に座らせて,特に会話をすることもなく,すぐにそこを離れてキッチンで料理を提供する準備を始めた。

そして1分もしないうちにトレイに載せた料理を持って彼女が待つテーブルに戻って来た。


「どうぞ。まずはサラダとスープです。感想を聞かせてください」


黙って座る京子にそう言って,信二は料理をテーブルに置いた。



「ハハハ。とても好き合っている二人の空間とは思えんな」


まるで辛口評論家に料理を振舞っているような異様な雰囲気の彼らをカメラ越しに見て,信一は笑いながらそんな独り言をつぶやいていた。



「はい。では,いただきます」


信一に見られていることはつゆ知らず,京子は運ばれた料理を口にして真面目にそれを味わっていた。


「うん。美味しいです」


彼女がサラダとスープを数口ずつ食べてそう言うと,信二は嬉しそうに微笑んで答えた。


「良かったです。でもメインはまだですよ。とっておきがありますからね」


そして再び,信二は京子を一人残してしばらくの間キッチンへと姿を消した。


「お待たせしました。豚の角煮です」


数分後に戻って来た信二は,手に持った料理について簡単な説明をしてから京子の前に置いた。


「角煮ですか。なるほど。なかなか難しいものを作りましたね」


目の前に置かれたそれを見て,京子は興味深そうにそう呟いた。それを見て信二は説明を付け加える。


「今日の先生に作りたいものを考えると,これが一番かと思ったんです」


「その理由も気になりますけど,それは後で伺いましょう。まずは頂いてもいいですか?」


料理の状態を気にした京子は,信二との話を一旦中断させて尋ねた。ますます評論家みたいだと信一は思った。


「どうぞ」


「見た目は文句無しに美味しそうです。でも味はどうでしょうかね?いただきます」


信二が承諾すると,彼女はそう言って豚の角煮を食べ始めた。すると一口食べた瞬間に,彼女は顔をほころばせ,それを飲み込むとすぐに笑顔で信二に伝えた。


「うん。とっても柔らかくて美味しいです。味もちゃんと中まで染みてて,出汁も効いてますね。これは時間がかかったんじゃないですか?」


「かかりましたよ。朝から5時間かけて加熱したんですよ」


嬉しそうに信二は答えた。その料理にかけた苦労に気付いてもらえたことが嬉しいようだった。


「やっぱりそうですか。それも納得の味でとても美味しいです。ところで,こんなに美味しい角煮を今日の私に作りたいと思った理由というのを教えていただけますか?」


京子は信二の料理を再び口にして褒めた後,先程中断した会話を再開させた。信二はその理由を話し始める。


「はい。相手のことを思った時間が愛の指標になるって,僕の知り合いが前に言っていたんです。だから煮込み料理なら,たくさん時間をかけて僕の愛をしっかり先生に伝えられるって思って作ったんです。先生のことを思って作りました」


「えぇ。思いがこもった料理というのは,この美味しさで確かに伝わりました」


京子は笑顔で答えた。そして意を決したように一呼吸置いた後,静かに話を続けた。


「でしたら,私からも一つだけ。立花さんに言いたいことがあるんです」


「どうぞ」


信二が続きを促すと,少しの間沈黙が流れてから彼女が口を開いた。


「私と結婚を前提に付き合っていただけませんか」


勇気を出して口にしたであろうその言葉を聞いた信二は,表情を変えることなく真顔のまま答えた。


「ごめんなさい。あなたはとてもいい人だと思います。でも付き合えません。僕にはあなたを幸せにすることができないから」


信二の返事を聞いた京子は,彼の意見を優しく否定して言った。


「そんなことないと思いますよ。あなたは私が会った誰よりも真剣に話を聞いてくれて,誰よりも真面目に料理のことを考えていた。そんなあなたなら,結婚してもうまく行くだろうと思いました。だから告白したんです」


「そうですね。もしも先生と結婚できたら,楽しいんだろうなと僕も思います。でもそれはできないんです」


渋い顔で彼女の意見に同意しながら反対する信二の様子を,不思議に思った京子はさらに尋ねた。


「どうしてですか?理由を教えてください」


信二はその要求にはっきりと答えた。


「僕が人間ではなく,ロボットだからです。今の法ではロボットに人権は無く,もちろん結婚も許されていません。あなたと同じように時間を過ごすこともこれからできなくなる。だから,僕にはあなたを幸せにすることはできません」


