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真夜中の星
夜はいつも以上に寒く、暗くそして寂しく感じられた
どんなに頑張っても何をしても僕はもう、、、
心剣を作り出し
「この剣のせいで僕は、僕はぁ」
ギャン ギャン ギャン ギャン ギャン ギャン ギャン
何度も何度も自分の呪いを岩に叩きつけたこのまま壊れてくれるように
「この剣さえなければ幸せになれたのに」
ギャン ギャン ギャン ギャン ギャン 何度も何度も
ギャン何度も ギャン何度も ギャン何度も ギャン何度も ギャン 何度も叩きつけて
遂に パキィィィン!!と言う音のあとに呪いは砕けたでも例え今呪いも砕いても、
折ろうと溶かそうとも、 明日にはまた呪いは僕についてくる
僕はもうこの呪いから逃げる事が出来ないんだ
「クッ」
叩きつけすぎて痺れてあまり動かせない手を今度は地面に叩きつけた
痺れていたせいであまり痛みを感じられない
でもやめなかったいや、やめられなかった
夢中になりすぎた僕は後ろから迫ってくる黒い影にきずくことはない