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「シロ誕生日おめでとう」

「「おめでとう」」

みんなが僕を祝ってくれる

「ありがとうございます」

ただただ嬉しくて暖かかった こんな小さな幸せでも僕は胸がいっぱいになるほど嬉しく感じられた

こんな小さな幸せが続くと僕は思っていた、まさか簡単に壊れてしまうとは考えず

いきなりみんなが立ち上がって眩しくて見えない方に歩き始めた僕の方には振り返らず

「みんなどうしたの?どこにいくの?」

質問をしてみても返事はなく誰も僕を見ようとしない

「ねぇ、おいてかないでよ」

進み始めてもみんなとの距離はどんどん離されて

追いつこうと走り始めようとした時足に力が入らなくってこけてしまった

「いっ、なに」

自分の足を見てみると両足の足首に剣が刺さっていた、だが痛みはない

でもどんなに力を入れても立ち上がる事すら出来ない

「みんな待ってよ おいてかないでよ」

僕は叫んだおいて行かれたくなくて

その時何を言っても止まらなかったみんなの足が止まった

これでおいてかれなくてすむと考えたら少しは安心できた みんなが一斉に僕の方えと振り向いた

みんなは冷たい目で僕をみた今の地面に這いつくばって惨めな僕を、そしてまた歩き始めた僕が今倒れてる暗く冷たいところとは真逆の輝いてとても暖かそうな場所えと

「セラー父さん 母さん みんなー」

どんなに呼びかけても返事はなくみんなは歩いていく

みんながどんどん小さくなるなか僕はとある気持ちでいっぱいだったそれは












「羨ましいな」

嫉妬だった




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