思いがけなかった事実を告げられた京子は唖然として,まるでそれを否定する言葉を求めるように信二に質問し始めた。


「そんなこと。嘘でしょう?だって,ロボットなら料理教室に来る必要なんか無いじゃないですか?ロボットならプログラムとかで何とでもなるんでしょう?」


信二は難しい顔で正直に答えた。


「プログラムでは学べない心を学んで来るように,僕の持ち主に言われたからです。相手を思う料理の心を学ぶために,僕は料理教室に通っていたんです」


「そんなことあるんですか?でもそれなら,私とこんな恋愛ごっこする必要も無かったでしょう?悪い冗談はやめてください」


彼女はさらに問い詰め,彼は素直に答え続けた。


「それは,料理を教えてくれたあなたへの恩返しでした。深い愛を持つあなたに,他人を愛する心を思い出してもらうためにやったことです。信じられないなら,証拠を見せましょうか?」


そう言って信二は首の後ろにあるメモリーカード挿入口に手をかけたが,それを取り出そうとすると京子が拒否してその手を止めた。彼女は徐々に口調を強めて,さらに信二を質問攻めにしたのだ。


「いいえ,結構です。あなたが本当にロボットかなんてどうだっていい。つまり,あなたはあなたの持ち主という人と一緒に,私をからかっていたって事なんですね?年甲斐もなく恋愛にはしゃいでいた私を見て,面白がっていたって事ですよね?『私に愛を思い出させてあげる』?何様のつもりですか?」


普段とは打って変わった様子で激しく怒る彼女の言葉を聞いて,それに合わせたかのように信二も強く否定した。


「違います!僕も信一も,あなたのことを思ってやったことなんです。あなたがこれからの人生でもっと誰かを愛して,誰かに愛されるようになればと思っていたんです。確かに偉そうな考え方ですが,決して自己満足じゃない。僕たちは本当にあなたの幸せを思っています」


「信じられません。今まで立花さんは私にずっと嘘をついていたんですから」


京子は怒りを含む声で答えた。それでも信二は彼女に対して熱心に弁明し続けた。


「僕は今まであなたに嘘はついていません。確かに人間でないことを隠してはいました。でも僕が先生に発した言葉には一つの嘘もありません」


信二は一瞬テーブルの料理に目を落としてから,再び彼女の目を見て話を続けた。


「今日僕が作ったこの料理も,先生がこれからの人生を前向きで幸せに過ごせるようにと思いながら作りました。僕が幸せにすることはできなくても,いつかあなたを思ってくれる誰かが現れることを祈って作ったんです。理解してもらえないなら,それでもいい。でも僕は,先生なら分かってくれると思っています」


「いいえ,私にはあなたの気持ちが分かりません」


彼の願いは怒った京子に冷たく一蹴された。かと思いきや,彼女の言葉はまだ終わっていなかった。少しだけいつもの優しさを取り戻したような静かな調子で,京子は続けた。


「でもあなたが作った料理に罪は無いんです。この角煮がとても美味しかったのは事実であり,あなたが手間をかけて作ったことや,真剣に料理をしていたことははっきりと伝わってきます。私のためにこれを作ってくれたあなたの言うことなら,不思議と信じたいとも思います」


「それなら,許してくれるんですか?」


話し方が少し穏やかになった京子を見て,ホッとした信二は尋ねた。しかし彼女ははっきりと否定した。


「いいえ,それでも許しません。たとえ私のためにやった事だとしても,私の心を弄んだことに変わりありませんからね。失礼ですが,もう帰らせていただきます」


「そうですか…」


がっかりした信二は半ば諦めたようにそう答え,京子を玄関まで送った。


「ごちそうさまでした。何度も言いますが,料理はとても美味しかったです。ありがとうございました」


「いいえ,こちらこそ。先生のおかげで料理の腕も上がりました」


玄関のドアを前にした京子は,信二とそんな無機質な会話をしながら靴を履き,その場を立ち去る準備を整えた。

そして京子は信二に何も言わぬまま,彼に背を向けて玄関のドアノブに手をかけた。そのまま出て行くかに思われたが彼女はその状態で一瞬動きを止めた後,振り返って信二に告げたのだ。


「最後にあなたの持ち主という人に伝えてもらいたいことがあるのですけれど,よろしいですか?」


「はい。確かに伝えておきます。何ですか?」


信二がその要求を受け入れて尋ねると,京子は彼に言った。


「先に謝っておきますね。ごめんなさい」


ペチン!


