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創作150 No.9『大切なこと』
つらい記憶を忘れる薬をつくった。これでもう誰も傷つかずに済む。それを幼なじみに話したら彼女はこう言った。
「つらい記憶って必要だと思う。それがあるから、人は頑張れるんじゃないかな。つらい記憶を糧にしてさ」
ハッとした。だから俺は薬の入った瓶を床に叩きつけ、割った。彼女のお陰で大切なことに気づけたから。
いきなりQ&A
Q:誰のためにつくった薬なの?
A:「幼なじみために。彼女にはずっとつらい記憶があったから。でも、俺が間違ってた。彼女はとても強い。つらさと真正面から向き合っている」(俺)