京子が謝った直後,人の肌と肌がぶつかる小さな音が玄関に響いた。彼女が信二の顔をビンタしたのだ。手をぶつける程度の軽いものだったため,叩かれた信二はほとんど動かず,彼女の手は彼の頬に触れたままの状態になった。信二はそのまま直立して彼女の目を見続けた。


「これから先,本気で愛し合える人が見つかったら良いですね。お互いに」


京子も信二の目を真っ直ぐに見てそう言って,彼の頬から手を離した。信二からも彼女に聞きたいことがあったが,京子はそれを拒否するかのように矢継ぎ早に次の言葉を口にした。


「では失礼します。あなたが教えてくれたこと,少しは考えてみようかと思います。でも許したわけではありませんからね」


京子はそう口にして信二にお辞儀をした。


「はい。ありがとうございました」


信二はそう答えてからお辞儀を返した。

そして彼からのそれ以上の口を挟む暇も無く,京子は自分でドアを開けて彼らの家から去って行った。



「いや~。心苦しい話だったが,悪くはなかったと思うぞ。信二」


玄関に佇んでいた信二を元気づけようと,信一が軽い調子で俯いていた彼に声をかけた。


「信一,ごめん。先に謝っとく」


「ん?」


信一は囁くように言った信二のその言葉を聞き直したが,信二はそれを言い直すことなくその手を動かした。


バッチーン!


何かが破裂するような大きな音が玄関に響き,何が起こったのか理解できないまま信一が床に倒れた。信二が信一にビンタしたのだ。


「痛いな!高橋先生がお前にやったやつの100倍は強いだろ!」


叩かれた頬を押さえながら信一は起き上がり,信二に文句を言った。


「先生の愛だ。それに俺の愛も少しだけ足した」


「それは分かってるよ。だから避けなかったんだ」


信二は信一の負け惜しみのような言葉を無視して,彼に話し続ける。


「俺には無理だけど,信一なら先生を幸せにしてあげられたかもしれないんじゃないか?先生に叩かれた後で気づいた。彼女を振り向かせたのは,俺の愛かもしれないけど,信一の愛でもあるんだ」


真剣に話す信二の顔を見て,信一も真面目に答え始めた。


「それは出来ない。俺もお前も,これから愛するべきものは世界だ。一人の女だけを見ている暇は無い。それに,高橋先生のことも考えてみろ。俺たちなんかよりも,彼女だけを愛し続けてくれる人の方がずっと良いだろ?深い愛を持つあの人なら,そんな人もいつか見つかるだろうさ」


「そうかな?もしかしたら,俺が先生を余計に恋愛から遠ざけてしまったかもしれない。僕が断ったことで,恋愛を嫌いになったりしないかな?」


「あるかもな」


不安げな信二の意見に信一は同意した。しかし,見るからに落ち込んでいる様子で下を向く信二の姿を見て,信一は彼を慰める言葉を紡いだ。


「でも『愛の反対は憎しみではない。無関心だ。』っていう言葉もある。関心を持っている限りは,そのイメージは何かしらの出来事でひっくり返る事もあるんだ。だからこれから彼女が恋愛を好きになる可能性はいくらでもあるんだぞ。それはお前のおかげだとも言える」


「そっか。それじゃあ,俺はもう料理教室には行かない方がいいよな。先生の幸せを邪魔してしまうかもしれないから」


信一の言葉を聞いて,多少元気になった様子の信二がそう言った。


「そうだな。だがそれ以上に,お前がこれからも先生に会い続けると,俺の頬がどんどん腫れ上がっちまう。俺の顔を守るためにも,料理教室に行くのはやめることだな」


信一は信二に叩かれた頬を押さえて,嫌味ったらしく答えた。


「悪かったよ。氷持ってくる」


「サンキュー。ついでに腹が減った。俺を殴った詫びとして俺にも美味い豚の角煮を作ってもらおうか」


いつも以上に優しい信二の対応を見て,調子に乗った信一は彼にそんな無理を言った。

信二があの豚の角煮を作るのにかなりの手間をかけていたことを信一は知っていたため,もちろん冗談のつもりで言ったのだが,それを聞いた信二は彼に笑顔を見せて答えたのだ。


「ハハ。信一は絶対にそう言うと思って,実は多めに作っておいたんだ。先生への愛を込めた残りものでよければどうぞ」


「もちろん頂く。お前の愛なら,誰に対してのものでも全部受け止めてやるよ」


思いもよらなかったご馳走に喜ぶ信一はいつも通りの調子でそう答え,彼らはいつものように二人で楽しく食事をとった。



料理教室の経験を経て,より一層美味しくなった信二のご飯を食べた信一は,一人で自室に戻りある人物に電話をかけた。


「もしもし,立花信一だ。信二の定期連絡をするぞ。準備いいか?」


「どうぞ」


電話が繋がった途端,挨拶もなしに本題を告げた信一に対して,電話相手の女性の声もまた,挨拶もなしに了承した。

そして信一は今日の出来事を彼女に逐一報告した。


「アハハハ!それであなたは彼にひっぱたかれたの?」


「あぁ。そうだよ。他人の不幸がそんなに楽しいか?」


爆笑する電話相手の声に,信一は不愉快な声で尋ねた。しかし彼女は依然,楽しそうに笑いながら答えた。


「楽しいわよ。いつも私に偉そうに説教垂れるあなたが料理教室の先生に嫌われた挙句,自分の家のロボットに叩かれるなんて!アッハッハ!」


少しも遠慮することなく笑い続ける彼女の様子に,うんざりしながらも信一は話を続ける。


「愉快に笑ってるが,俺はものすごく痛かったんだぞ。ロボットってのは人間に危害を加えないんじゃなかったのか?」


「あぁ。多少は力を加えることはできるわよ。でないと介護ロボットとかが成立しないじゃない。多分人間に加えられる最大限の力をあなたにぶつけたんだと思うわ。フフフ」


信一は彼女の笑いがおさまるまで本題に入るのを待とうと考えていた。しかし,いつまでも飽きることなく笑いを堪えるように話す彼女のその声を聞いてキリがないと思った彼はその考えを諦め,笑いながら話す彼女に真面目な調子で報告を再開した。


「自業自得だからそれは仕方ないがな。信二の愛の成長のために彼女の心を利用したのは確かな事実だ」


「ねぇ。気になったんだけど,あなたはその展開を予想できてたの?さすがにビンタまでは無理だろうけど,信二くんが彼女の誘いを断ると思ってたの?」


信一が真剣に話し始めたためか,だいぶ落ち着きを取り戻した電話相手の女性の声は信一にそう質問した。信一はそれに対して少し悔しそうに答えた。


「いや,思ってなかった。受け入れて恋人同士になると思ってたんだ。結婚はできないから,その話が現実的になった段階で,信二に彼女を幸せにできないということを教えて別れさせるつもりだった。信二から拒否しないと,彼女はロボットのあいつでも愛してくれそうだからな」


「結局は同じ事じゃない」


「そうなんだけどな。前にも言った通り,あいつの愛が思った以上の速さで成長してるって事だ。俺はそれを読めてなかった」


軽く意見した彼女の言葉に信一は同意して,現在の信二の状況をまとめた。


「それは私の才能のおかげ?それともあなたの愛とやらの結果なの?」


信一の結論を聞いた彼女は彼に質問した。信一は少し考えた後で答えた。


「うーん。どちらでもあるが,一番の要因はどちらでもない」


「何それ?」


含みのあるような言い方をした信一に,電話相手の彼女は尋ねた。


「信二自身の高橋京子への愛と,彼女からの愛のおかげだろうな。やっぱり,愛は人間だけじゃなくロボットも成長させるという俺の仮説は正しかったらしい」


「うん。今のところはそうかもね。次は何か考えてるの?聞いた感じだと予定がだいぶ早まってるみたいだけど」


信一の報告に納得した様子の彼女は彼に聞いた。彼はそれをはっきりと答えた。


「もちろん考えてある。これまでは料理の愛を学ばせたが,次のテーマは『無償のAI(愛)』だ」


「無償の愛?」



信一はそれを彼女に説明してから電話を切った。

そして,信二のAI(愛)のための次なる計画に向けての準備を始めたのだった。



『無償のAI(愛)』編につづく

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